この動画では、現在のAI開発競争をマンハッタン計画になぞらえ、アメリカと中国の間で繰り広げられる「冷戦2.0」の構造について分析している。投資規模、技術開発のアプローチの違い、オープンソース戦略の意図、そして地政学的な影響について詳しく解説する内容である。

AI版マンハッタン計画の始まり
わしの個人的な意見やけど、まあ賛否両論あるやろうけど、AI版のマンハッタン計画がもうほぼ始まってるんちゃうかと思うてるんや。歴史を振り返ってみたら、第二次世界大戦が終わった直後にアメリカとソ連の間で冷戦が始まったやろ。
今はアメリカと中国の競争になってるんや。めっちゃ似てる部分もあるし、違う部分もあるけどな。軍事力の増強とか、新しい技術や科学分野での力の誇示とか、そういうのが見られるんや。最初の冷戦、わしが冷戦1.0と呼んでるやつやけど、ジェット戦闘機の技術とかレーダー技術とか、そして最終的にはアメリカと中国の間の宇宙開発競争とかがあったんや。
今の競争は主に中国の一帯一路構想みたいな経済的野心と、ブルーウォーター海軍を作ろうとする軍事力増強が中心になってる。そして当然、核となる技術はAIと核融合なんや。中国はプラズマの最長記録を作ったけど、まだエネルギー収支はプラスになってへん。
エネルギー収支がプラスになるっていうのは、アメリカがまだリードしてる分野で、これは間違いなくもっと重要な要素やと思うで。同じように人工知能もアメリカがリードしてる分野や。ただここで注意せなあかんのは、中国のやってることを見てると、中国はアメリカの最先端研究所に比べてオープンソースの品質では数ヶ月しか遅れてへんし、しかもかなり効率的にやってるんや。
投資規模と技術開発の現状
そこで今日はちょっと雑談みたいな感じで、わしが見てる状況とか注目してる要因について話してみたいんや。なんでAI版マンハッタン計画が始まったと思うのか、そして間違いなく冷戦2.0やと思う理由についてな。
まず一番大きいのは規模やな、ボリュームや。アメリカは中国の11倍のデータセンターを持ってるし、さらにハイパースケーラーを建設中や。スターゲートみたいなのを建ててるし、Metaはハイペリオンを建設してる。それからxAIのデータセンターの名前は忘れたけど、要するにわしらは文字通り11倍の面積のデータセンターを持ってるだけやなくて、ハイパースケーラーの大部分と人工知能用の新しい高性能データセンターの大部分も持ってるんや。
これは相当な投資額やで。金融ニュースで見たかもしれへんけど、AI投資がGDP成長への寄与度で個人消費を上回ったんや。これはもうクレイジーやで。これはアポロ計画レベルの投資なんや。まだそこまでは到達してへんけど、アポロ計画だけでGDPの5%以上を占めてたからな。
正確な数字は覚えてへんけど、とにかくクレイジーやった。そして人工知能でも実際にそっちの方向に向かってるんや。昨日そのことをシェアしたツイートがあって、わしは個人的にはこれは素晴らしいことやと言ったんや。歴史的な傾向を見ると、国家が特定の技術やインフラ、取り組みにこれだけ投資すると、必ず結果が出るんや。
1945年以降のベビーブームを楽しめた理由の一つ、実際には1950年頃から始まったんやけど、それは第二次世界大戦が残してくれた技術的配当があったからなんや。ブレトンウッズ体制でアメリカがより多くの力を持つようになっただけやなくて、たくさんの新しい技術も手に入れたんや。
技術的配当と経済効果
これが実際に、わしの意見やけど、ベビーブーマー世代の「教育を受けさえすれば良い仕事がある」という信念につながったんやと思うで。当時はこういう新しいサービス業の仕事を埋める教育を受けた人材がめちゃくちゃ不足してて、完全に未開拓の青い海の機会やったんや。
そして低く垂れ下がった果実がたくさんあったんや。もちろん80年代までには低く垂れ下がった果実は全部取り尽くされて、経済の圧迫が始まったんやけどな。でもこれから見ることになるのは、人工知能とそれが生み出すすべての下流技術、太陽光発電、原子力、核融合なんかと一緒に、たぶん似たような爆発的成長を見ることになると思うで。
これは5年という短期間で起こる可能性もあるんや。こういうムーンショット・ミッションに投資すると、技術的配当が比較的早く得られるからな。しかもゴールラインまで到達する必要もないんや。道のりの一歩一歩で技術的配当を得られるんや。
経済学や科学、エンジニアリングの観点から見たこれらの技術的配当って何なんやろか。ネットワーク効果として考えることができるんや。ネットワーク効果っていうのは、技術がある地点に達すると突然他の選択肢より良くなることや。そうすると0から1になって、新しい選択肢が突然あらゆる場所で最良の選択肢になるんや。
人々はバッテリー技術でそれが起こってるって話してるやろ。もともとバッテリーは高すぎて重すぎて非効率すぎたけど、今は車に使えるようになったし、そのうちトラックや飛行機にも使えるようになるんや。
90年代後半にいとこと一緒にドローンの前身を作ってた時のバッテリー技術を見てみると、バッテリーは航空機を長時間飛ばすには十分な強さがなくて、ほとんどバッテリーの問題やったんや。でも今はバッテリー密度がドローンを作れるレベルまで上がったんや。これがネットワーク効果の例やな。
同じようにスピルオーバー効果というものも見ることになるで。スピルオーバー効果っていうのは、NASAの発明には電子レンジとか赤色光治療とか、たくさんのスピルオーバー効果があるって話すときに使われる言葉や。これらの多くはNASAが直接行った研究から生まれたんや。
地政学的競争の構造
こういう複利的な収益の複合的なセットがあると、経済や社会への影響は時間とともに増幅される傾向があるんや。蓄積されていくんやな。だからより多くの技術、より多くの進歩、新しいパラダイムシフトといった好循環が生まれるんや。
地政学的競争と大規模な自然投資があるという事実を見ると、この二つの要因が「これは本当に冷戦2.0により似てきてる」ということを示してるんや。
ただし一つ違いがあるのは、政府によって中央集権的に調整されてへんということや。もちろん政府も自分の役割を果たしてるで。AI法とかアメリカのAI政策とかジーニアス法とかでな。でもこれらは実現可能にするものなんや。これが第二次世界大戦の準備と冷戦の準備の最大の違いの一つで、あれらは主に政府支出によって資金調達されてたんや。
戦時国債とか国債とか借金とかでな。一方で今は主に民間投資によって資金調達されてるんや。これは本当に興味深いことやで。「民間投資で資金調達されてるなら、これはただの普通の産業革命やん。実際には冷戦やないやん」って言うかもしれへん。
でも実際には二つの国家が人工知能を支配するための地政学的戦略なんや。これで中国の話に戻るんやけどな。
中国のオープンソース戦略
中国について興味深いことの一つは、なんで全部オープンソースでやってるんやろかということや。ただ自分たちができることを証明したいだけなんか。それともアメリカに恥をかかせて「見てみ、あんたらが推論モデルを数ヶ月前にリリースしたけど、今度はわしらがオープンソースで100倍効率的なやつを作ったで。90%の性能しかないかもしれへんけどな」って言いたいんか。
わしが「中国はアメリカより数ヶ月遅れてるだけ」って言ったのはこういうことなんや。わしらの最先端研究所が何かリリースするたびに、中国は数ヶ月以内にそれを複製するんや。しかも完全にオープンソースでな。
論理は明白やないかもしれへんけど、中国人は何より実用主義者やからな。中国はわしらが持ってるようなデータ容量を持ってへんことを知ってるけど、複製はできるし、オープンソースは最大でも6ヶ月はクローズドソースに遅れるだけやっていう現実も見えてるんや。だから「なんで数千億ドルも余分に使う必要があるんか。十分良くて6ヶ月遅れるだけのもので十分やん」って思ってるんや。
それからもう二つの要因があって、これが中国が全部オープンソースでやってる理由を説明してるんや。一つ目は、オープンソースをリリースすればするほど、自国の開発者、大学、企業を動員できるということや。だから公共財としてもっと見てるんやな。「オープンソースモデル、オープンソースデータセット、中国語でオープンソースリリースするものは全部中国にとって良いことになる」って言ってるんや。
これが大きな要因の一つ目や。そして大きな要因の二つ目は世界中での普及や。アメリカはわしらの最先端研究のほぼ全部がクローズドソースやから、モデルはアメリカのデータセンターに留まることになるんや。一方でオープンソースの中国モデルは世界中で使われる。UAEにも行くし、ブラジルにも行くし、ロシアにも行くし、他のあらゆる場所に行くんや。
中国の視点から見ると、これは地政学的観点から意味があるんや。なぜなら最終的にはみんなが中国の標準により慣れ親しむことになるからや。だからソフトパワーの戦略なんやな。これは本当に興味深い戦略で、第二次世界大戦中や冷戦中とはちょっと違う点やと言えるもう一つの要因でもあるんや。なぜならあの時は全部が秘密の扉の向こうに隠されてたからな。
マンハッタン計画は超極秘やった。今日はわしらは公然と建設してるんや。これはシリコンバレーの精神なんやな。「公然と建設する」っていう。でもわしらは地政学的資産も公然と建設してるんや。データセンター、チップファブ、人工知能、そういうものも含めてな。
だからこれもソフトパワー的なものやって議論もできるし、それは誇示することなんやな。中国が「見てみ、わしらはアメリカの研究を複製したで。数週間か数ヶ月しかかからへんかった」って言うたびに、それは国家的な誇示なんや。
結論
これで大体わしが言いたいことは終わりや。あんまり長々と話すつもりはないんや。ただ大きな絵を見たときに、これは本当にマンハッタン計画により似てるなっていう思いを共有したかっただけや。マンハッタン計画2.0、冷戦2.0やな。ルールは少し変わったけど、最終的には同じような動機がたくさんあるんや。わしらのシステムの方が優れてるということを証明して、地政学的・地戦略的優位性を達成することやな。
見てくれてありがとう。それじゃあな。


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