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最近、あなたが調べものをしてはるみたいですね。今週のAI界隈で、どんなええ話がありましたか?
実はperplexityのお買い物機能がめっちゃ気に入ってるんですけど、ご存知でした?perplexityについて話したことあるんですけど、まだようわからんところもあるんで、ええニュースを教えてもらえませんか?
そうですね。検索の仕方が変わってきてるんですよ。検索結果がより洗練された形で提供されるようになってきてて、perplexityみたいな会社が新しい検索の形を作っていくのか、それともグーグルがそういった機能を追加していくのか、というところが気になりますね。久しぶりに検索についての新しい考え方が出てきたわけです。
perplexityはそれをさらに一歩進めて、お買い物のサポートをしてくれるようになりました。選択肢を絞り込んで、リサーチもしてくれるんです。普段わたしたちが自分でリサーチしてる作業を代わりにやってくれるわけですね。
もう始まってるんですか?見せてもらえます?
はい、perplexityが「制限なしでショッピング」っていうサービスを始めました。今までわたしたちは何か買いたいものがあったら、グーグルで検索して、いろんな選択肢を見て、ブログを読んだりして、情報を集めるのに時間をかけてましたよね。
他のものよりもずっと良さそうに見えますね。これはかっこええと思います。
これはグーグルにとって脅威になるんでしょうか?それともアマゾンにとって?それとも両方とも脅威じゃないんでしょうか?大手企業がperplexityにこのまま好き勝手させるとは思えませんよね。グーグルがこの機能を追加してperplexityを潰すのか、それともperplexityが革新を続けていけるのか、そこが課題やと思います。
みんなもうグーグルに慣れてしまってるので、グーグルがこの機能を追加したら、わざわざ他のサービスを使うかっていうのが大きな問題やと思います。破壊的なイノベーションができるかどうかですね。
確かに便利そうです。エージェントについて話してましたけど、わたしの好みを理解して、記憶して、判断してくれる技術ですよね。「椅子が欲しい」って言うたら、わたしの好みやバジェットを理解した上で、いい椅子を見つけてくれる。でも最終的な判断はわたしがする。1万個の椅子から選ぶんじゃなくて、5個くらいに絞り込んでくれて、しかもええ値段やったら、それはめっちゃ価値があると思います。
perplexityがこれを市場に出してきたってことは、誰かが買収するか、あるいは…でもめっちゃ混んでる市場で、大手小売業者と競争せなあかんわけですよね。特にアマゾンとか。
見た目はええと思います。めっちゃクールな技術を持ってはるみたいで、誰かが買収するんちゃうかなって気になります。これを追いかけていく価値はありますね。AIブームの中で話題になっただけで終わるのか、それとも消費者の行動を本当に変えるものになるのか。
使ってみはりますか?
実際使ってますよ。
買い物はしたことあります?
実例を言いますと、わたしは魚油とかいろいろサプリを飲んでるんですけど、魚油が切れたんで代替品を探そうと思って。いつも買ってるブランドがあるんですけど、perplexityを使って調べてみました。これはショッピング機能が出る前の話なんですけど、リサーチしてもらって、購入できるリンクも教えてもらって、めっちゃ楽でした。
でもChatGPTでもできることですよね。わたしが思うのは、他のプレイヤーも同じような状況で、perplexityのサブスクリプションを追加で払うべきなんかってことです。ChatGPTやanthropicのサブスクリプションも持ってるのに、さらにperplexityまで払うんかって。
もしお買い物の手数料で儲けられるなら、月額サブスクリプションを取る必要がないかもしれませんね。
正確なビジネスモデルはわからんのですけど、これはプロユーザー向けの機能で、時間を節約できる結果を得るために料金を払うってことですね。無料配送もあるみたいで。
これはアマゾンの世界でも興味深いですよね。アマゾンプライムはめっちゃ成功してますから。わたしもプライムがあるからアマゾンをよう使うんです。明日には届くって分かってるし、面倒なことがないんで。
perplexityも同じように、明日届くって分かるなら、料金に含まれてるなら、使ってみようかなって思います。ええビジネスモデルやと思いますね。ちょっと違うビジネスモデルを作ろうとしてはって、このイノベーションは好きですね。
わたしも好きです。エージェントのビジョンですよね。エージェント技術のビジョンが現実のものになってきてるのを見るのは素晴らしいです。
ちょっと見せたいものがあるんですけど。Y combinatorのゲイリー・タン社長が、8週間でAR(年間経常収益)が0から50万ドルになったスタートアップを紹介してはります。プライベートエクイティのデューデリジェンスをする会社は多いんですけど、これが初めてアナリストやプリンシパルが理解して修正できる形で、分析結果をエクセルファイルに出力するんです。
わたしが好きなのは、ただスリックな動画アニメーションがあるってだけやなくて、LLM(大規模言語モデル)の上にどれだけプロダクトが乗っかってるかってところです。これはLLMをラップしただけやないっていう、ええ例やと思います。
すべてのインターフェースがチャットになるわけやないんです。デューデリジェンスでAIを使いたい場合、その周りにプロダクトが必要です。AIに質問を投げるだけでは、問題の性質上うまくいかへんのです。
多くのスタートアップを見てきて、こういう緊張関係があります。どれくらいのインターフェースが必要なのか、IPはどこにあるのか。モデルがすべてのIPを吸収してしまうんやないかって話もありますよね。オペレーティングシステムが徐々に機能を追加して、かつては企業やった機能を取り込んでいくみたいに。わかりますよね?
これはええ例です。でも、ちょっと教えてほしいんですけど。これは具体的に何をするんですか?
プライベートエクイティ企業が事業を分析したい場合や、上場企業のアナリストが調査する場合を想像してください。仕事はクレイジーな大きなスプレッドシートで、PDFからCSVをダウンロードしてエクセルにアップロードするような作業です。
AIを使ってそれを効率化できるアプリがあったらどうでしょう?
注目すべきは、8週間で50万ドルのARRを達成したことです。これは多くの創業者の夢ですよね。なぜこれが成功したのか、なぜ人々がお金を払うのか。
わたしの考えでは、これは高い価値があるからです。最近の投資でも同じような論理を使ってます。時間がかかる作業を、高給取りの人がやってるわけですよね。これは低いところになる果実で、特に価値が高い分野では理にかなってます。
100%正確でなくても、昨日あるお客さんと話してたんですけど、AIプロダクトを使って否定的なものをフィルタリングしてるって言ってました。まだ人間のチェックは必要ですけど、8人でレビューしてたものを、AIにやらせて否定的な結果だけ1人がチェックすることで、7人分の時間を節約できてるんです。
それに、バイアスがないかチェックするのにも役立ってるって言ってました。理論的にはAIにバイアスはないはずですから。まあ、独自のバイアスはあると思いますけど。
高い価値があるものを生み出してるのが興味深いですね。まだ完璧やないかもしれませんけど、めっちゃ時間を節約できて、理論的にはこれからもっと良くなるはずです。多くの産業に当てはまると思います。特に、その人材やリソースが高価なほど、どの業界でもこれはますます理にかなってくると思います。
注目すべきは、これはLLMを使ったスタートアップなのに、チャットインターフェースがないってことです。見てきたスタートアップの多くは、プロンプトから始めてプロンプトエンジニアリングで展開していって、それがうまくいく場合もありますけど、それはモデルの薄いラッパーに過ぎないって指摘もできます。
モデルがどんどん賢くなっていく中で、IPが吸収されることを心配する人もいます。でもこれは、わたしたちが垂直AIやSaaS 2.0と呼ぶプロダクトの好例です。明確なビジネス上の問題があって、IPは視覚的で、プロダクトに重要なUIレイヤーがあって、簡単には複製できません。誰かが同じようなプロンプトを作るだけではダメなんです。
これはAIを活用したスタートアップ、垂直AIの素晴らしい例やと思います。チャットインターフェースがなくて、UI面が充実していて、よく理解された企業の特定の問題を解決してるってところが重要です。
そうですね。MOSsの話をする時、UIとニッチなプロセスに従うってことが、これからもっと増えていくと思います。それが機会やと思います。
エージェントについてずっと話してきましたけど、OpenAIやグーグルの動きについても話してきましたが、マイクロソフトもCopilot戦略について発表がありましたね。彼らの考えるエージェントについて、興味深いですね。
めっちゃ大きなアドバンテージを持ってると思います。フォーチュン500企業の70%がMicrosoft 365を使ってるわけですから、この状況を活かすのに最適な位置にいます。企業がどうやってアクセスするか、何ができるかを本格的に構築し始めてるように見えます。
メールの要約とか、すべてのプラットフォームでこういうのを見かけるようになってきました。グーグルかマイクロソフトか、どっちを選ぶのか。今の状況がそのまま続くのか、人々はマイクロソフトを使い続けて、それで十分なのか。
大手企業での実際の使用例を見ると、使い方がわからなかったり、制限が厳しすぎたりして、本気では使ってないんです。でも彼らは企業がすでに使ってるから、有利な立場にいます。
プロダクトに組み込んでるものを見ると、興味深いですね。Copilotとエージェントをどう使えるか、変革についていろんなものを持ってます。これは彼らの見方が成熟してきてることを示してると思います。
ServiceNowやWorkdayみたいな企業とパートナーシップを組んで、オートメーションを実現しようとしてます。エージェント的なアプローチですけど、彼らが持ってるものを活用してます。
OpenAI、グーグル、スタートアップ、そしてマイクロソフトという3つの大きな分野があって、マイクロソフトは強い立場にいると思います。
SlackとTeamsを比べるみたいなもんです。製品としてはそれほどよくないかもしれませんけど、十分使えて、バンドルできて、サブスクリプションに少し追加するだけでいい。破壊するのは難しいと思います。
ベストな製品かどうかはわかりませんけど、企業分野での立場を考えると、めっちゃ便利やと思います。
破壊的イノベーションの時はいつも、既存企業がその機能を追加する速さと、スタートアップが市場シェアを獲得しようとする速さの競争になります。既存企業が新機能を既存の顧客基盤に追加できれば、スタートアップにとってはゲームオーバーです。でも既存企業の動きが遅かったり、初期段階で価値が低く見られて、後から大きな価値になるような場合は、まだチャンスがあります。SlackとMicrosoft Teamsの例は、これまでに何千回も起きてきたし、これからも起きると思います。
マイクロソフトの生産性スイートは、世界最大のインストールベースを持つソフトウェアですよね。グーグルドキュメントは2番手やけど、かなり差があります。オフィスは企業での使用率が圧倒的に高いです。AIの革命に対して、彼らがAI機能をスイートに追加しないと考えるのは、ナイーブすぎると思います。
革命が始まった時は、AIの機能って具体的に何を指すのかわかりませんでした。でも今は形が見えてきました。90年代のマイクロソフトのウィザードみたいな、ホーム画面の大きなボタンですけど、今回はめっちゃ賢いウィザードで、昔よりもずっとすごいことができます。
結果として、浅いスタートアップの多くは、モデルだけでなく、プラットフォームにも飲み込まれていくことになると思います。
予想通りというか、印象的やと思います。今後の展開が気になりますね。
そうですね。これを基に何か作れる機会もあると思います。大きな開発者コミュニティもありますし。彼らのAI戦略を見るのは面白いです。みんな走ってる状態で、目標も動いてますからね。
でもスタートアップにとっては、こういう大手が参入する分野では戦えないってことです。エージェントの開発だけがビジネスの全てやったら、OpenAIやマイクロソフト、グーグルの動きを考えると、どうやってビジネスを展開していくのか気になります。
わたしにとっては、そういう分野は本当にユニークなものでない限り、避けた方がええっていう教訓になりますね。
他に何かありました?オペレーティングシステムへの挑戦といえば、OpenAIがComputer Useを出しましたね。コンピューターの使用についてのOpenAIのバージョンです。
これは何を見てるんでしょうか?オペレーティングシステムの上で動くチャットボットで、あなたが何をしてるのかコンテキストを理解します。画面を読んで、コンピューターで起きてることについてオペレーティングシステムから入力を受け取ります。
この人は実際にxcodeでアプリを作ってます。xcode はアップルのソフトウェア開発キットです。チャットインターフェースにコンテキストをコピーしたり貼り付けたりする代わりに、基本的にLLMを使って画面上で何が起きてるのかリアルタイムで見て、コンテキストの中で理解して助けてくれます。
これは未来の一端を垣間見せてくれるものやと思います。AIがオペレーティングシステムにどう統合されていくのか。OpenAIがオペレーティングシステムの上に乗って、すべての作業でAI機能を提供する技術になるのか、それともオペレーティングシステム自体がその機能を組み込んでいくのか、考えてみる必要がありますね。
ブラウザみたいになると思います。ネイティブのAIもあれば、プラグインできるAIもある。マイクロソフトがInternet ExplorerやEdgeを標準搭載して、MacがSafariを標準搭載してるけど、Chromeもダウンロードできるのと同じように。OpenAIからAIをダウンロードすることもできるし、オペレーティングシステムにネイティブのSiriみたいなものも搭載されるでしょうね。
そうですね、同意見です。以前も話しましたけど、これはどんどん組み込まれていくと思います。使い方や何ができるのかを理解するまでにタイムラグはありますけど、先週か2週間前に、Computer Useを使って動画を見て時間を節約する話をしましたよね。人間の創造性が、良い意味でも悪い意味でも、面白い形で発揮されていくと思います。わくわくもするし、怖くもあります。
先週、サイバーセキュリティの分野の人と会ったんですけど、この影響について話してて、彼らも別の側面でいろんなものを作ってはるんです。もうめっちゃ速く動いてて、影響もまだわからない。良いことも悪いこともいろいろあると思います。
この軍拡競争みたいなのが面白いですね。みんな何かをして、誰かがそれを上回って。技術者や投資家として、これにどう乗っていくのか、どうビジネスを作っていくのか、理解することが大事です。
じっとしてられへんと思います。みんな走ってて、すごいことをしてる。ビジネスを作るのにええタイミングやと思います。わくわくしますよね。また一つ、変化を起こして、人々がより効果的に仕事ができる機会を提供する例が出てきました。めっちゃクールですね。
シドニーでDazed and Diffusedのイベントがあって、14回目になりました。めっちゃ人が集まって、これらのイベントは本当に定着してきた感じがします。グーグルがパートナーとして参加してくれて、めっちゃありがたかったです。3つのすごくええスタートアップがありました。
特に良かったのは、男女比が半々くらいで、技術系のイベントとしては珍しく、バランスの取れた会場の雰囲気でした。めっちゃいい反応をもらいました。
数週間後にブリスベンでも開催します。ブリスベンにいる方、あるいはこれを見てる方に共有してもらえたら嬉しいです。12月4日にDazed and Diffusedがありますので、予約が埋まる前に連絡してください。
イベントはどうでした?何が良かったですか?
スタートアップのレベルが時間とともに上がってきてるのが印象的でした。最初のイベントは探索的な感じで、技術で何ができるかを探ってる段階でした。初期のイベントでは、AIがこれを生成できるっていうことに、みんなめっちゃ興奮してました。
でも今は、この新しいプラットフォームを使って持続可能なビジネスを作るための理解が成熟してきました。プレゼンテーションしたスタートアップは、クリエイティブな分野から、企業や政府向けの技術まで、幅広い範囲にわたってて、めっちゃクールでした。
そうそう、フランスのパリでも国際的なDazed and Diffusedをやろうって話がありました。実現できるかどうか見てみましょう。
もし開催したら来てくれますか?
もちろんです。飛行機代は払わなあかんけど、もちろん行きます。
AIの1週間でした。今日の議論、楽しかったです。同じことの繰り返しに感じることもありますけど、どんどん良くなっていってる感じがします。レイヤーが重なっていって、数ヶ月後には「うわ、これすごい!」って思うような大きな瞬間が来ると思います。これについて話してた時のことを思い出して、実際に人々が使ってるのを見るのが楽しみです。
また来週お話ししましょう。
また来週!


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