老化はもはや選択可能 デビッド・シンクレアとの対話 第60回

医療・健康・長寿
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この動画は、世界的な老化研究の権威であるハーバード大学医学部のデビッド・シンクレア教授へのインタビューである。シンクレア氏は、老化は単なる身体の損傷ではなく情報の喪失であるという「情報理論」を提唱し、エピジェネティクス研究を通じて年齢逆転の可能性を実証している。マウス実験では失明を回復させ、認知症状態の脳を若返らせることに成功し、現在は霊長類での臨床試験を経て18ヶ月以内の人間での治療開始を目指している。老化には上限がなく、細胞のバックアップコピーを活用した真の年齢逆転が実現可能であることを科学的根拠とともに解説している。

Aging is Now Optional w/ David Sinclair | EP #60
Get my new Longevity Practices book for free: In this episode, filmed during Abundance360, Peter and David discuss David...

老化に上限はあるのか?

人間の老化に上限があると思うか?そんなもんは問題にもならへんで。ちょっと説明させてもらうわ。

わしは、意識を持って、そして自分らが病気になって死ぬってことを知ってて、他のみんなが死んでいくのを見守らなあかんなんて、そんなん公平やないと思ったんや。わしはおばあちゃんにインスピレーションを受けてん。おばあちゃんが「人間はもっとええことできるんやで」って教えてくれたんや。

わしの博士課程の指導教官は「なんで老化なんか研究するんや?そんなもん科学ですらあらへんで」って言うてたけど、ほんま聞かんでよかったわ。

老化っちゅうのは単に身体が摩耗するような損傷やないんや。実際には情報の喪失なんやで。いつかあんたらの脳を若返らせて、記憶を取り戻して、また学ぶ能力を取り戻せる日が来ると信じてるで。

真の年齢逆転への挑戦

もうわしは老化を遅らせるなんて話はしてへん。真の年齢逆転を何度でもできるって話をしてるんや。

すべての細胞にはバックアップコピーの情報があるんやで。そしてそのバックアップコピーが存在するっちゅう事実が、すべてを変えるんや。わしらは老化せなあかんっちゅう法則なんてあらへんねん。それを覚えといてや。

ムーンショットとマインドセットにようこそ。今年のAbundance 360で一番のお気に入りの会話の一つが、デビッド・シンクレア博士との炉端談話やったんや。世界中で知られてる年齢逆転とエピジェネティクスの第一人者、もしかしたら一番の思想家かもしれへん。

デビッドはハーバード大学医学部の教授で、老化と長寿を研究してる。彼は13年間にわたってエピジェネティクス変化による老化の加速とその逆転に関する研究について、Cellに画期的な論文を発表したばかりやった。

エピジェネティクスの発見

1990年代初頭にこの分野を始めた時、多くの人にとってそれはわしのキャリアの終わりやと考えられてた。博士課程の指導教官は「なんで老化なんか研究するんや?複雑すぎて理解でけへんし、そんなもん科学ですらあらへん」って言うてたけど、ほんまに聞かんでよかったわ。

それは確実に直感以上のものやったし、今でもそうや。もしあんたらがわしの本を読んだことがあるなら知ってるやろうけど、わしはおばあちゃんにインスピレーションを受けてん。おばあちゃんが人間はもっとええことができるって教えてくれた。

4歳の時におばあちゃんが、わしの知ってる人みんな、ペットも含めて死ぬことになるって、そしてそれはきれいなもんやないって言うた。そしてわしも死ぬんやって。4歳の子供にとってはちょっとしたショックやったで。

わしらはみんな同じ年頃にこのことを学ぶけど、忘れてしまうんや。だって意識のある動物として、その事実を知りながら毎日生きるには痛すぎるからな。ほんまに重荷やで。

わしは意識を持って、自分らが病気になって死ぬってことを知ってて、他のみんなが死んでいくのを見守らなあかんなんて、そんなん公平やないと思った。それが4歳の時や。そして15、16歳頃に、遺伝子工学っちゅう新しい技術が、これまでにない方法でこの問題に取り組めるかもしれへんと思ったんや。それでその方向に目標を定めたんや。

情報理論の老化への応用

1月12日に、哺乳類でエピジェネティクスを使って老化をコントロールできることを示した論文をCellに発表した。この論文の要点はなんやったんや?

情報理論の老化っちゅうのは、わしがまだ20代の時に作り上げた理論や。夜中に目が覚めて、このアイデアが浮かんでん。多分ミューズが届けてくれたんやろうな。ノートに書き留めて、そのノートは今でも研究室にある。それ以来ずっとその計画に沿って進めてきてるんや。

老化っちゅうのは単に身体が摩耗するような損傷やないっちゅうアイデアや。実際には両親から受け継いで、発達過程で築き上げた情報の喪失なんやで。そして細胞にその問題があるっちゅうことを、ついに25年後に哺乳類も同じ問題を抱えてることを発表したんや。

なんで老化するのかの大部分を理解することで、わしらは老化プロセスをコントロールできるようになった。マウスのコロニーで年齢を前後に動かして、病気にさせたり、今度はそれを逆転させたりできるようになったんや。

老化に上限はない理由

人間の老化に上限があると思うか?

そんなもんはあらへんって分かってるで。問題にもならへん。

理由を説明させてもらうわ。わしがその答えを出す理由はたくさんある。わしにとっては自明なことやけど、一部の人にはそうやないし、わしらが120歳を超えて生きられるっちゅうアイデアに批判的な人もおる。

一番ええ例の一つは、わしらが寿命を延ばそうと試みたすべての種の寿命を延ばすことができたっちゅうことや。そしてわしらはそれらの種と何も変わらへん。これが第一点や。

第二点は、わしらと遺伝的、生物学的に非常に似てる種で、わしらよりずっと長生きする種がたくさんあるっちゅうことや。一番ええ例はホッキョククジラやけど、多くのクジラがわしらより長生きする。そしてクジラは子供を産むし、意識もあるし、乳も作る。だからわしらは、彼らがそんなに長生きできることを可能にしてる要素を真似すればええだけや。今はその方法についてずっとええアイデアを持ってると思う。

そやからそう、わしらが老化せなあかんっちゅう法則なんてあらへんねん。それを覚えといてや。

技術の急速な発展

今、AI、量子コンピューティング、センサーネットワーク、ビッグデータの大規模な進歩について話してるところやけど、これらの技術の超成長期にいることが分かってる。レイ・カーツワイルが明日の朝話すように、橋から橋へのアイデア、つまりあんたの仕事は今から100年の延長を得るためのことをするんやなくて、次の10年間の健康な年数を得て、それらの技術を迎え撃つことや。この次の10年間は今まで以上に異なる時期やと同意するか?

確実にそうや。わしらは既に、わしが始めた時に思ってたより何十年も技術的に進歩してる。わしは自分の子供たちと未来の子供たち、そして孫たちを助けるために働いてると思ってたけど、発見のペースがずっと速くなったことが分かった。

それは部分的には技術のおかげや。今では何年もの作業と何十億ドルもかかってたことを、一日で何十億もの遺伝子を同時に分析する実験ができるようになった。それでとても迅速な実験ができる。

わしを超ポジティブにさせるもう一つのことは、なんで老化するのかだけやなくて、そのプロセスをどうコントロールするかについても大きなブレイクスルーを起こしたと思うことや。

わしのキャリアのターニングポイントは、すべての細胞、すべての人の細胞に情報のバックアップコピーがあるっちゅう発見やった。そのバックアップコピーにアクセスできて、スイッチを切り替えることで細胞が生物学的年齢をリセットして、若い時のように再び機能できるようになる。文字通り再び若くなるからや。

そのバックアップコピーが存在するっちゅう事実がすべてを変える。もうわしは老化を遅らせるなんて話はしてへん。真の年齢逆転を何度でもできるって話をしてるんや。そしてそんなことを言ってもステージから笑い飛ばされることはもうあらへん。

バックアップコピーの証拠

このバックアップコピーの証拠について、いくつかの例を話してもらえるか?

これらは双子二組の個人や。デンマークの非常に大規模な双子研究で、遺伝子対環境、つまりエピジェネティクスの影響を見たものや。エピジェネティクスは環境に反応するもんやからな。

この二人の一卵性双生児を見ると、ずっと若く見えるし、実際に生物学的にも若い。今はそれを測定できる。健康的なライフスタイルを送ることで、医者がよく推奨することを聞いたことあるやろうけど、老化プロセスを遅くする方法についてはよく知られてる。見た目が若くなるだけやなくて、実際に生物学的に若くなるんや。

だから運動して、適切に食べて、食事回数を減らして、適切なサプリメントを摂れば、生物学的に若くなって、実際に病気をずっと後まで寄せ付けへんことになる。

CDの比喩による説明

これは何を意味するのか?一つ前のスライドに戻って、概念は情報やねん。わしらが知ってる主要な情報の種類はDNAのゲノムやけど、同じくらい重要で、さらに複雑な別のレベルの情報もある。それがエピゲノムや。

それはDNAがどう束ねられて形作られるかをコントロールする構造で、25,000の遺伝子のうちどれがいつオン・オフされるかを決める。わしらが胚を形成する時や発達する時に、生き方によってそれらの遺伝子がオン・オフされる。

身体を知覚された逆境や、あまり損傷を与えへん逆境の状態に置くと、エピゲノムが実際に反応してより安定になる。アイデアは、細胞がより長く若々しく機能する方法を覚えてるように、エピゲノムを安定化させたいっちゅうことや。

このスライドで示されてる比喩は、コンパクトディスクや。みんなそれが何かを覚えてることを願うで。信じられへん技術で、約20曲を入れることができた。

ハーバードで教えてる時、学生たちは「何のこと言うてるんですか?これ古すぎます」って感じや。若い人には、コンピューターをリセットしたり、iPhoneの横のボタンを押すのと同じやな。

比喩はこうや。デジタル情報がDNAで、それが音楽や。でもそれを読まなあかん。金属ディスクの上の窪みだけやない。エピゲノムはその情報の読み取り装置に相当するんや。

老化は、わしが信じてるし、新しい論文で非常に強い証拠を示してるのは、CDの傷のようなもんや。だから細胞はまだ音楽、つまり遺伝子を持ってるけど、適切な時に適切な場所で正しく読み取られへん。それで細胞は機能の仕方を忘れる。

脳細胞が皮膚細胞のようになったり、皮膚細胞が腎臓細胞のようになったりする。わしらは高度に分化した機能的な若い細胞やなくて、ごちゃ混ぜになってしまう。これが老化の情報理論や。

この論文で分かったのは、そのプロセスを大きく動かすのは壊れたDNAやっちゅうことや。できるだけX線やCTスキャンは避けるんやで。あまり飛行機にも乗らん方がええ。まあ、わしがやってることはやめといて、実際にそれらの破損を防ぐような生き方をするんや。それがエピゲノムを乱すからな。

でも素晴らしい点は、わしらがその傷を磨き取って、細胞の美しい音楽とその若さを取り戻すことができることを発見したっちゅうことや。

長寿脱出速度について

長寿脱出速度っちゅう概念について話されてる。生きてる年数一年一年につき、科学があんたの寿命を一年以上延ばすことができる瞬間がある。今日人々が話してる数字は、四年につき一年を追加してるっちゅうことや。この点についてはどう思うか?いつ長寿脱出速度に達すると思うか?

今のところ、わしが話してるようなブレイクスルーなしに、生きてる年数一年につき約3ヶ月を得てる。今日の状況を更新させてもらうわ。

わしらがこの発見をして、細胞や人間の組織、マウスの組織、生きたマウスの年齢をリセットできることが分かったのは約5年前やった。3年前に発表された。

マウスでの作業を始めて、マウスの眼球を若返らせて、視力を取り戻させた。それがNatureの表紙を飾った。2020年12月のやつや。Natureが雑誌の表紙に「時を戻す」っちゅうタイトルを載せるだけの勇気を持ってくれて、非常に光栄やった。これがわしの研究室と老化への見通しのすべてを変えた論文や。

それ以降、わしらはLife Biosciencesっちゅう会社を設立した。何年もの間、マウスでの広範囲な研究を行った。安全かどうかを知る必要があった。非常に安全やった。何年もこのプロセスを動かしても、否定的なものは一度も見たことがない。

OS、略してOSKっちゅう三つの遺伝子があることを発見した。これらは胚形成中にカスケードの出来事を起こして若い人間を作る遺伝子調節因子や。幸運なことに、わしらみんなにとって、その三つの遺伝子は腫瘍や病気を引き起こすことなく、成人の細胞の時計を戻すこともできる。そしてアイデンティティを失うほど戻りすぎることもない。

これは本当に驚くべきことで、もしそれをずっと続けていたら、ゼロ歳まで戻ってしまうと思うやろ?でもそんなことはない。細胞は約80%戻って、そこで止まる。ゼロに戻ることを防ぐバリアがある。他の遺伝子を外しておけば、確実に人類への贈り物やで。

今わしらは、ボストンを拠点とするLife Biosciencesで、非ヒト霊長類での研究を行ってる。これはグリーンモンキーでの研究や。この表紙に虹彩があるのは、OSK遺伝子療法で網膜の年齢を若さまでリセットすることで、緑内障と老化による失明を逆転できることを示したからや。そのマウスたちは完全な視力を取り戻した。

これは大きな意味がある。なぜならあんたらやほかの研究者が行ってきた研究への批判の一つが、すべてマウスでの研究やっちゅうことやからな。マウスはすべての利益を得るけど、わしらは人間や。でも非ヒト霊長類は大きな意味がある。わしらは彼らと遺伝子コードの99.99%を共有してるからな。

結果をちらっと見たけど、かなり有望やと言えるで。これは本当に大きなことや。わしの予測では、次の18ヶ月から2年以内に、人間での最初の年齢逆転臨床試験、失明を治すための試験を行うことになる。その研究は実際に今計画されてて、そのための材料も製造されてる。

研究室の様子

あんたの研究室を8月と9月の長寿プラチナトリップで訪問する予定やけど、そこにはどれくらいの大学院生がいるんか?

毎日研究室に入って、どれだけ小さいかに驚いてる。イーロン・マスクが言うように、前を向いて今日やなくて未来を見る、本当にどう違いを生むかを知ってる献身的な人々がいれば、何でも達成できる。

わしは約20人の賢い若いPhD学生とポスドクの小さなグループを持ってて、彼らがこの魔法をすべて実行する。かなり小さな研究室で、約1,000平方フィートや。そこですべてを行ってて、人々を案内するのに飽きることはない。魔法のようやからな。

入って行くと、人間の脳を育ててるのが見える。これらのオルガノイドを育てたことがある人はいるか?多分多くの人が見たことあるやろう。

左側には人間の組織から育てた大脳オルガノイドがある。今ではわしらの研究室だけが、これらの脳を本当に老化させることができると思う。数週間で70歳にできる。認知症を発症させて、右側の電極で測定できる。そしてわしらは実際にそれらの小さなオルガノイドの年齢を逆転させて、思考能力を取り戻させる。

電気活動が戻ってくるのが見える。時々小さな目も育つんや。ちょっとかっこええやろ。でもなんでやるかっちゅうと、かっこええからやない。実際に脳全体が可逆的やっちゅうことを教えてくれるからや。

実際にマウスでもやったことがある。まだ発表してへんから、ここで初めて聞いたことになるけど、認知症のある老いたマウスの脳の年齢を逆転できる。3週間かけて脳の年齢を逆転させる。わしらの治療法を静脈注射して、4週間オンにするだけや。そのマウスたちは若い脳を持って、また学ぶ能力を取り戻す。

わしは、目や全身に注入するか、遺伝子をオンにする薬を飲むだけの日を想像してる。わしらはドキシサイクリンっちゅうただの抗生物質をその遺伝子のトリガーとして使う。トリガーやから抗生物質は必要ない。抗生物質として使ってへん。オン・オフスイッチや。でも身体をリセットできる。

目の後は聴覚と認知症に進む。そして脳を若返らせて、記憶を取り戻し、また学ぶ能力を取り戻せる日が来ると信じてる。

長寿脱出速度の実現時期

レイ・カーツワイル、ジョージ・チャーチ、そして今あんたに聞いてる。長寿脱出速度の目標日付のアイデアについて。いくつかの十年を挙げるから、賭ける人として、次の10年以内、2番目の10年、3番目の10年で、オーバー・アンダーを教えてほしい。

それはもう既にここにある。ただ広く利用できへんだけや。少なくともマウスなら既にここにあるで。

わしらの治療法について話してへん。それはハードコアで、ロケット対ライト兄弟やからな。でも今、年齢逆転特性を持つ分子と薬の組み合わせについて発表された論文がある技術がある。

ラパマイシンやその組み合わせについて話してるのか?グレッグ・フェイが分子の組み合わせについて良い研究を続けてる。

だからわしは、年齢をある程度リセットできる分子と薬が既にあると信じてる。わしの年齢やったら30歳に戻ることはでけへんけど。

わしの研究室で、そして世界中の賢い科学者たちが、わしらがこれまで答えられへんかった質問にAIを使って答える能力は、パートナーのセリーナも知ってるけど、朝一番に論文を読むのがわしの習慣や。それはほんまに脳への負担やけど、100論文しかカバーでけへん。毎日7,000の医学科学論文が発表されるからな。

それだけでも毎日合成する能力があればええんやけどな。今それをやってるけど、OS遺伝子治療を真似できる最適な分子を見つける方法をAIに聞くことができる。まともな答えが得られる。

だから指数関数的に指数関数的な増加がこの分野のペースで起こる。AIがわしらを超人間にするだけやなくて、資金レベル、Nature論文を発表して以降このエリアの特定の企業に投資された金額もや。

ジェフ・ベゾスにも、資本化された企業をいくつか紹介してた。理由は明らかかもしれへんけど、この分野がもう生物学の辺境やなくて、ほんまに製薬開発になったからや。その土地を獲得する者が今世紀の支配的な産業になる。

全身への応用可能性

あんたとジョージ・チャーチとの議論で覚えてる点の一つは、本当の若返り治療は、一つの組織や臓器に効果があれば、全身に効果がある可能性が高いっちゅうことや。

それも幸運やけど本当や。動物で今発見してることや。わし自身にまだ注射したことはない。多分数年はやらへんやろうけど、マウスでは、眼や視神経の神経細胞で効果があるものが、網膜の上皮細胞でも効果があるし、網膜の外層細胞でも効果がある。腎臓でも効果があるし、筋肉でも効果がある論文を出したところや。

こんなにたくさんの異なる細胞タイプで効果があるなら、リセットできる普遍的な生物学プロセスやと思う。だから全身リセットが来るって言うても大げさやないんや。

遺伝子治療の仕組み

長寿プラチナトリップでよく話すことの一つが、基本的に分子ロボットであるアデノ随伴ウイルスを使った遺伝子治療のアイデアで、特定の組織にウイルスをターゲットできるっちゅうことや。

それがまさにわしらがやってることや。FDAで既に使用・承認されてる家畜化されたウイルス、AAVを持ってる。わしらのシステムはもうちょっと進歩してて、ジョージと共同開発したものや。

それは二部構成のシステムで、両方の部分が必要やけど、誘導可能でもある。今のところ、わしの知る限り、オン・オフスイッチを持つ臨床で開発されてる製品は他にはない。安全性の理由で重要やと思うし、三倍高価にしてしまうけど。

あんたが設定してることは、OS遺伝子の三つを身体のすべての細胞に入れるけど、オンにする必要がある。そうやないと非アクティブやっちゅうことか?

そう、そうや。Nature論文とCellの新しい論文でやったのは、安全性の理由でこれらの遺伝子がいつオンになるかを精巧にコントロールしてることや。でもマウスでは、少なくとも何度でもリセットできることが今分かってるからでもある。

だから治療を受けて、身体がこれらの遺伝子でいっぱいになる。遺伝子はオフになってて、病気になったり、怪我をしたり、老化しすぎたら、数ヶ月間抗生物質のコースを取って、毎回リセットできる。救急室にいても、ドキシサイクリンの注入をしてもらって、修復遺伝子がオンになって、鼻が再生して、脊椎が再生したりする。

研究資金と将来の展望

トニーとわしで、あんたの研究室に100万ドルの寄付をできて幸せやった。もし無制限の資金があったらどこで実験して、次にどこに向かうか?

わしは次世代の年齢逆転技術に大きな努力を注ぐやろう。今は遺伝子治療やから、高価で人類を変えるっちゅう夢を実現するのは難しい。

それは言うたけど、わしらがしたいのは、その遺伝子治療を錠剤に変えることや。錠剤のコースを取って同じ効果を得られるようにな。実際に分子を配布する方がウイルスより簡単やからな。だからそのグループを拡張して、組み合わせで摂取できる分子を何百万もスクリーニングしたい。

化粧品会社を持てるかもしれへんし、多分最大の製薬会社の一つになるかもしれへん。それは先を行くために超重要な分野やと思う。

万人へのアクセス可能性

人々があんたとわしによく聞く質問の一つは、これは富裕層だけの治療なのかっちゅうことや。ロンドン・ビジネススクール、オックスフォード、ハーバードの研究では、世界人口の年齢を一年減らすことで世界経済に38兆ドルが追加されるってことが分かってる。だから本当に人類の向上なんや。

量産になれば、これがみんなにアクセス可能で手頃な価格で利用できるようになると思うか?

死ぬまで頑張るで。それが目標や。わしはもう超楽観的や。研究室には既に年齢逆転の兆候を示す分子がいくつかある。でもまた、コンコルドを本当に速く作りたいんや。

個人的な健康習慣

いくつか他の簡単なことを聞かせてもらうわ。ラパマイシン、摂ってるか?

時々や。週に1回6ミリグラム摂ってる。

メトホルミンは?

毎日、覚えてる時にな。

覚えてる時にって、セリーナがきっと手伝ってくれるやろうな。

あんたはビーガンになったけど、ずっとビーガンやったのか?

違う。約2年前までは偽地中海食やった。健康的やと思ってたけど、赤ワインとチーズとか、素晴らしい生活やった。でも残念ながら記憶を失ってた。

インサイドトラッカーとかの検査会社によると、実際の年齢より7、8歳若かったんやけど、ここにいるセリーナ・ペシーニに出会った。栄養士やし、長寿の専門家やし、わしの知らへんたくさんのことをやってる人や。その中の一つが何を食べるかっちゅうことや。

セリーナがビーガンに転向させてくれた。今はもがいてるビーガンやと言うやろう。まだバターやミルクを時々摂るし、たまにはアルコールも飲む。でもできるだけ植物中心にしようとしてる。

実際に植物系が好きになったんや。フムスやババガヌーシュとか、そういうもんが大好きや。だからサラダばっかり食べてるわけやない。

セリーナの言うことを聞いて食事を変えた時に驚いたのは、あんたらも知ってるように、わしはいろんな方法で自分を測定してるんやけど、その食事に変えて数ヶ月で、生物学的年齢がまた2年戻ったんや。だから今は確信してる。

肉を食べなあかん、アルコールを飲まなあかんって言う人がたくさんいるけど、特にアルコールは節制してみてって言いたい。

わしの父親はよく「ピーター、何事も適度にな」って言うてた。

ミトコンドリアと健康習慣

ミトコンドリアについて話そう。パワーハウスや。NMN、NADの複合体全体について。ミトコンドリアの数は老化とともに減るし、効率も落ちる。これも老化のホールマークの一つや。

老化のホールマークは今約12個あって、増え続けてる。これらは老化の根本的な原因や。ミトコンドリア機能不全もその一つや。

でもエピジェネティック変化がミトコンドリアの効果を含む多くのことを動かしてると思う。なぜなら細胞の年齢をリセットすると、ミトコンドリアが若返るからや。これは良いニュースや。

これらのパワーパックは衰えるし、NMNやNADブースターはミトコンドリアを若返らせる。動物でも人間でも非常に有益やと示されてる。

だからしたいことの一つは、バッテリーパック、ミトコンドリアが健康で数多く保たれることを確実にすることや。運動と断食が有益な理由の一つは、身体がミトコンドリアを増やすからや。

断食の習慣は今どうなってる?今でも一日一食か?

頑張ってる。見たようにランチをちょっと食べた。カリフラワーやったけどな。

一日一食だけっちゅうのは本当に難しい。完璧やなくても大丈夫やと思う。朝食抜き、昼食抜きを心がけてる。いつも成功するわけやないけど、一般的に平均的な日は、カロリーの大部分を6時間の枠内で摂ってる。

筋肉量を保つのに十分なプロテインを摂ってると感じるか?老化に伴うサルコペニアの逆転の重要性について話してきたけど。

そうや。何を食べるかに注意を払わずに、レタスの葉っぱだけ食べてたら無理やけど、わしらとセリーナは非常に注意深く、豆類や高プロテイン含有量と栄養を持つ植物に焦点を当ててる。それがカギや。いつ食べるかだけやなく、何を食べるかについても自分で教育せなあかん。

新著について

わしは『lifespan』をどの自分の本よりも宣伝したと思う。とても美しい本やった。親切やな。人々に可能性を気づかせ、希望を与え、マインドセットを与えるのは重要やと思う。

あんたは別の本を書いてるって聞いたけど、いつ出版されるか?何についてか?

トニーとあんたが書いた『life force』も非常によく売れたし、当然やと思う。デビッドについて丸々一章があったからな。

ありがとう。『life force』を読んでへん人は、読む価値があるで。

本の第二弾は、『lifespan』で知りたかったけど載ってなかったすべてのことが入る予定や。『lifespan 2』って呼ぼうかと思ってる。時間を通る旅っちゅう感じや。

人間とは何かを見る時間を通る旅、わしらを人間にしてる遺伝的構成とエピジェネティック構成の中に何があるかを見て、社会がわしらを殺そうとするだけやなく、急速に老化させようとしてるこの激動の時代をどう生きるかを学べる。

わしらの座りっぱなしで食べ続けて運動不足でストレスまみれのライフスタイル。ソーシャルメディアも本当に悪い。これらは身体を満足状態に置くもんで、この本は『lifespan』が教科書やったのと同じように、今日の世界とその先でどう生きるかのガイドブックになる。

健康を害する要因

あんたがピンで留めたツイートで、より長く健康な人生に対抗する要因について話してたな。

喫煙は確実に最悪や。

アルコール摂取。新しいデータでは、アルコールは思ってたより悪いって言うてる。だからレスベラトロールが欲しかったら、赤ワインやなくて錠剤を摂るんや。

ウエストサイズ。太りすぎの人は一般的に、BMIが21から24の健康的な範囲を保ってる人より、エピジェネティック年齢が古い。これは事実や。だから老化を遅くしたかったら、健康的とされる範囲でBMIを維持するんや。

炎症CRPレベル。これは根本的な殺し屋やと思う。インフレーメーション(慢性炎症)っちゅうのは、多くのことの根本的な殺し屋や。

食べる食べ物が炎症性になることがある。例えば、わしらの中には乳製品や特定の穀物に反応する人がいる。気をつけるんや。腸が炎症にとって非常に重要やからな。細菌が腸に入って血流や脳に定着するのは望まへん。よく知られた病気の原因になるからな。

だから炎症を低く保つんや。そのための最良の方法の一つは、よく食べるだけやなく、環境の物質にアレルギーがないことを確認することや。血液検査でそれが起こってないことを確認できる。

デビッド、あんたを友達と呼べることは光栄やし、ここに来てくれてありがとう。あんたがやってることすべてに感謝してる。

こちらこそやで。ありがとうございます。

デビッド・シンクレアに拍手を!

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