グラハム・ハンコック: 氷河期の失われた文明と古代人類の歴史 | レックス・フリードマン ポッドキャスト #449

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Graham Hancock: Lost Civilization of the Ice Age & Ancient Human History | Lex Fridman Podcast #449
Graham Hancock a journalist and author who for over 30 years has explored the controversial possibility that there exist...

あのな、わたしにとって一番の疑問はな、なんでもっと早うからそないしなかったんやろか、言うことなんや。なんでこんなに長い時間がかかったんやろか。なんで1万2000年前、ほんまは1万年前まで待ってから、ようやく文明の始まりが見えてきたんやろか。
これからお話しするんは、グラハム・ハンコックはんとの対話やねん。この人はジャーナリストで作家さんやけど、30年以上もの間、最後の氷河期に失われた文明があったんちゃうか、そしてそれが1万2000年ほど前の世界的な大災害で滅びてしもたんちゃうか、言うような議論を呼ぶ可能性を探ってきはったんや。
この人は、Netflixのドキュメンタリーシリーズ「エンシェント・アポカリプス」の司会者はんやねん。その第2シーズンが出たばっかりで、アメリカ大陸の遠い過去に焦点を当ててんねん。この話題については、最近考古学者のエド・バーンハートはんとも話し合うたんやけどな。
エドはんは、このポッドキャストで話したいと思うような考古学者や学者さんの典型やねん。めっちゃ物知りで、謙虚で、柔軟な考え方ができて、意見が違うても敬意を払うてくれはるんや。
これからも歴史、特に古代史についてのポッドキャストをたくさんやっていくつもりやねん。わしらの遠い過去には謎がいっぱいあって、それを探るのはほんまにワクワクするんや。そやから、その分野の主流派の人らも、そうやない人らも両方と話をしていきたいと思うとんねん。
これはレックス・フリードマンのポッドキャストや。応援してくれるんやったら、説明欄にあるスポンサーのとこ見てみてな。
それじゃあ、みなさん、ここからはグラハム・ハンコックはんや。
まずは、あんたが人類の歴史について持ってはる大きな基本的な考えから始めよか。氷河期に進んだ文明があって、それがあとになって人々が「文明の6つのゆりかご」言うてる、メソポタミア、エジプト、インド、中国、インダス、メソアメリカの元になったんちゃうか、言う考えやな。この考えについて、一番大きな視点から説明してもらえへんやろか。
そうやな、説明するっちゅうより、わしらが教えてもらってる過去の話に、どうも腑に落ちへんもんがあるんやっちゅうことを言うたほうがええかもしれへんな。今の説明やと、ちょっとは上がったり下がったりはあったけど、だいたいはずっとまっすぐ進歩してきた言うことになってるやろ。最初は狩猟採集やって、それから農業始めて…狩猟採集の時代は何十万年も続いたかもしれへんけどな。
ここで大事なんは、現代人だけやのうて、他の人類もおったってことを言うておかなあかんな。ネアンデルタールは40万年前から4万年前くらいまでおったし、現代人と交配もしたから、間違いなく人間やったんや。わしらの遺伝子の中にもネアンデルタールの遺伝子が残ってるしな。
それからデニソワ人もおった。30万年前から3万年前くらいまでかな。これも現代人と交配したんやろな。明らかに人類の一種やったんや。
そやから、わしらとは見た目が違う人類がおって、それから解剖学的に現代人の骨が出てくるんや。一番古い現代人の骨は、モロッコのジェベル・イルードで見つかって、31万年前のもんやったと思うわ。
で、問題は、その後わしらの先祖は何してたんやろか、ってことやねん。ネアンデルタールとデニソワ人も含めてやけど。なんでこんなに長い時間がかかったんやろ。これが一つの謎なんや。わしを悩ませとる疑問の一つやねん。
今のわしらと身体的に同じ生き物が30万年以上もおったのに、なんでこんなに長うかかったんやろか。脳のことはよう計れへんけど、頭蓋骨の研究からすると、わしらと同じ脳を持ってたみたいやねん。同じ配線やったんやろな。
やから、30万年以上も前からおって、最終的に文明を作る過程に向かっとったんやったら、なんでもっと早う始まらへんかったんやろか。なんでこんなに長うかかったんやろか。なんで1万2000年前、ほんまは1万年前くらいまで待ってから、ようやく文明の始まりが見えてきたんやろか。
解剖学的現代人の話も、どんどん変わってきたんやで。わし覚えとるけど、昔は5万年前より前には解剖学的現代人はおらへんって言われとったんや。それが19万6000年前のエチオピアの発見で変わって、今や31万年前になってもうた。
パズルの中に、まだまだ足りんピースがようけあるんやな。でも、わしにとって一番の疑問は、なんでもっと早うからそないしなかったんやろか、言うことなんや。なんでこんなに長い時間がかかったんやろか。なんで1万2000年前、ほんまは1万年前まで待ってから、ようやく文明の始まりが見えてきたんやろか。
例えばトルコなんかでは、農業を取り入れるのに比較的ゆっくりした過程があって、6000年前くらいに古代シュメールが文明として現れてくるんや。それと同じ頃にエジプトの王朝前期も始まっとるな。
面白いのは、ほぼ同じ頃にインダス文明も突然現れてくるんや。ちなみに、インダス文明は1920年代まで「失われた文明」やったんやで。鉄道工事の作業員が偶然遺跡を見つけるまでは知られてへんかったんや。
わしはハラッパーとモヘンジョダロに行ったことあるけど、これらは驚くほどよう計画された都市やったんや。明らかにすでに洗練された文明の作品やね。
インダス文明で面白いのは、ヨガのポーズを取っとるインダス人の印章が見つかっとることやな。その印章は5000年前のもんや。しかも、そのポーズはムーラバンダーナっちゅう高度なヨガのポーズなんや。足首をかなりねじって、足を後ろに曲げなあかんようなポーズやねん。
それが5000年前にすでにそんな高度なものやったってことは、そこに至るまでにどれだけの時間がかかったんやろか。これはすごい疑問やね。
中国の黄河文明も、だいたい同じ頃、5000年から6000年前くらいに最初の兆しが現れてくるんや。
世界中で、6000年前くらいに突然文明が湧き上がってくるのは、なんかおかしいと思わへん?それまでは自然な進化の過程があったみたいやけど…でも、いろんな文明の中に、ある種のアイデアが引き継がれて、表現されとるんよな。
わしはこの全体的な考え方にめっちゃ疑問を感じるし、すごく気になるんや。特に、人類の物語だけやのうて、地球上の全ての生命の物語に大きな転機があったってことを見ると、なおさらやな。
最後の大変動、ヤンガードリアス期のことやけど。これは絶滅レベルの出来事やったんや。氷河期の大型動物がみんな絶滅してしもうた時期やね。この出来事の後に、文明への最初の段階とされるものが見え始めるんや。
旧石器時代の終わりから新石器時代に入って、そこから文明が動き出すんやけど、それまでに何があったんやろ?なんでそれが突然そこで起こったんやろ?
わしは長いこと、わしらの物語に大きな欠けとる部分があるんちゃうかって感じとるんや。よく言われるのは、わしが氷河期に進んだ失われた文明があったって証明したって言うことやけど、そんなことは言うてへんのや。
それは仮説として提案しとるだけや。わしが先史時代について持っとる疑問に答えるためにな。
ヤンガードリアス期がどんなもんやったかを考えると、これを調べる価値はあると思うんや。原因が何やったにせよ、ヤンガードリアス期は大規模な世界的大変動やったんや。その直後に最初の兆しが見え始めるのは、なんか変やと思わへん?
今の考古学の主流の考え方やと、ヤンガードリアス期の後に、世界の違う場所で文明が独立して、でも偶然似たような形で現れたってことになっとるんやな。そうそう、偶然にな。シュメール、エジプト、インダス文明、中国…みんなほぼ同じ時期に現れたんや。これが主流の見方やね。
ただ、突然現れたわけやあらへん。まず集落ができて、それから少しずつ発展していくんや。農業の役割もはっきりしとらんけど、まず人々が定住して、それから農業を始めて、都市ができていくっちゅう感じやな。
これは全然筋の通った説明のように聞こえるかもしれんな。確かに、シュメールが現れる何千年も前から、社会の進化が起こっとったのは間違いあらへん。
でも、今起こっとることはな…わしは80年代後半から90年代のほとんどを、この失われた文明の問題を調べるのに使ったんや。一連の本も書いたし、2002年には「アンダーワールド」っちゅう本も出したんや。これはわしが今まで書いた中で一番分厚くて重い本やった。当時はめっちゃ防御的に書いとったからな。
その本を書くのに、わしの妻のサンタと7年かけて世界中をスキューバダイビングして回ったんや。地元の漁師やダイバーに教えてもらって、水中の変わったものを探したんやけどな。
その本を書き終わった時、わしは「もうこの話はええやろ」って思うたんや。「やるだけのことはやった。もう言うことはあらへん」って。それで別の方向に向かって、「スーパーナチュラル」っちゅう本を書いたんや。最近「ビジョナリー」ってタイトルに変わったけどな。これは基本的に、人類の文化の進化における幻覚剤の役割について書いたもんや。
わしは失われた文明の問題に戻るつもりはなかったんやけど、ギョベクリ・テペがどうしても気になってしもうてな。そこでの新しい発見がどんどん出てきて、特にエンクロージャーDの1万1600年前の年代が出た時にな。
わしはもう一度この問題に戻らなあかんって思うたんや。もう一回水に潜って、もう一回調べ直さなあかんって。ギョベクリ・テペは状況を一変させるもんやったんや。
でも、わし思うんやけど、これはすべてのことを変えるかもしれへんのや。ギョベクリ・テペの驚くべき性質を見ると、わしらは主要な巨石遺跡を見とるんやけど、それがマルタのジガンティーヤより少なくとも5500年も古いんや。ジガンティーヤは今まで世界最古の巨石遺跡と考えられとったんやで。
これはもちろん、トルコ政府からも考古学者からも大きな関心を集めたんや。トルコ政府は世界最古の巨石遺跡を持つことの観光ポテンシャルを見とるし、考古学者らはその重要性に注目しとるんや。
これが引き金になって、ギョベクリ・テペの周辺地域全体で探査と発掘が行われるようになってん。そしたら何が分かってきたかっちゅうと、ギョベクリ・テペの周りの地域全体、シリアの方に下がってヨルダン渓谷まで、エルサレムの方までずーっと、それにちょっと地中海を越えてキプロスまでも、トルコの考古学者らが今「タシュ文明」言うてる文明の痕跡が見つかってきたんや。
彼らはこれを文明って呼んどるんやで。「石の丘の文明」ちゅうことやな。これにはちゃんとした特徴があって、半地下式の円形構造物や、T字型の巨石柱を使うとるんや。時にはギョベクリ・テペほど大きくはないけどな。
今では明らかになってきたんやけど、ギョベクリ・テペはこの過程の始まりやなくて、むしろ終わりやったんやな。言うたら、この石の丘の文明が達成したすべてのもんの総まとめみたいなもんやったんや。
でも、はっきりしてきたのは、ギョベクリ・テペの建設前の時期に、この地域全体で何かが動き出しとったってことなんや。それがヤンガードリアス期の始まりくらいから始まっとったんやな。
ここで二つの日付が重要になってくるんやけど、ヤンガードリアス期は大体1万2800年前に始まって、1万1600年前に終わるんや。数字を丸めて言うとるけどな。
そやから、ギョベクリ・テペの建設が1万1600年前やったら、もっと古いもんが見つからへん限り、それはヤンガードリアス期の終わりを示しとるんや。
でも、ヤンガードリアス期の始まりの頃には、すでにギョベクリ・テペで完全な形で現れるような文化の兆しが見え始めとったんやな。
それに、ギョベクリ・テペの建設中、そして建設後も、農業が始まり出したんや。ギョベクリ・テペを作った人らは最初は全員狩猟採集民やったけど、ギョベクリ・テペが完成する頃には、間違いなく意図的に閉鎖されて、埋められて、がれきで覆われて、最後に丘で覆われたんや。
そやからギョベクリ・テペっちゅう名前になったんやな。ギョベクリ・テペは「お腹のでっぱった丘」とか「へそのある丘」って意味やねん。長い間、ギョベクリ・テペはただのお腹のでっぱった丘みたいに見えとったんやで。
どうやって発見されたか知っとる?これはほんまに世界で一番面白いことの一つやと思うんやけど。ギョベクリ・テペってどんなもんで、どうやって発見されたんか教えてくれへん?
まあ、ギョベクリ・テペはな、まず第一に、今んとこ世界で一番古い完全な形の巨石遺跡なんや。もっと古いのが見つかるかもしれんけど、今のところこれが一番古いんや。
発掘された部分は全体のほんの一部やねん。わしが初めてギョベクリ・テペに行ったのは2013年やったけど、その時亡くなられたクラウス・シュミット博士が3日間かけて案内してくれはってん。
博士が説明してくれたんやけど、もうすでに地中レーダーを使って調べとって、まだまだたくさんのギョベクリ・テペが地下に埋まっとるって分かっとるんやて。やから、年代についてはまだなんとも言えへんのやけどな。
今分かっとるのは、ほぼ円形やけど完全な円やないエンクロージャーがいくつかあって、それらは比較的小さな石で囲まれとるんや。そして、その中に巨石の柱が対になって立っとるんや。
その中で一番典型的なのがエンクロージャーDで、そこには一番大きな直立した巨石が2本あるんや。高さが約18フィート(約5.5メートル)で、重さは20トンくらいやと思うわ。記憶が正しければの話やけどな。
かなりでかくて重たい石やけど、20フィートの高さや20トンの重さの巨石を作るのは、そんなに extraordinary な技じゃないんや。それを動かすのも、別に魔法みたいなもんでも、本当に変なことでもないんや。人間はそういうことができるし、昔からやってきたんやで。
それに、巨石の採石場はすぐそこにあるんや。メインのエンクロージャーから200メートルくらいのとこやな。そこは謎やないんや。
でも、謎なのは…謎なのはな、なんでこの新しい形の建築、この巨大な巨石の柱が突然現れたんやろか、ってことなんや。
柱のことでわしが興味深いと思うのは、その配置なんや。ええ研究があってな、エンクロージャーDがシリウス星の上昇に合わせて作られとるんちゃうかって言うとるんや。他のエンクロージャーも、みんな少しずつ向きが違うんやけど、それがシリウス星の上昇点を示しとるんやないかって。
これは完全に狩猟採集民の仕事やったんやけど、ギョベクリ・テペが完成する頃には、農業が導入されて、そこで行われるようになっとったんや。
ギョベクリ・テペがどうやって見つかったか聞いたやろ?答えはこうや。1960年代にアメリカの考古学者らがそのお腹のでっぱった丘を調査したんや。彼らは完全に石器時代の物、旧石器時代の物を探しとったんや。
そして、上部旧石器時代のフリントをちょっと見つけたから、ここはええとこやと思ったんやな。でも、丘の側面から、とてもよく切り出された大きな石の一部が突き出とるのに気づいたんや。
それを見て、その細工のうまさから、これは石器時代のもんやないって確信したんや。たぶんビザンチン時代の遺物やと思って、そのまま放っておいたんや。それ以上は調べへんかったんや。
そして、ドイツ考古学研究所が関わるようになるまで、特にクラウス・シュミットが…わし思うんやけど、この人は天才やったな。ギョベクリ・テペをほんまによう見抜いとったわ。ギョベクリ・テペの発掘を始めたんは彼やったんや。
そしたら、何を見つけたと思う?もしかしたら世界最古の巨石遺跡かもしれへんもんを見つけたんや。しかも、歴史的な時間軸で言うと、少なくともヨーロッパと西アジアでは、農業が始まるとされとる場所で見つけたんやで。農業はアナトリア(トルコ)で始まって、そっから西の方に広がっていったとされとるんやからな。
それなのに、1万1600年前のギョベクリ・テペには農業はなかったんやで。でも、ギョベクリ・テペが閉鎖されて…わし、あえてその言葉を使うとるんやけど…閉鎖されて埋められた頃には、その周りはもう農業だらけやったんや。
これは植物を栽培する方法を知っとる人らの農業やったんやで。
時間のカプセルみたいなもんに変えられたんはいつ頃やと思う?丘で囲まれて守られるようになったんは、同じ頃やろか?
大体1万1600年前から1万400年前、西暦で言うと紀元前8400年頃まで、約1200年間そこにあったんや。その間にも遺跡としてどんどん手が加えられていったんやけどな。
そして、その遺跡が発展していく中で、農業が…「導入された」言うたらええかな…それまで全然なかったもんが、突然現れたんや。
わしにとって、これもギョベクリ・テペの謎の一つなんや。
それに、新しい研究でわかってきたんやけど、これはもっと広い現象の一部やったんや。めっちゃ広い地域に広がっとってな。
そして、不思議なのは、ギョベクリ・テペの後、ほとんど衰退したみたいに見えるんや。物事がまた下がってしもうて、それからこの長い新石器時代の過程に入るんや。何千年もかけて少しずつ発展していって、ようやく古代シュメールとメソポタミアにたどり着くんやけど、その頃には農業はもうしっかり根付いとったんやな。
ちなみに、ついでに言うとくけど、わしがよう「失われた文明」が人々にアイデアを紹介したって言うたら、よう「先住民からアイデアを盗んだ」って非難されるんや。
だから、西ヨーロッパに農業のアイデアがトルコから伝わったって考古学が完全に認めとるのを見ると、ちょっと偽善的やなって思うんやわ。西ヨーロッパ人が農業を発明したんやない、アナトリアの農民が西に移動して伝えたんやって。
だから、アイデアが広まるっちゅう考え方は、考古学者にそんなに腹立たしいもんやないはずやと思うんやけどな。
それに、人類全体の歴史を見たら、人間やホミニドはずっと探検家やったって言うてもええと思うわ。わしもこれ知らんかったんやけど、準備しとる時に調べたら、ホモ・エレクトスが190万年前にはもう…ほとんど最初からや…世界中に広がっとったんやで。
わしら現生人類はそこから進化してきたんやけど、アフリカの話をしとる時に言うとかなあかんのは、今の理解やと、アフリカの一つの場所から来たんやなくて、複数の場所から来たんやってことやな。これがアフリカ単一起源説…まあ、もう説っちゅうより事実に近いんやけどな。
なんでかって?わしらは大型類人猿の仲間やし、それはアフリカの家族やからや。人間の起源が深くアフリカにあるのは間違いないんや。
でも、あんたの言う通り、そっから早い時期にアフリカから移動があったんや。現生人類の祖先やと思われる種、特にホモ・エレクトスがな。そして、めっちゃ遠くまで旅をしたんや。
うん、わし思うんやけど、人類には探検したいっちゅう衝動があるんやと思うわ。次の角を曲がったらどうなってるんやろ、次の丘の向こうには何があるんやろって、知りたがるんや。
これは人間の性格の深いとこにあるもんやと思うし、アフリカを出て世界中を旅した初期の冒険でも、それが表れとったんやと思うわ。
それから、世界の違う場所に定住して、現生人類の進化の多くがアフリカの外でも起こったと思うんや。アフリカだけやなくてな。
そやから、あんたが言うように、大まかに言うと、この生き物らが探検して広がって、違う環境を試してみたのに、なんで複雑な社会や定住地を発展させるのに何十万年もかかったんやろか、ってのが最初の大きな疑問やな。
そして、それを考えると、わしの中でこんな仮説が浮かんでくるんや。もしかしたら、そんなに長くはかからんかったんちゃうか?もしかしたら、わしらがまだ考古学的な記録で掴めてへんことが起こっとったんちゃうか?それがまだ発見されるのを待っとるんかもしれへん。
もちろん、世界中にはまだ考古学的な調査が全然行われてへんところがようけあるんやけど、それだけでは人類の物語に欠けとる章があるって言うには足りへんな。
わしがそう考えるのは、30万年のギャップについての疑問だけやないんや。世界中で共通の図像があったり、共通の神話や伝統があったり、共通の精神的なアイデアがあったりすることにも関係があるんや。
それらは地理的に離れた文化の間で見つかるし、時間的にも離れとる文化の間でも見つかるんや。必ずしも同じ時期に起こるわけやないんやな。
ここで思うんやけど、考古学は物の歴史だけやなくて、アイデアの歴史も必要としとるんちゃうかな。だって、アイデアっちゅうのは人類の物語の中で何度も何度も現れるもんやからな。
例えば、死後の魂の運命とか、死んだらどうなるかっちゅうアイデアがあるやろ。信じてくれ、わしのような年になったら、そういうことをよう考えるようになるんや。40代の頃はまだ不死身やと思っとったけど、今74歳になったら、そうやないってはっきりわかるわ。
世界中の人間がみんな同じような感情や考えを持つのは自然なことやけど、なんで魂が死後に天に昇って、天の川を旅するっていうアイデアを、みんなが思いつくんやろか?
その旅の途中で挑戦があって、化け物に出会ったり、閉ざされた門があったりして、その人が生きてきた人生によって、来世での運命が決まるっちゅうアイデアや。
このアイデア、魂の道とか天の川の道って呼ばれるんやけど、アメリカ大陸ではすごく強く見られるんや。南アメリカから、メキシコを通って、北アメリカまでずっとな。
でも、これは古代エジプトにもあるし、古代インドにも、古代メソポタミアにもあるんや。同じアイデアがな。
わしは、これが偶然やとは思えへんのや。わしが思うに、わしらが見とるのは、アイデアの遺産、遠い共通の源から世界中の文化に受け継がれてきた遺産なんや。そして、それぞれの文化の中で独自の生命を持つようになったんや。
だから、この遠い共通の源があったっちゅう考え方は、これらのアイデアの類似点と相違点の両方を説明できるんやないかな。
もう一つすごく不思議なのは、歳差運動の結果として出てくる数字の並びなんや。少なくとも、わしはそれが一番ええ説明やと思うとるんやけどな。
ここで、ジョルジオ・デ・サンティヤーナとヘルスフォン・デッヒェントの仕事に敬意を表さなあかんな。サンティヤーナは1960年代にあんたの拠点のMITで科学史の教授をしとったんや。デッヒェントはフランクフルト大学で科学史の教授やった。
彼らは1960年代に「ハムレットの製粉機」っちゅう大作を書いたんや。この本は、歳差現象についての一般的な意見とはめっちゃ違うことを言うとるんや。
わしがその本を読んだのが、わしがこの謎に首を突っ込むようになった理由の一つなんやけどな。
歳差運動、正式には春分点の歳差っちゅうんやけど、これはわしらの惑星が星を観測する台になっとるっちゅう事実から来とるんや。
わしらの惑星はもちろん自転しとるやろ。赤道では大体時速1000マイルくらいのスピードやな。
でも、あんまり目立たへんのは、地球の軸がふらふらしとることなんや。今、地球の北極を延長して空に向けたら、北極星のポラリスを指しとるやろ。これがわしらの北極星なんやけど、ポラリスがずっと北極星やったわけやないんや。
地球の軸がふらふらしとるから、他の星も北極星になったことがあるし、時には地球の北極を延長しても何もない空間を指すこともあるんや。これが軸のふらつきの一つの明らかな結果やな。
もう一つの結果は、今よく知られとる12の星座、黄道12星座っちゅうんやけど、これらが太陽の通り道に沿って並んどるってことなんや。
地球が太陽の周りを回っとるから、わしらから見ると、太陽の後ろにある星座が変わっていくんや。黄道星座は全部太陽の通り道に沿って並んどるんや。
だから、一年の違う時期に、太陽はある特定の黄道星座を背景にして昇るんや。今、わしらは魚座の時代に生きとるんやけど、これは偶然やないんや。初期のキリスト教徒が魚をシンボルに使うたんも、偶然やないんやで。
これは考古学とわしの意見が違うところの一つなんやけど、わしは黄道星座がずっと昔から認識されとったと思うとるんや。
でも、要点に戻ろか。特に北半球では、一年の重要な目印は春分やったんや。春分の日の夜明けに、どの星座が太陽の後ろにあるか、どの星座が太陽を「住まわせとる」かが問題やったんや。
今は魚座やけど、150年くらいしたら水瓶座になるんや。わしらは本当に「水瓶座の時代の幕開け」に生きとるんやで。
ラメセス2世の時代に戻ると、おひつじ座やった。それより前はおうし座やったんや。
こうやって黄道を逆にたどっていくと、1万2500年前にしし座の時代にたどり着くんや。春分の日に太陽がしし座に宿る時代やな。
この過程はめっちゃゆっくり進むんや。全体のサイクル…これはサイクルで、繰り返すんやけど…おおよそ26,000年かかるんや。もっと正確に言うと25,920年やな。
これはひょっとしたら慣習かもしれへん。学者によっては、もうちょっと短いとか長いとか言う人もおるけど、大体その辺やな。25,920年くらいや。
これを観察するには、一人の人間の一生よりも長い時間が必要なんや。だって、めっちゃゆっくり動くからな。72年で1度しか動かへんのや。
わしがよく例に出すのは、指を遠くの地平線に向けて立てるやろ。72年、つまり一生の間に動く量は、その指の幅くらいなんや。
一生の間に気づくのは不可能やないけど、難しいわな。代々受け継いでいかなあかんのや。
そして、どうも起こったみたいなんは、何か古い文化が…サンティヤーナとデッヒェントが「信じられへんくらい古い祖先の文化」って呼んどるんやけど…その文化が歳差の全過程を理解して、歳差の重要な数字を選んだんや。
その中で一番重要な数字、支配的な数字が72なんや。
でも、72に関連した数字もあるんや。72+36は108で、108÷2は54や。
これらの数字は、世界中の神話の中にも見つかるんや。
例えば、古代エジプトでは、オシリス神を殺して木の棺に釘付けにして、ナイル川に投げ込んだ陰謀者が72人おったんやて。
リグ・ヴェーダには432,000っちゅう数字が出てくるけど、これは72の倍数やな。
それから、カンボジアのアンコールでは、アンコール・トムへの橋があって、その橋の両側に彫刻された人物がおるんや。
その人物らは蛇の体を持っとるんや。その蛇はヴァースキって言うんやけど、彼らが今やっとるのは乳海撹拌っちゅうことや。これは「ハムレットの製粉機」の物語で出てくる撹拌や回転のメタファーと同じもんなんや。
両側に54人ずつおるんやけど、54+54は108やろ。108は72+36やから、サンティヤーナとデッヒェントの研究によると、これは歳差の数字なんや。
この数字のシステムへの執着と、それが世界中で見つかるっちゅう発見は、わしを魅了する謎の一つなんや。これを見ると、わしらは祖先から受け継いだ知識を見とるんやないかって思えてくるんや。
おそらく、特定の一つの共通の源から、ある時期に広く世界中に広まったんやないかな。
あんたが人類の歴史を研究する上で、主流の考古学とは対照的なアプローチをとっとる決定的な方法の一つは、この天文学的なシンボリズムと、人間と星との関係を非常に真剣に捉えとることやと思うんやけど。
そうや、わしはそうしとるし、古代の人々もそうしとったと信じとるんや。
昔の人らが何を考えとったか想像するのは大事やと思うわ。今はいろんな気を散らすものがあるやろ。SNSとかYouTubeの動画とか見れるしな。でも、昔は特に電気がない時代、星は…そうやな、一番セクシーな話題やったんちゃうかな。
光害もないし、毎晩空の壮大さを見とったんやで。星をよう研究する人が、その時代の科学者みたいな感じで、すごいステータスがあったんやないかって想像できるわ。
きっと天才みたいな人が現れて、二つのことができたんやと思うわ。一つは星に基づいて神々の物語を語ることや。もう一つは、後で話すかもしれへんけど、星を使って航海するみたいな実用的なことやな。
だから、星が当時のアイデアや宗教的な探求、ステータスにとって根本的に重要やったっちゅうのは理にかなっとるんや。いつも目の前にあって、明るくて、光に満ちとったからな。
古代の人らがそれに注目せんわけがないんや。圧倒的な存在やったからな。
だからこそ、わしは黄道12星座が今認識されとる形で、もっと昔から認識されとったって確信しとるんや。だって、空に注目しとったら、太陽が一年の間に違う星座を背景にして昇るのに気づかんわけがないやろ。
それに、もっと長い過程である歳差もあるんや。これは黄道を逆に進んでいくんやけど、各黄道星座の時代が2160年続くんや。
わし思うんやけど、古代の人らがこれを見逃すのは難しかったんやないかな。今みたいに正確に星座を特定してへんかったかもしれへんけど、それはたぶんバビロニアやギリシャの慣習やと思うわ。
でも、星座があって、他の高い位置にある星座とは違う特別な星座やったってことは、非常に明らかやったと思うんや。
ただ、歳差を検出するのは難しいよな。特に文字や数学のシステムがない時代やからな。すべて言葉で伝えられとったんやろ。
そうやな、でも口頭伝承を過小評価せんようにしよか。今の文化では失われてしもうたけど、口頭伝承にはすごい力があるんや。
実は、文字を使うようになると、だんだん記憶力が失われていくんや。
古代エジプトに面白い話があってな。知恵の神トトが、文字を発明したことをめっちゃ誇りに思っとってん。「見てみい、人類に与える素晴らしい贈り物や」って、ある神話上のファラオに言うたんや。「これで失うはずやった多くのものを保存できるようになるんや」って。
でも、その話の中でファラオはこう答えるんや。「いや、お前は素晴らしい贈り物をくれたんやない。お前は記憶の技を破壊してしもうたんや。わしらはすべてを忘れてしまう。言葉が世界中を自由に飛び回り、それを文脈に置く賢明な助言も一緒にはついてこんようになる」ってな。
これはほんまに興味深い指摘やと思うわ。
実際、今でも口頭伝承を持っとる文化では、情報を非常に長い期間保存できるってことがわかっとるんや。
どの時代でも、人間は物語が大好きやってことははっきりしとると思うわ。わしらはええ物語が大好きなんや。
そして、情報を保存する一つの方法は、それをすごい物語の中に埋め込むことなんや。それをめっちゃ慎重にやると、語り手が自分が情報を伝えとることを知っとるかどうかは関係なくなるんや。
物語自体が乗り物になって、忠実に繰り返される限り、その中に含まれとる情報は伝わっていくんや。
わしは、これが知識を保存する物語の一部やと思うとるんや。
それが、あんたが神話を真剣に受け止める理由の一つなんやな。
そうや、わしは神話をめっちゃ真剣に受け止めとるんや。
他にもいろいろ理由はあるけど、人類の記憶の中にある世界的な大変動の伝統に、わしはめっちゃ感銘を受けるし、すごく不思議に思うとるんや。
わしら科学的に知っとるのは、過去に何百万年も遡って、たくさんの大変動があったってことやな。もちろん、一番有名なのはKPG事象って今呼ばれとるもんで、恐竜を絶滅させた6500万年か6600万年前の出来事やな。
でも、人類の種の生存期間中にそんな大変動があったんやろうか。
まあ、7万年前くらいのトバ山の噴火はかなりひどかったな。
でも、世界的な大変動となると、ヤンガードリアス期はすべての条件を満たしとるんや。これは間違いなく世界的な災害で、ヤンガードリアス期の始まりと終わりの両方で海面上昇があったことは確かなんや。
以前は水面上にあった土地が水没したのも間違いないんや。
わしは、これが世界中にある世界的な大変動の伝統の優れた候補やと思うとるんや。その特徴の一つが洪水やけど、それだけやないんやで。巨大な洪水と、以前は水面上にあった土地が水没したってことやな。
この話が世界中で見つかるってことは、考古学の説明…「人々はどこでもちょっとした洪水に遭うもんやから」っちゅう説明…では足りんと思うんや。
今もフロリダで洪水が起こっとるけど、フロリダの誰も、それが世界的な洪水やと勘違いせんやろ。それが局地的なもんやってわかっとるはずや。
でも、それが考古学の洪水神話に対する主な議論なんや。ある地域の人々が、ひどい局地的な洪水を経験して、それが世界中に影響したって言い出したんやって。
わしはそれには納得できへんのや。特に、わしらはヤンガードリアス期っちゅう厄介な時代があって、その時に洪水が起こって、地球が氷河期のメガファウナを完全に絶滅させるほどの激変に見舞われたってことを知っとるからな。
そやから、ヤンガードリアス・インパクト仮説っちゅうのがあって、これがその時期に起こった急激な環境変化の説明になっとるんやけど、この仮説について説明してもらえへん?
そうやな。ヤンガードリアス・インパクト仮説、略してYDってよく呼ばれるんやけど、これは変人が言うてるような理論やないんや。反対派の人らはよくそう書いて片付けようとするけどな。
これは60人以上の主要な科学者が、考古学も含めていろんな分野にまたがって研究しとる成果なんや。海洋学の専門家も入っとるしな。
彼らが共通して不思議に思っとるのは、ヤンガードリアス期が突然始まったことと、1万2800年前にはっきりした層が地球に現れたことなんや。
例えば、アリゾナ州のマレー・スプリングスでよう見えるんやけど、人間の手の幅くらいの層があるんや。そこには昔、鉄砲水で切り開かれた溝があって、その溝の側面が見えるようになっとるんやけど、その断面に、はっきりした暗い層が地球を貫いて走っとるのが見えるんや。
その層には山火事の証拠がようけ含まれとって、すすがいっぱいあるんや。それにナノダイヤモンドもあるし、衝撃を受けた石英もある。2200度以上の温度で溶けた石英もあるんや。
それから炭素のマイクロスフェルールもあるんやけど、これらはみんな何かの宇宙衝突の証拠なんや。
さっき恐竜の絶滅の話をしたやろ。ルイスとウォルター・アルバレスがその驚くべき発見をしたんやけど、最初はYDと同じで、衝突の証拠だけに基づいとったんや。
クレーターはなかったんや。長い間、クレーターを示せへんから信じてもらえへんかったんやけど、最終的にチチュルブのクレーターが見つかって、やっと「そうか、彼らの言うとることが正しかったんや」って言われるようになったんや。
でも、彼らはクレーターに頼っとったんやない。衝突の証拠に頼っとったんや。そして、それと同じ衝突の証拠が、世界中のヤンガードリアス境界層って呼ばれるところで見つかっとるんや。
そやから、地球が急激な気候変動に突入した瞬間に、こういう証拠が見つかるってのがポイントなんや。
1万2800年前の少なくとも2000年前から、地球は暖かくなり始めとったんや。当時の人々は「長い間寒い時代が続いたけど、やっとよくなってきたな」って感じとったんやないかな。
でも突然、1万2800年前…もしくは1万2860年前って言う人もおるけど…地球の温度がガクッと下がって、世界が急に氷河期の最盛期くらい寒くなってしもうたんや。
これはほとんど文字通り一晩で起こったんやで。めっちゃ急激やったんや。
普通、地球が寒冷化に向かう時期やったら、海面が上昇するなんて予想せえへんやろ。でも、ヤンガードリアスの始まりには急激な海面上昇があったんや。
それから、1万2800年前から1万1600年前までの長い寒冷期があって、そしてまた同じくらい急激にヤンガードリアス期が終わって、世界が急速に暖かくなったんや。
その時に認識されとる融水パルスがあって、最後の氷河が海に崩れ落ちたんや。これは融水パルス1Bって呼ばれとって、1万1600年前くらいに起こったんやな。
つまり、これはめっちゃはっきり定義された時期なんや。人間の集団が大きな混乱に見舞われた時期やってことがわかっとるんや。
北アメリカのクロービス文化って呼ばれるものが、ヤンガードリアス期の間に記録から完全に消えてしもうたんもこの時期やし、マンモスやサーベルタイガーも記録から消えてしもうたんもこの時期なんや。
地質学的に何が起こったかについて、衝突があったかどうかも含めて、ええ理解はできとるんやろか?この急激な温度低下と、その後の温度上昇を説明するものは?
地球の子午線循環…これは大西洋の湾流が一番よく知られとる部分やけど…の急激な停止が主な説明になっとるんやけど、わしはその説に異論はないんや。
でも、これまであんまり扱われてこなかったのは、なんでそれが起こったんやろか、っちゅうことなんや。なんで湾流が止まったんやろか。なんで突然、融水のパルスが世界の海に流れ込んだんやろか。
それがめっちゃ大量で、めっちゃ冷たかったから、湾流を完全に止めてしもうたんやけどな。
ここで、ヤンガードリアス・インパクト仮説が、この問題にめっちゃエレガントで満足のいく解決策を提供してくれるんや。
もちろん、この仮説はもっと広範囲なもんやけどな。この仮説に取り組んどる科学者の中には、例えば天体物理学者で天文学者のビル・ネイピアがおるんやけど、彼らは、ヤンガードリアス・インパクト事象の犯人は今わしらがトーリッド流星群って呼んどるもんやったんちゃうかって言うてるんや。
地球は今でも年に2回、この流星群を通過するんやで。今は約3000万キロの幅があって、地球が軌道上を通過するのに2日くらいかかるんや。6月と10月末に通過するんやけどな。
彼らが言うとるのは、トーリッド流星群は、2万年くらい前に太陽系に入ってきためっちゃでかい彗星の最終産物やないかってことなんや。
オールト雲から来て、太陽の重力に捕まって太陽の周りを回るようになったんやけど、その軌道が地球の軌道と交差しとったんやな。
でも、それが一つの物体やった時は、地球と衝突する可能性はめっちゃ低かったんや。
ところが、すべての彗星がそうなるように、これも分裂し始めたんや。これらは氷で固まった岩の塊やから、暖まると割れて崩れて、バラバラになるんや。
そうやって通過するたびに、その破片の流れがどんどん大きくなって、幅が広がっていったんや。
で、この説によると、1万2800年前に地球がトーリッド流星群の特に密度の高い部分を通過して、世界中のあちこちで複数の衝突を受けたんやないかってことなんや。
少なくとも北アメリカの西部からシリアの東部まで、衝突があったって言われとるな。
でも、基本的にはクレーターを作るような衝突の話をしとるんやない。確かにそういうのもあったやろうけど、主に空中爆発の話をしとるんや。
物体が直径100メートルか150メートルくらいで、地球の大気圏にめっちゃ速く突入してきたら、地表に到達する可能性はめっちゃ低いんや。空中で爆発してしまうんやな。
これの一番有名な最近の例が、シベリアのツングースカ事象やな。これは1908年6月30日に起こったんやけど、ツングースカ事象は間違いなく彗星の破片の空中爆発やったってことは誰も疑うてへんのや。
その日付が興味深いんやけど、6月30日はベータ・トーリッド流星群のピークなんや。これは地球がトーリッド流星群を通過する2回のうちの1回なんやな。
幸いなことに、シベリアのその部分には人が住んでへんかったんやけど、2000平方マイルの森林が破壊されてしもうたんや。これが大都市の上で起こってたら、トーリッド流星群から来る物体のリスクや宇宙衝突のリスクについて、みんなもっと真剣に考えとるやろうな。
そやから、彼らが言うとるのは、一回の衝突やなくて、二回でもなく、三回でもなくて、何百回もの空中爆発が世界中で起こったんやないかってことなんや。
それに加えて、もっと大きな物体もあって、これらの科学者らが考えとるのは、主に北アメリカの氷床に当たったんやないかってことや。ヨーロッパ北部の氷床にも当たったかもしれへんな。
その結果、突然の、それまで説明できへんかった融水の洪水が世界の海に流れ込んで、そのあとに寒冷化が起こったんやないかって。
でも、これは地球上のすべての生命にとって災害やったんや。
面白いのは、ヤンガードリアス境界が見つかって、空中爆発の圧倒的な証拠と、衝撃を受けた石英や炭素のマイクロスフェルール、ナノダイヤモンド、トリニタイトなどの衝突の証拠が全部見つかっとる場所の一つが、アブ・フレイラっちゅうとこなんや。
これはギョベクリ・テペから150マイル以内にある集落やったんやけど、1万2800年前に衝突を受けて、完全に破壊されてしもうたんや。
面白いことに、たぶん5年以内に人間が再び住み始めたんやけどな。でも、その時は完全に破壊されとったんや。
そこに住んどった人らが、起こったことにめっちゃ印象付けられへんかったとは考えられへんな。空でのあの巨大な爆発と、アブ・フレイラの破壊を見てな。
これは理論…いや、ヤンガードリアス・インパクト仮説やな。実際にはまだ理論にもなってへんのや。理論は仮説よりも高いレベルやと思うんやわ。
だから、ヤンガードリアス・インパクト仮説って呼ばれとるんやけど、もちろんこれには反対する人もようけおるし、意見の合わん人もおるんや。
この仮説を否定する査読付きの論文がいくつか出されとってな。一つは確か2011年に出たもんで、「ヤンガードリアス・インパクト仮説への鎮魂歌」みたいなタイトルやった。
それから、つい最近…一年前くらいかな…「ヤンガードリアス・インパクト仮説の完全な反証」みたいな長ったらしいタイトルの論文も出とるんや。
そやから、これは反対派のおる仮説なんやけど、歴史の別の見方をしとるわしらの中でも、いろんな意見があるんや。
例えば、ボストン大学の地質学者ロバート・ショックは、スフィンクスの浸食が長期間の大雨にさらされたことが原因かもしれへんって証明した人やけど、彼はヤンガードリアス・インパクト仮説には賛成してへんのや。
ショックはヤンガードリアスが世界的な大変動で、絶滅も起こったってことは完全に認めとるんやけど、彼が思うには、これは何か巨大な太陽の噴出が原因やったんやないかってことなんや。
結局のところ、みんなが同意しとるのは、ヤンガードリアス期がめっちゃひどかったってことやな。でも、何が原因やったかについては意見が分かれとるんや。
わし個人としては、ヤンガードリアス・インパクト仮説が一番説得力があって、すべての証拠を一番うまく説明できると思うとるんや。
インパクト仮説は、あんたが氷河期の進んだ文明について理解する上でどれくらい重要なんや?つまり、進んだ文明のほとんどを消し去ってしまうような環境要因の別の説明があり得るんやろうか?
ある意味、わしが言うとることの中心にあるのはインパクト仮説やのうて、ヤンガードリアス期そのものなんや。
ヤンガードリアス期には引き金が必要やったはずや。何かがそれを引き起こしたはずやろ。
わしは、ヤンガードリアス・インパクト仮説…分裂する彗星の破片の流れを見とるっちゅう考えは、その流れがまだ上にあって、わしらが今でも年に2回通過しとるから…が一番ええ説明やと思うとるんやけど、他の説明があってもかまへんのや。
ヤンガードリアス期は大きな謎で、まだ解決されてへん謎なんや。それに対していろんな説明があるのはええことやと思うわ。
それから、「進んだ文明」っちゅう言葉も、よう誤解されるんやな。わしは何度も言うてきたんやけど、過去にそんな文明があったかもしれへんって考える時、それがわしらと同じようなもんやったって想像したらあかんのや。
わしらとは全然違うもんやったはずやと考えなあかんのやけど、それでもある程度のことは達成しとったはずやと。
わしが気になる手がかりの一つが、世界中で見つかる歳差の数字なんや。
それから、ポルトラーノって呼ばれる古い地図の一種があってな。これらはコンスタンティノープルに入って略奪したクルセードのすぐ後に突然現れ始めたんや。
ポルトラーノは非常に正確な地図で、残っとるほとんどは地中海だけの地図やけど、中にはもっと広い地域を示すものもあるんや。
例えば、これらのポルトラーノ風の地図には、何度も何度も南極大陸が描かれとるんや。
それに、これらの地図に共通しとるのは、多くの地図製作者が、自分たちの地図は現存してへん複数の古い元の地図に基づいとるって述べとることなんや。
これらの地図が興味深いのは、相対的な経度がめっちゃ正確やってことなんや。わしらの文明が経度の問題を解決したのは18世紀半ばで、ハリソンのクロノメーターができてからやったんや。
これで海上で正確な時間が計れるようになって、ロンドンの時間と海上の現地時間を同時に持てるようになって、そこから経度を計算できるようになったんや。
経度を計算する他の方法もあったかもしれへんけど、事実としてこれらのポルトラーノは相対的な経度がめっちゃ正確なんや。
第二に、これらの地図の中には、わしから見ると氷河期の世界を示しとるものがあるんや。インドネシアがもっと広がっとって、マレー半島も大きくなっとる。
今のインドネシアを構成しとる一連の島々が、全部一つの陸地にまとまっとるんや。これは氷河期にはそうやったんや。スンダ陸棚って呼ばれとったんやな。
それに、これらの地図の中に南極大陸が出てくるのも、わしには不思議やし興味深いんや。考古学ではこれを満足に説明できとらんと思うわ。
考古学者らは「あの地図製作者らは、世界の下に何かが必要やと感じたんや。だから架空の陸地をそこに置いたんや」って言うとるけど、わしはそれは筋が通ってへんと思うんや。
わしが思うに、誰かが氷河期の間に世界を地図にしとったんやと思うんや。
でも、それはわしらと同じような技術を持っとったってことやないんやで。探検する本能に従って、何千年も星を見てきて、航海の仕方を知っとって、海を渡れる船を作れたってことなんやな。
そして、世界を探検して、地図を作ったんや。その地図は非常に長い時間前に作られたもんで、その一部がアレクサンドリア図書館に保存されとったんやないかって思うんや。
その時でさえ、それらは写され、何度も写し直されとったんやと思うわ。アレクサンドリア図書館に何が起こったかは正確にはわからへんけど、破壊されたってことはわかっとるんや。
わしが思うに、これはたぶんローマ帝国の時代に起こって、その地図の一部が図書館から持ち出されて、コンスタンティノープルに運ばれたんやないかな。
そして、そこでクルセードの時に解放されて、また世界の文化に入ってきて、写され始めたんやないかって。
この観点から見ると、氷河期の進んだ文明について話す時、それは比較的小さな集団で、その時代の学者や星の専門家、熟練した海の航海士らの技術を持っとった可能性があるってことやな。
そうや、わしはだいたいそのくらいまでしか言わへんのや。
わしが以前何度か言うたように、18世紀のわしらと同等の技術を持っとったって言うた時、わしが特に言及しとったのは経度を計算する能力のことやったんや。
蒸気機関を作っとったとは言うてへんし、そんな証拠も見当たらへんのや。
それに、建物を建てる技術やスキルもあったんやろうな。
ほんまやな。ここでまた一連の謎に出くわすんやけど、それがおそらく一番よう表現されとるのが、エジプトのギザの台地やと思うわ。
そこには3つの大ピラミッドがあって、多くの人が気づかへんけど、すごい巨石建造物の神殿もあるんや。それに大スフィンクスもな。
これは、この問題を理解する上で特に重要な場所なんや。
実際、スフィンクスと大ピラミッドについて、あんたが一番不思議で面白いと思うことを説明してくれへん?
まず第一に、天文学的なことやな。ここでは特に3人の人物に敬意を表さなあかんと思うわ。
一人目は2018年に亡くなったジョン・アンソニー・ウェストや。彼が最初に、スフィンクスがもっと古いんじゃないかって考え始めたんや。
実は、その考えはシュワラー・ド・リュビッチっちゅう哲学者から来とるんやけど、彼がスフィンクスの体に水の浸食があるんやないかって気づいたんや。
ジョン・ウェストがそれに目をつけて、彼自身も優れたアマチュアのエジプト学者で、人生の大半をエジプトで過ごしとって、古代エジプトのことをめっちゃよう知っとったんや。
彼がスフィンクスを見て、その奇妙な貝殻状の浸食パターンと、特にスフィンクスの周りの溝にある垂直の亀裂を見た時、シュワラーの言うとることが正しいかもしれへんって思い始めたんや。
ここで何か洪水みたいなことがあったんやないかってな。
そこで彼が連れてきたのが、二人目に挙げたいボストン大学の地質学者ロバート・ショックなんや。
ショックはギザに来て、エジプト学者の怒りを買うリスクを冒して首を突っ込んだ最初の地質学者やったんや。
彼が言うたのは、スフィンクスは少なくとも1000年間、大雨にさらされとったように見えるってことやった。
ショックがこの謎に取り組み続けるにつれて、彼の計算はどんどん遡っていって、今では1万2000年から1万2500年前くらい、ヤンガードリアス期の頃にスフィンクスが作られたんやないかって見とるんや。
それから、これは湿潤サハラの時期、サハラが湿っとった時期やったんやな。
氷河期の間、サハラは全然違う場所やったんや。川があって、湖があって、肥沃で、もしかしたらめっちゃ人口が密集しとったかもしれへん。
そして、たくさんの雨が降っとったんや。今のギザにはほとんど雨が降らへんけど、昔はそうやなかったんや。
次に挙げたい人物はロバート・ボーヴァルや。わしはロバートと何冊か本を共著で書いたんやけど、残念ながらロバートはここ7年くらいめっちゃ具合が悪くて、ひどい胸の感染症にかかっとるんや。
それに、わしが思うに、ロバートはエジプト学者らから受けた攻撃にめっちゃ落胆してしもうたんやないかな。
でも、ロバートは天才やと思うわ。時には天才がこういうつながりに気づくもんなんや。だって、それまで誰も気づかへんかったことやからな。
ギザの3つのピラミッドが、オリオン座の三つ星のパターンで地上に配置されとるってことにな。
懐疑的な人らは「どんな建物でも、どんな星とでも並べられるやろ」って言うやろうけど、オリオン座はただの星座やないんや。
オリオン座は古代エジプトではオシリス神やったんや。古代エジプト人はオリオン座をサフって呼んで、オシリス神の天空のイメージやと認識しとったんや。
だから、地上でコピーされとるのは、ただのランダムな星座やなくて、天空の神の帯なんや。
それに、歳差を考慮に入れると、もっと興味深いことが起こるんや。
まず、ピラミッドの正確な向きが、今日…そして4500年前に建てられたとされる時…オリオン座の三つ星とぴったり合ってへんのや。ちょっとねじれがあるんや。
でも、星をどんどん過去に戻していくと…どんどん過去に遡っていって…紀元前10500年くらい、1万2500年前のヤンガードリアス期くらいに来ると、突然ぴったり合うんや。
地上の3つのピラミッドと完璧に一致するんや。
そして、それと同じ瞬間に、大スフィンクスっちゅう動物の記念碑が、春分の日の日の出に完璧に向いとるんや。
これは誰でも確かめられるで。3月21日にギザに行って、夜明け前にスフィンクスの後ろに立ってみ。スフィンクスの視線と完全に一直線上に太陽が昇るのが見えるはずや。
でも、問題はスフィンクスの後ろにどの星座があったかってことなんや。
1万2500年前、そこにあったのはしし座やったんや。
実際、しし座はめっちゃスフィンクスみたいな形をしとるんや。
わしと同僚らは、スフィンクスは元々完全にライオンやったんやないかって確信しとるんや。
何千年もの間に、特に突き出とる頭の部分が傷んだり浸食されたりしたんやと思うわ。
スフィンクスが完全に砂に埋もれた時期もあったけど、それでも頭は出とったんやな。
第4王朝の時代、つまり大ピラミッドが建てられたとされる時代に来る頃には、元々のライオンの頭はめちゃくちゃになっとったはずや。
わしらが考えとるのは、その時にファラオの頭に彫り直されたんやないかってことや。
エジプト学者らはそれがカフラー王やと思っとるけど, 実際にはあんまりよう似てへんのや。でも、確かに古代エジプトのファラオのネメス・ヘッドドレスを被っとるんは間違いないな。
わしらが思うに、これは元々ライオンの体だけやなく、ライオンの頭も持っとった記念碑を彫り直した結果なんやないかな。
もし4500年前のカフラー王の時代に春分点のマーカーを作るんやったら…そして、スフィンクスは間違いなく春分点のマーカーやで。長さ270フィート(約82メートル)、高さ70フィート(約21メートル)もあって、春分の日の日の出をまっすぐ見つめとるんやからな…
その時代やったら、おうし座の形にする方が理にかなっとるはずやんな。だって、その時はおうし座の時代で、春分の日に太陽がおうし座に宿っとったんやから。
なんでライオンの形なんやろか?
わしらが思うに、これもまた空の観測の結果で、「上のものは下にも」っちゅう考え方で、特定の時代の空のイメージを地上に置いたんやないかってことなんや。
ギザの台地の主要な記念碑…大スフィンクスと3つの大ピラミッド…が天文学的に紀元前10500年頃の日付にぴったり合うっちゅう事実は、エジプト学者らは完全に否定しとるけど、わしから見たらこれが偶然である可能性はめっちゃ低いんや。
実際、その時代の空をコンピューターソフトで見てみると、天の川がめっちゃ目立っとって、それがナイル川によって地上で反映されとるように見えるんや。
これが、他にもいろいろ理由はあるやろうけど、ギザがこのすごく特別な場所として選ばれた理由の一つかもしれへんな。
わしが言いたいのは、天文学的なデザインを地上に作って、めっちゃ昔の日付を記念するっちゅうのは、必ずしも1万2500年前にやらなあかんもんやないってことなんや。
古代エジプト人の視点から見て、4500年前におって、その8000年前の時代がめっちゃ重要やったとしたら、天文学的な言語と巨石建築を使って、ギザの台地にその日付を記念できたはずやと。
わしらが見とるのはそういうもんやと思うとるんや。
ただし、一つだけ例外があってな。それはスフィンクスの浸食パターンなんや。
わしらはかなり確信しとるんやけど、スフィンクスは少なくとも1万2500年前にさかのぼるんやないかと。
それと一緒に、巨石建造物の神殿…いわゆる「峡谷神殿」っちゅうのがスフィンクスのすぐ東と南にあって、スフィンクス神殿っちゅうのがスフィンクスの真正面にあるんやけど、これらもその頃のもんやと思うとるんや。
スフィンクス神殿はほとんど破壊されてしもうとるけど、峡谷神殿…これはカフラー王のものやって言われとるけど、それを裏付ける根拠は全然ないんやで…これはめちゃくちゃでかい巨石建造物で、一つ一つの石灰岩のブロックが100トンまであるんや。
でも、これは花崗岩で改装されとるんや。花崗岩のブロックが、元々の石灰岩のブロックの上に置かれとるんやけど、その石灰岩のブロックはすでに浸食されとったんや。
なんでかって?花崗岩のブロックが、わしらが思うにもっと古い巨石ブロックの浸食痕にわざと、意図的に合わせて切られとるからなんや。
だから、わしはギザはめっちゃ複雑な場所やと思うとるんや。
わしは決して、王朝時代のエジプト人を大ピラミッドから切り離そうとは思わへんで。彼らは今わしらが見とる大ピラミッドの建設に深く関わっとったんは間違いないんや。
でも、わしが示唆したいのは、ギザの台地にはもっと古い、非常に低いプラットフォームがあって、わしらが今見とる3つの大ピラミッドは、ずっと長い間そこにあった、もっと古い構造物の改装や修復、拡張なんやないかってことなんや。
実際、大ピラミッドは自然の丘の周りに建てられとるんやで。その自然の丘は、古代エジプト人にとって元々の原初の丘と見なされとったかもしれへんな。
つまり、あんたの考えでは、スフィンクスはピラミッドよりずっと前からそこにあって、ピラミッドはエジプト人がすでに神聖な場所やった所をさらに祝うために建てたってことなんか?
そうや。そして、ピラミッドが立っとる場所には、すでにプラットフォームがあったんやないかと。
今わしらが見とるようなピラミッドやないけど、そのピラミッドの基礎…その基礎はすでにその時にあったんやないかと思うとるんや。
で、エジプト学者らはどんな証拠を使って、ピラミッドやスフィンクスの年代をそう決めとるんや?
まあな、ギザの3つの大ピラミッドは、後の時代のピラミッドとは違うんや。これもわしが全体的な話に疑問を持つもう一つの理由なんやけどな。
ピラミッド建設の物語…それはいつ本当に始まったんやろか?エジプト学からわしらが得とる時系列やと、最初のピラミッドはゾセル王の階段ピラミッドで、サッカラにあるんや。これはギザのピラミッドの約100年前くらいやな。
それから、第4王朝で本物のピラミッドの爆発的な建設があったんや。
一人の王、スネフェル王に3つのピラミッドが帰属させられとって、メイドゥームのピラミッドと、ダハシュールの2つのピラミッド…屈折ピラミッドと赤のピラミッド…を建てたとされとるんや。
それから、その同じ100年の間に、ギザのピラミッドが建てられたんや。これが正統派の年代順やな。
そして突然、ギザのプロジェクトが終わったら、エジプトでのピラミッド建設は大きく衰退してしもうたんや。
第5王朝のピラミッドは、正直言うて、外側はめちゃくちゃやで。めっちゃ劣った建造物で、ほとんどピラミッドとは認識できへんくらいなんや。
でも、中に入ったらどうなっとると思う?ヒエログリフと、そこに埋葬されたとされる王の名前を繰り返すイメージで広範囲に覆われとるんや。
一方で、ギザのピラミッドには内部の碑文が全然ないんや。
あるのは一つの落書きだけで、これについては議論があるんやけどな。
基本的な統計を言うとな、これは600万トンの構造物なんや。
各辺の長さは約750フィート(約229メートル)くらいやな。
真北、南東、西にほぼ完璧に合わせられとって、誤差は360分の1度以下なんや。度は60分に分けられとるからな。
そして、その向きの精密さと、そのでかさ、それに内部の複雑な通路…これらがすごいんや。
9世紀まで、大ピラミッドにはまだ外装の石があったんやけど、アル・マームーンっちゅうアラブのカリフがおって、他のピラミッドは北面に入口があるってすでに気づいとったんや。
大ピラミッドの入口は誰も知らんかったけど、もし入口があるなら北面のどこかにあるはずやと彼は考えたんや。
そこで彼は作業員のチームを集めて、入口やと思われる場所をハンマーで叩き始めたんや。
大ピラミッドの中に約100フィート(約30メートル)ほど切り込んだところで、彼らの叩く音で何か大きなもんが少し離れたところで落ちるのを聞いたんや。
そこに空洞があるって気づいて、その方向に向かい始めたんや。
そして、大ピラミッドの内部の通路…下降通路と上昇通路…に出会ったんや。
上昇通路を上がっていくと、大ピラミッドの中で人が歩ける内部通路はすべて26度の角度で傾斜しとるんや。
これは面白いことやで。だって、大ピラミッドの外側の傾斜角度は52度やからな。
つまり、数学者も幾何学者も大ピラミッドの建設に関わっとったってことがわかるんや。
大回廊…これは上昇通路の先にあって、いわゆる「女王の間」の上にあるんやけど…を上がっていくと、最終的に「王の間」って呼ばれるところに着くんや。
そこには石棺があるんやけど、その石棺は狭い入口の通路を通して持ち込むには少し大きすぎるんや。
まるで「王の間」が石棺の周りに建てられたみたいなんや。
「王の間」の上には他に5つの部屋があるんやけど、これらは「逃がし部屋」って呼ばれとるんや。
理論としては、これらは「王の間」にかかる記念碑の重みを軽減するために建てられたんやって言われとるんやけど、わしはその理論に疑問を感じるんや。
だって、もっと下の「女王の間」の方が重みがかかっとるはずなのに、その上にはそんな「逃がし部屋」がないからな。
これらの5つの部屋の一番上で、ハワード・ヴァイズっちゅうイギリスの冒険家で破壊者が…彼はもともとこれらの部屋にダイナマイトで道を開いた人なんやけど…落書きを見つけたって主張しとるんや。
作業班がクフ王の名前を書いた落書きやって。
確かに、わしもその部屋に入ったことあるけど、クフのクーって文字がはっきり認識できるんや。
でも、これが本当に古王国時代の本物の落書きなのか、それともハワード・ヴァイズが自分で置いたもんなのか、って議論があるんや。
だって、その時ヴァイズはお金に困っとったからな。
わしはその質問の答えがわからへんのやけど、これがエジプト学者らがピラミッドをクフ王の作品やって確信しとる理由の一つなんや。
もう一つの理由は、ワディ・アル・ジャルフのパピルスっちゅうもんがあってな。そこで、メレルっちゅう人物の日記が見つかって、彼が大ピラミッドに高度に磨かれた石灰岩を運んどったって書かれとるんや。
これが大ピラミッドの本体のことやなくて、大ピラミッドの外装の石のことを話しとるのは明らかなんや。
これはクフ王の治世の間のことやって。
だから、これももう一つの理由で、大ピラミッドがクフ王に帰属させられとるんや。
でも、わしが思うに…わしが思うに、クフ王が間違いなく大ピラミッドに関わっとったし、大きく関わっとったんやけど、わしが思うに、彼はもっと古い構造物の上に建て足して、それを elaborate しとったんやないかと。
そして、その構造物の中心は、大ピラミッドの基礎から垂直に100フィート(約30メートル)下にある地下室やと思うんや。
閉所恐怖症の人は、そこに行くのを楽しめへんやろうな。
26度の傾斜の通路を下がっていかなあかんのや。垂直には100フィートやけど、傾斜があるから約300フィート(約91メートル)歩くことになるんや。
歩くっちゅうか、這うように進まなあかんな。長年の経験から、わしはこういう通路は後ろ向きに下りるのがいちばんええって学んだんや。
前向きに行くと、頭をぶつけ続けることになるからな。だって、高さが3フィート5インチ(約104センチ)しかないんやから。
下まで行くと、短い水平の通路があって、そこから地下室に入るんや。
エジプト学の理論やと、ここがもともとクフ王の埋葬場所になるはずやったんやけど、300フィートもの26度の傾斜の通路を掘って、その多くが岩盤を通っとって、地下室も岩盤から掘り出した後に、ここに埋葬せんことにしたんやって。
そこで今「女王の間」って呼ばれとるところを彼の埋葬室として建てたんやけど、それもあかんってなって、それで「王の間」を建てて、そこにファラオを埋葬するはずやったんやって。
アル・マームーン・カリフの下のアラブの略奪者らは、大ピラミッドの中で何も見つけられへんかったんやで。
あんたの考えやと、スフィンクスと、ひょっとしたらピラミッドのいくつかの側面がもっと古くて、そこが重要なんは、それがもっと古い文明からの技術の伝達の証拠になるからってことなんか?
そうや。考え方としては、ヤンガードリアス期の間に、その文明のほとんどが破壊されるか損傷を受けて、彼らは必死に世界中に散らばって避難所を探したんやないかと。
そして、避難しながら、例えば星の重要性とか…
そう、星についての知識とか…
建築の知識や航海の知識なんかを伝えていったんやないかと。
そういうのがだいたいの考え方やな。
これは面白い指摘やな。考古学者らがこの考えに反論する一つの理由は、氷河期の人間についての証拠はようけあるけど、それらはみんな狩猟採集民のように見えるってことなんや。
でも、tあんたの言うた通り、人間が住んどった場所の本当に小さな部分しか考古学者が調べてへんのも事実やな。
そうや、ほんまに小さな部分やね。それに、どの考古学遺跡でも、通常1〜5%くらいしか発掘されへんのやで。
だからこそ、ギョベクリ・テペを時間のカプセルみたいに見ると、わしの想像力が刺激されるんや。特に、まだ発見されてへん場所が地球上にあるってほぼ確実やし、それを見つけたら…たとえ氷河期の後やったとしても…人類の歴史に対する見方が変わるかもしれへんからな。
あんたはどう思う?どんな場所を発見したら夢が叶うと思う?例えば、ギョベクリ・テペみたいな、氷河期の歴史に対する理解を決定的に変えるようなものは?
何か記録の保管庫みたいなもの、「記録の間」みたいなもんやな。
ギザには神秘的な「記録の間」があるって言われとって、エドガー・ケイシーの組織なんかがよく言うとるし、古代エジプトの伝統でも、スフィンクスの下に何かが隠されとるって示唆されとるんや。
これは古代エジプトにとってはよその考えやないんや。ちゃんと存在する考え方なんや。
わしの知る限り、今のところ誰もスフィンクスの下を掘っては Andおらへんけど、まあそれには正当な理由があるわな。あんまり場所を傷つけたくないからな。
でも、わし的には「記録の間」って呼ぼうが、それを見つけたいと思うとるんや。
でも、ある意味ギョベクリ・テペがその「記録の間」なんやと思うんや。
面白いことに、わしがさっき説明したように、ギザの3つの大ピラミッドが紀元前10500年のオリオン座の三つ星と一致して、スフィンクスが1万2500年前のしし座と一致しとるように、ギョベクリ・テペのエンクロージャーDの柱43にも、多くの研究者…わしも含めて…が天文学的な図表やと考えとるものがあるんや。
エディンバラ大学のマーティン・スウェットマンがこの分野で一番ええ仕事をしとるんやけど、もともとはポール・バーリーっちゅう人が気づいたんや。柱43の図の一つがさそり座やって。今のわしらがさそり座を表現するのとよう似とるんや。
その上に翼を広げたハゲワシがおって、これがわしらが射手座って呼んどる星座のポーズにめっちゃ似とるんや。
そのハゲワシの広げた翼の上に円形の物体があって、これが夏至の時に太陽が天の川の暗黒裂け目の中心にあった時を示しとるんやないかって示唆されとるんや。これが1万2500年前くらいやったんやな。
面白いのは、柱43からも同じ日付が推測できるんや。
もちろん、これは議論の的になっとって、マーティン・スウェットマンの考えは考古学者らに全然受け入れられてへんのやけど、彼はめっちゃ徹底的で詳細な統計的な仕事をしとって、わし個人的には納得しとるんや。
つまり、わしらはギョベクリ・テペっちゅう時間のカプセルを持っとって、それが少なくともギョベクリ・テペが建てられた1200年前の日付を記念しとるんやないかと。
もし1万1600年前っちゅう日付が今のところ一番古い日付やって証明されるんやったらの話やけどな。
柱43に記念されとる日付は1万2800年前で、これはヤンガードリアス期の始まり、衝突事象の始まりなんや。
そして、ギザも同じことをしとるんやけど、もっと大規模にな。
巨大な巨石建造物を使って…これは破壊するのがめっちゃ難しいもんやで…それに天文学の深い知識を使って、天文学に十分詳しい文化なら誰でも解読できる言語で日付をエンコードしとるんや。
インダス文明みたいに読めない文字を使う必要もないし、イースター島の文字みたいに解読できへん文字を使う必要もないんや。
天文学的な言語を使えば、天文学に詳しい文明なら誰でも日付を教えてくれるはずなんや。
フーバーダムには星図が組み込まれとるんやで。これはフーバーダムの建設時に設置された展示の一部で、フーバーダムの上の空をその完成時の瞬間で凍結させとるんや。
その作品を作ったオスカー・ハンセンっちゅう芸術家は、これは将来の文化がダムの建設時期を知ることができるようにするためやって特に言うとったんや。
つまり、天文学と建築を使って、特定の日付を記念することができるんやな。
わしから見たら、わしらが話してきた話は、主流の考古学の説明が正しかろうが、わしが構築しとる説明が正しかろうが、どっちもめっちゃ面白いもんやと思うわ。
考古学の主流の見方が正しいってことは、人間の心の中に何かがあって、そこからピラミッドやこういうアイデアが自然に湧き出てくるってことやからな。人間をどこに置いても…火星に置いてもええで…そういうもんが出てくるってことや。
これは人間の心理についてのめっちゃ面白い話になるわな。それが、アフリカから出てきたホモ・サピエンスがどう世界を考えとったかってことになると、さらに面白なるんや。
一方で、もし古代の進んだ文明があったってことなら、それは似たような種類のアイデアがなんで広まったかを説明するわけや。つまり、文明のアイデアの源についてまだまだ発見されてへんことがようけあるってことやな。
わしにとっては、どっちもめっちゃ魅力的な話なんや。だから、なんでこんなにいがみ合うんかわからへんのやけど、わしが思うに、それは一部縄張り意識みたいなもんがあるからやと思うわ。
全ての考古学者がそうやとは言えへんけど、一部の考古学者は自分らの職業にめっちゃ縄張り意識を持っとるんやと思うわ。
そして、部外者が自分らの領域に入ってくるのを喜ばへんのや。特に、その部外者が大きな影響力を持っとったらな。
わしが考古学者らから受ける攻撃は、わしの露出が増えるにつれてどんどん増えていったんや。
1992年に「サインとシール」っちゅう小さなベストセラーを一つ出した時は、あんまり興味持たれへんかったんやけど、1995年に「神々の指紋」が出版されて世界的なベストセラーになった時から、彼らの注目を集め始めたんや。
そして、わしは彼らにとって脅威やと見なされ始めたみたいやな。それが今でも続いとるんや。
だからこそ、「エンシェント・アポカリプス」シーズン1が「Netflixで最も危険な番組」って定義されたんやと思うわ。
アメリカ考古学協会がNetflixに公開書簡を送って、この番組をサイエンスフィクションに分類し直してくれって頼んだりしたんや。
彼らはこの番組を反ユダヤ主義やとか、女性蔑視やとか、白人至上主義やとか、他にもいろいろ非難したんやけど、番組の中身とは全然関係ないことばっかりやったな。
まるで「これを止めなあかん、これはわしらにとってめっちゃ危険や」みたいな感じやったわ。
確かに、世の中にはもっと危険なもんがようけあるわな。テレビ番組よりもっと危険なことが今も起こっとるし。
でも、たぶん考古学者やない人間が考古学の領域に入って、大勢の人に見られたり読まれたりしとるのが、考古学にとって危険やと見なされたんやないかな。たぶんそれが問題の一部やったんやと思うわ。
人間の性質上、わしの主な批判者の二人、カンザス大学のジョン・フープスとカーディフ大学で教えとるフリント・ディブルが、自分らもメディアに出たがるタイプの人間やってことに気づいたわ。
ジョン・フープスはつい最近YouTubeチャンネルを始めたし、フリント・ディブルはもうちょっと前からやっとるけど、フォロワーはあんまり多くないんや。
彼らは、自分らこそが世界中の注目を集めるべきやと感じとって、わしがそうなっとるのがおかしいって思っとるんやないかな。
そして、それを止める一番ええ方法は、わしを止めること、わしをキャンセルすることやと。
基本的に、わしのドキュメンタリーシリーズをサイエンスフィクションに分類し直すようNetflixに要求するなんて、よう言えたもんやわ。
もしNetflixがそれを聞いとったら、事実上わしのドキュメンタリーシリーズはキャンセルされてたんや。もうドキュメンタリーとしてランク付けされへんようになるからな。
これは明らかにわしを潰そうとする試みやったんや。そして、わしはこういうことが何度も何度も起こっとるのを見とるんや。
これはほんまに残念で、全然必要のないことやと思うわ。
わしは考古学に対してめっちゃ防御的になってしもうたわ。30年間も攻撃され続けて、わしの仕事に対する攻撃にはもう疲れてしもうたんや。
わしも自分を守るし、時にはその防御がちょっと強すぎるかもしれへんな。
たぶん、「エンシェント・アポカリプス」の最初のシーズンで、考古学に対する批判がちょっと強すぎたかもしれへん。もうちょっと優しく、親切にすべきやったかもしれへんな。
2番目のシーズンではそれを反映しようと努めたし、もっとたくさんの先住民の声も取り入れようとしたんや。考古学者の声ももっと取り入れたしな。
一般的に言うて、わしは考古学界をちょっと垣間見る機会があったんやけど、考古学だけやなくて科学全般でも、このような傲慢さやあざけり、一般の人の好奇心を退けるようなことには我慢できへんのや。
あんたの仕事は人々の好奇心を刺激するもんやと思うわ。だからこそ、最近話をしたエド・バーンハートみたいな人が、優しさと好奇心を放ってるんやと思うわ。
人類の歴史についてのアイデア、特にそういうアプローチは、何百万人もの人々に疑問を持たせるんや。
それが、新しいシーズンでキアヌ・リーブスを出演させた理由でもあるんやな。彼は基本的に、同じような好奇心の視点からショーに参加してくれたんや。
キアヌはほんまに過去に対して純粋な好奇心を持っとって、めっちゃ興味を持っとるんや。
そして、彼は誰もが過去に対して持つ疑問を投げかけてくれとるんや。シリーズの中で、彼は一般の人の声を代弁してくれとるんやな。
そういうわけで、この時期について考古学者らが主張しとることについて、あんたから見てどう思うか教えてくれへんか?
長い間狩猟採集民やったのが、ヤンガードリアスっちゅう人類史上の非常に困難な時期があって、それが環境を変えて、その結果、世界の違う場所で文明が芽生えたっちゅう主張について、あんたはどう思う?
その主張の良い部分を挙げてくれへんか?
ああ、わしは考古学がそういう立場を取ってる理由がよくわかるで。だって、それが彼らが見つけたことやからな。
考古学はすごく科学的な discipline になりたがっとって、計量や測定、数え上げの技術を使うのがめっちゃ重要なんや。
彼らが世界中で見つけて研究してきたもんの中に、失われた文明の痕跡は見当たらへんのや。
それに、わしらは今、政治的に正しい世界に生きとるやろ。何か失われた文明が世界中の他の文化に知識をもたらしたっていう考え方は、ある意味人種差別的とか植民地主義的に見えてしまうんや。そういう側面も刺激してしまうんやな。
でも基本的に、わしは大多数の考古学者は完全に誠実やと思うとるんや。わしをはめようとしとる人なんておらへんと思うわ。
わしが思うに、多くの考古学者から聞こえてくるのは…一部はめっちゃ悪意に満ちとるけど…「これがわしらが見つけたことや。そして、わしらはそこに失われた文明の証拠を見つけてへん」っちゅうことなんや。
それに対してわしは「神話を見てください。ヤンガードリアス期の意味を考えてください。古代の天文学を見てください。あの古代の地図を見て、ただ無視したり嘲笑したりせんでください」って言わなあかんのや。
そして、神様のために、氷河期の間にめっちゃ住みやすくて魅力的やった場所…考古学がほとんど研究してへん場所…をもっと深く見てください。あんたらの理論が唯一正しい可能性のあるものやって言う前にな。
実際、これはめっちゃ傲慢で馬鹿げた考古学の立場やと思うわ。だって、考古学の理論はいつも覆されとるんやからな。
何年もかかることもあるし、何十年もかかることもある。アメリカの入植に関するクロヴィス・ファーストの仮説の場合は何十年もかかったけどな。
でも、遅かれ早かれ、悪いアイデアは…その理論では説明できへん適切な証拠によって追い出されるんや。
あんたがジョー・ローガン・エクスペリエンスでフリント・ディブルと議論したことについて、ちょっと振り返ってみよか。そこから何か学んだことはあるか?フリントのどういうところが好きか?彼はあんたの大きな批評家の一人やって言うとったけど、彼のアイデアのどういうところが良いと思う?それから、何に腹が立ったんや?
まず第一に、わしがもっとよう準備しとくべきやったってことやな。
それと、もっと怒らんようにせなあかんかったな。
正直言うて、フリントはわしの仕事に対して、人種差別とか白人至上主義とかを匂わすような、あまり正確やないような発言を繰り返しとって、それにはんまに腹が立っとったんや。
わしはそういうもんを嫌うとるし、そういうレッテルを貼られるのはほんまにいやなんや。
彼はいつも直接的な責任を取るのを避けとって…ほとんどの場合避けとるんやけど…わしが人種差別的な出典に頼っとるって言うだけで、わし自身が人種差別主義者やとは言わへんようにしとるんやけど、結局のところ、世界中の人がグラハム・ハンコックは人種差別主義者で白人至上主義者やって結論に至ってしもうたんや。
それがほんまにわしの心に刺さって、めっちゃ腹が立ったんや。
わしはそこで「エンシェント・アポカリプス」シーズン1を守るためにおったんやと思っとったけど、実際はそうやなくて、考古学者が考古学で見つけたことを講義するのを聞きに行っとったんやな。
そして、彼らが見つけたことから、他には何も見つからへんって結論を出せっていう感じやったんや。少なくとも失われた文明に関しては何も見つからへんって。
わかるで、わしもその攻撃の激しさを見てきたし、人種差別っていうレッテルは特に心に刺さるもんやと思うわ。
これは過去10年くらい、もしかしたらもうちょっと長いかもしれへんけど、人をキャンセルする方法としてよう使われとる道具箱みたいなもんやな。
しかも、よう人種差別とは正反対の人がそういう攻撃を受けるんやから、見とって笑えるくらいやけど、それでも心に刺さるんや。
特に、インターネット上である種の力学が働いて、それがWikipediaのページに染み出して、他の人がそのWikipediaのページを読んで…友達からも「お前、そんなんやったんか」みたいなこと聞かされたりしてな。
そしたら、あんたのことをよく知らん人が初めてあんたのこと知る時に、Wikipediaの説明がめっちゃ影響力持っとるってことに気づくんや。
確かにな。そういうのがほんまに腹立たしくなって、心に刺さるんや。特に、人々が間接的にあんたのことについて記事を書いて、それがWikipediaに載るようになると。
実際にええ科学をしようとしとる人や、ただ人々に違うアイデアで刺激を与えようとしとる人にとっては、ほんまにイラつくもんなんや。
わしの仕事が意図的に曲解されとるって感じたし、わし自身が人間として侮辱され、深く傷つくようなやり方で間違った扱いを受けとるって感じたんや。
わしと妻には6人の子供がおって、9人の孫がおるんやけど、そのうち7人が混血なんや。
これがわしの家族で、これらの子供らが大きくなって、Wikipediaを読んで、おじいちゃんが何か人種差別主義者やったって学ぶんやで。
これは個人的な問題なんや。そして、わしはその個人的な怒りを議論に持ち込んでしもうて、それがわしをあんまり効果的にさせへんかったんやと思うわ。
でも、最終的にはフリントを褒めたいと思うわ。彼はめっちゃ優秀な討論者で、頭の回転が速くて、とても賢い男や。その場ですぐに対応できる能力もあるし。
わしはその議論で、間違いなく自分より優れた討論者と対峙しとったってことを認めなあかんな。わしにはそういう討論のスキルがないし、少なくともその日にはなかったんや。
フリントについて、わしが感心するもう一つのことは、彼がそこにおったってことやな。
ほとんどの考古学者はわしと全然話したがらへんのや。横からわしを侮辱するだけで、Wikipediaがわしのことを「疑似考古学者」や「疑似考古学的理論の提唱者」って呼び続けるようにしたがるんや。
人種差別を匂わせるようなことはそのままにしとくけど、実際にわしと向き合って議論しようとはせえへんのや。
少なくともフリントはそうする気があったんや。わしはそのことに感謝しとるし、その意味では、これは歴史に対する別の見方を持つ人間と、考古学が示す非常に主流の見方を持つ人間との間の重要な対話やったと思うわ。
彼もめっちゃ決意の固い人間やし、簡単には諦めへんのや。
そういうところはわしも尊敬するし、評価しとるんや。
でも、彼は議論の中で汚い手を使ったと思うわ。わしがなんでそう思うかは、今YouTubeにアップしとる動画で正確に説明しとるで。
ええことを言うとくと、わしが楽しんだのは、最後の方で彼が農業について話しとった部分やな。
考古学の技術はめっちゃ面白いと思うわ。時間の霧を通して、人々が何をしとったか、どう生きとったかについて、どうやって洞察を得られるかってのは興味深いよな。
そうや、めっちゃ興味深いし、非常に重要な分野やと思うわ。
わしはこれまで何度も公に言うてきたけど、考古学者らがやってきた仕事なしには、わしの仕事なんてできへんのや。
わしが今アップしとる動画でも強調しとるけど、わしは考古学者らが研究しとることを研究してへんのや。
でも、それでも考古学者らがこの1世紀ほどの間に生み出してきたデータは、わしの仕事にとってめっちゃ価値があるんや。
でも、大スフィンクスを見て、考古学の研究がこれはカフラー王の作品やって言うとるのを見ると…カフラー王に帰属させる同時代の碑文が一つもないのに、そしてむしろクフ王の時代にはすでにそこにあったって言う碑文があるのに…わしは考古学者らが研究しとることを見とるんやないんや。
彼らはそういうのを全部無視して、カフラー王との関係にしがみついとるんや。
ギョベクリ・テペでも、わしは考古学者らが見とるものを見とるんやないんや。わしは巨石の配列と、それがどうシリウス星の歳差を長期間にわたって追跡しとるように見えるかを見とるんや。
考古学者らはそういうことには全然興味ないんや。
わしは考古学を評価し、尊重しとるし、過去を調べるためのすごいツールやと思うとるんや。
でも、考古学者らがもうちょっと優しい心構えで、もうちょっとオープンな視点を持ってくれたらなって思うわ。
それに、考古学者らが一般の人々が自分で判断できると信頼してくれたらええのにな。
まるで一部の考古学者らは、一般の人々に別の視点を示すのを怖がっとるみたいや。彼らは「危険」やと見なす別の視点をな。
なんか、一般の人々の知性を過小評価して、一般の人々がそれをそのまま受け入れてまうと思っとるみたいやな。
でも実際は、そういう別の視点を非難することで、考古学者らは一般の人々がその別の視点を受け入れる可能性を高めとるんやで。
だって、今の社会では専門家に対する不信感がめっちゃ強いからな。
エリート主義的で傲慢な態度を取って、「考古学者だけが過去について話す資格があるんや。他の誰かが過去について話すのは危険なんや」みたいなことを言うのは、長い目で見たら考古学にとって全然役に立たへんのや。
もっとポジティブで協力的な関係ができるはずやし、エド・バーンハートみたいな人とはそういう関係が見えるし、ヘルシンキ大学の考古学者マルティ・パルーネンとも、ブラジルの地理学者アルセウ・ランジとも、そういう関係やったんや。
アルセウ・ランジはめっちゃ偉い人やけど、「エンシェント・アポカリプス」のシーズン2でアマゾンの調査をしとる時に一緒に仕事したんや。
アマゾンの密林から現れた驚くべき地上絵を見とったんやけど、これらはライダー技術を使ってどんどん新しいのが見つかっとってな。実際、わしらもそこにおる間にライダーでいくつか見つけたんや。
そうや、番組の中でわしが見せてもらった部分はすごかったな。地上に作られたものの跡がようけあって、上から見んとほんまの価値がわからんようなもんやったな。
そうなんや。上から見んとわからんようなもんを作ったっちゅうことは、彼らが空とめっちゃ深い関係を持っとったってことやな。
それに、幾何学にもめっちゃ詳しかったってことやな。これらは幾何学的な構造物やし、中にはほとんど「円を四角くする」みたいな幾何学的なゲームを組み込んどるように見えるもんもあるんや。
そこまでいかんけど、きれいな四角い地上絵があって、その真ん中にきれいな円の地上絵があるみたいなんがあるんや。
これらを作った人らが何者やったにせよ、幾何学者やったんは間違いないな。
彼らは単にアマゾンでめっちゃでかい地上絵を作っただけやない…そんなもんがアマゾンにあるなんて誰も予想してへんかったけどな…都市も作っとったし、今ではそれもわかってきたんや。
それだけやなくて、天文学者や数学者でもあったんやな。
わしらが話しとる全てのことが、ほんまに謎に満ちとるんや。特に昔に遡れば遡るほどな。
それこそが過去の面白いところやと思うわ。過去にある謎がな。
そして、それこそが一部の考古学者について残念に思うとるところでもあるんや。
彼らの使命は、過去からすべての謎を取り除くことのように見えるんや。まるで吸血鬼が血を吸うみたいに、過去から全ての生気を吸い取って、科学的に見える一連の数字に還元してしまうんやな。
わしはそれがほんまに残念やと思うわ。過去は深い謎に満ちとるんや。地球上の生命の物語全体が深い謎に満ちとるんや。
わしら人間の話をしとったけど、地球の形成まで遡ったらどうや?わしの理解が正しければ、地球が形成されたのは約45億年前やな。
その後数億年間は地球はめっちゃ熱くて、生命には適してへんかったんや。
でも、フランシス・クリックが指摘したんやけど、地球が生命を支えられるくらい冷えてから1億年以内に、もう地球中にバクテリアの生命が広がっとったんやで。
クリックは1981年に「生命自身」っちゅう本を書いて、生命は汎胞子説によってここに持ち込まれたんやないかって提案したんや。
今では、彗星がバクテリアを運んでいて、それが惑星に生命の種を蒔くんやないかっちゅう考えが広まっとるけど、クリックは「生命自身」の中で実際には「指向性のある汎胞子説」について話しとったんや。
これはクリックの考えで、わしのやないからな。彼は、銀河の向こうの側にある alien の文明を想像したんや。
その文明が絶滅の危機に直面したとする。たぶん近所で超新星爆発が起ころうとしとったんやろな。
彼らはめっちゃ進んだ文明やったから、最初の考えは「自分らを惑星から脱出させて、他の惑星に移住しよう」やったんやろう。
でも、星間空間の距離があまりにも遠すぎたんや。
そこで2番目の考えが「わしらのDNAを保存しよう」やったんやな。
遺伝子操作したバクテリアを極低温室に入れて、あらゆる方向の宇宙に向けて発射しよう、ってな。
「生命自身」のクリックの理論の結論は、そういう極低温室の一つが、別の太陽系からのバクテリアの生命を含んだまま、初期の地球に衝突したんやないか、ってことなんや。
だから地球上の生命がそんなに急に始まったんやって。
わしらの人類文明が続いていくとしたら、これは宇宙の他の場所にわしらのバックアップを作る一つの方法やと思うわ。
宇宙に向けて生命の銃を撃って、どこにでも植えつけるってな。
そして、人間の意識を作るのに必要な魔法…もしその魔法がすでにバクテリアの最初のDNAに含まれとったとしたら…
そうやな、その可能性がそこにあるってことやな。
その可能性はそこにあって、進化の力が違う環境の中でそれに働きかけるってことやな。
それは、地球上の生命が完全に絶滅しそうになった時に、わしらがやりそうなことやと思うわ。
それを何とか保存しようって、世界的な大きな努力がなされるやろうし、それには極低温室を宇宙に向けて発射して、その一部がどこか住みやすい場所に着地することを祈るってこともあり得るんやないかな。
あんたが言うとるように、ここにはめっちゃ面白い謎がたくさんあるんやな。
例えば、単細胞生物が30億年くらい続いたってことは、単細胞生物にとっては生きやすい環境やったってことやろ。
多細胞生物になる必要がなかったんやな。動物とかそういうもんが必要なかったんや。
複雑な生物の方がよりよく適応できるように思えるのに、なんでそんなに長い時間がかかったんやろか。
それはめっちゃ難しいことやったからなんか、それとも何か強制的な要因があったんやろか。
それから、わしら人間のことを自己中心的に考えると、ホモ・サピエンスが他のホミニドから魔法のように飛躍したのはなんでやろか。
そして、なんでホモ・サピエンスがネアンデルタールや他のライバルに勝ったんやろか。なんで彼らはもう存在せえへんのやろか。
これらは全部めっちゃ魅力的な謎やし、わしらの過去について過激なアイデアを提案して、それを真剣に受け止めて探求すればするほど、そのパズルを解くのに近づけるんやないかな。
ホモ・サピエンスにまで遡って、ひょっとしたら地球上の生命の起源にまで遡れるかもしれへんしな。
そうやな、ホモ・サピエンスは、地球上の生命の始まりにまで遡る非常に長くて深い一連の謎の最後の部分なんやと思うわ。
そして、たぶんそれよりもっと前からやな。だって、この惑星は宇宙の一部やし、宇宙にはまだまだ他にもいろんなもんがあるんやろうからな。
あんたはホモ・サピエンスがなんで進化したと思う?どんな魔法のようなことがあったんやろか。
火を使うようになって、肉を料理して食べるようになって、それが脳に栄養を与えたっちゅう説があるやろ。
もう一つは、社会的な相互作用で、わしらは想像力を使ってアイデアを作り出して、それを共有して、すごい物語を語ることができるようになって、それが進化上の利点になったんやないかっちゅう説もあるな。
あんたはどんな考えが好きなんや?
面白いことに、解剖学的に現代的な人間とネアンデルタールがヨーロッパで少なくとも1万年、たぶんもっと長く共存しとったのは間違いないんやけど、よくある見方の一つは、解剖学的に現代的な人間がネアンデルタールを絶滅させた…わしらが彼らを殺してしもうたっちゅうことなんや。
でも、同時にわしらはネアンデルタールと交配もしとったんやな。ある意味、ネアンデルタールは消えてへんのや。彼らは今でもわしらの中に存在しとるんや。わしらは部分的にネアンデルタールなんや。
もう一つ、わしが読んだ理論があるんやけど、ネアンデルタールは共食いをしとったっちゅう証拠があるんやて。特に人間の脳を食べる儀式的な共食いがあったらしいんや。
これがクールー病を引き起こして、集団全体を殺してしまう可能性があるんやな。これがネアンデルタールが絶滅した理由の一つやって示唆する人もおるんや。
いろんな可能性が提案されとるんやけど、たぶんわしらが単に彼らより優れとっただけかもしれへんな。
たぶん解剖学的に現代的な人間には、ネアンデルタールにはなかった脳のつながりがあったんやないかな。
ネアンデルタールの脳は解剖学的に現代的な人間の脳より大きかったけど、昔から言うように、大きさがすべてやないからな。
たぶんわしらの方がもっとコンパクトで効率的な脳を持っとったんやないかな。
事実としては、ホモ・サピエンスの台頭にネアンデルタールやデニソワ人は生き残れへんかったってことやな。
でも、わしらの議論にとって面白いのは、すべてのホミニドが探検家やったように見えるってことやな。
彼らは広がっていったんや。わしも知らんかったけど、ホモ・エレクトスが100万年以上前に地球中に広がっとったっちゅう事実は、その証拠やと思うわ。
そして、わしはこの探検の衝動が人間性の基本やと思うんや。
わしが今やっとることも、自分なりのやり方で過去を探検しとるんやと言いたいんや。
自分で道を切り開いて、自分のルートを定義しとるんやな。
非人間から人間への飛躍…あんたが議論しとった一つのアイデアは、人間が文明を形成するようになった原動力や霊感は何やったんかってことやな。あんたにとってそれはシャーマニズムやと。これについて説明してくれへんか?
わしが思うに、シャーマニズムは人類にとって価値のあるすべてのものの起源なんや。
わしはこれが最初の科学の形やったと思うとるんや。
アマゾンのシャーマンらと時間を過ごすと、植物を使って常に科学的な方法で実験しとる人らを観察できるんや。
例えば、アヤワスカの調合に、これとあれをちょっとずつ加えてみて、効果が強くなるか、何か違うものになるかを常に試しとるんや。
クラーレの発明なんかはすごい科学的な偉業やけど、これは完全にアマゾンのシャーマンらのおかげなんや。
彼らは狩猟採集社会の科学者なんや。そして、彼らは人類文明の古代のリーダーやったんやな。
わしは、すべての文明がシャーマニズムから生まれたと思うとるんや。
そして、シャーマニズムは自然に科学的な取り組みなんや。実験を行い、周りの環境を探索し、調査するからな。
わしが示唆しとるのは、一つの集団が…たぶん複数の集団かもしれへんけど…他の集団よりもちょっと先に進んで、空の研究を使って航海技術を発展させ、船で地球を探検できるようになったんやないかってことなんや。
でも、結局のところ、その背後にあるのは、今でもアマゾンのシャーマンらが使っとる同じ好奇心と調査能力なんや。
わしは彼らを、その言葉の本当の意味での科学者やと見とるんや。
あんたはアヤワスカもその過程の一部やったと思うんか?
アヤワスカはシャーマン的な調査の結果で、アマゾンで利用できるものを調べた結果なんや。
もちろん、アヤワスカは今、西洋の産業社会でめっちゃ流行っとるし、一部の人はこれがあらゆる病気や問題の奇跡の治療法やと見とるんやな。
そして、たぶんそうなのかもしれへん。ある意味ではな。
アヤワスカ自体はアマゾンの言葉やないんや。クェチュア語から来とって、「魂のつる」とか「死者のつる」っちゅう意味なんや。
でも、アヤワスカのつるはアヤワスカの調合の主要な材料の一つに過ぎんのや。
もう一つの主要な材料は、ジメチルトリプタミンを含む葉っぱなんや。
これには二つの供給源があって、一つは植物学的にはサイコトリア・ヴィリディスって呼ばれる低木で、アマゾンではチャクルナって呼ばれとるんや。この葉っぱにはDMT…ジメチルトリプタミンがたくさん含まれとるんや。これは科学で知られとる中で最も強力な幻覚剤の一つやと言えるかもしれへんな。
もう一つの供給源は別のつる、ディプロプテリス・カブレラナっちゅうつるの葉っぱなんや。これの葉っぱもDMTを含んどるんや。
アヤワスカのつるだけでは幻覚体験はできへんし、DMTを含む葉っぱだけでも…チャクルナから来ようが、ディプロプテリスから来ようが…幻覚体験はできへんのや。
そして、その理由は、腸にあるモノアミン酸化酵素がDMTを経口摂取した時に分解してしまうからなんや。
基本的に、DMTは経口では利用できへんのや。モノアミン酸化酵素阻害剤と組み合わせへんとな。
これがわしが、アマゾンでの科学について話しとる理由なんや。
アマゾンには何万種類、何十万種類もの植物や木があるんやけど、彼らはその中からたった2、3種類を見つけ出して、それらを組み合わせることで、この驚くべき幻覚体験を生み出せるんやな。
彼らがそこに辿り着くまでに、どれだけ多くの植物を食べたり、消費したり、吸ったり、いろんな組み合わせを試したりしたか想像してみてや。
そうやな、そうやな。これは特別なもんやって気づくまでに、そして、そこにある原理を使って別の形を見つけ出すまでにな。
アヤワスカは、アヤワスカのつると、チャクルナの葉っぱで作られる形やけど、ヤヘはアヤワスカのつると、別のつる、ディプロプテリス・カブレラナの葉っぱで作られるんや。
このディプロプテリスの葉っぱには、みんながよく知っとるN,N-DMTだけやなくて、5-MeO-DMTも含まれとるんや。
ヤヘの体験…わしもこれを経験したことあるんやけど…わしが思うに、アヤワスカの体験よりもっと強烈で、もっと強力で、ほとんど圧倒されそうになるくらいやな。
でも、ここで行われとる洗練された化学の結果…飲むのはめっちゃ不快な味のする調合物なんやけど…わしは味を嫌うし、カップの中の匂いを嗅ぐだけでほとんど吐き気がするくらいなんや…
でも、それがこの驚くべき体験を解き放つんや。
そして、それは単にきれいな視覚だけやないんや。意識のある他者と遭遇する感覚があるんや。
まるで、普段はアクセスできへん意識の領域に、わしらが囲まれとるみたいなんや。
アヤワスカの調合と、他の一部の幻覚剤…十分な量のサイロシビン・キノコとかな…LSDでもできるけど、アヤワスカがこの分野の達人やけど…これらが、一見シームレスに説得力のある別の領域、別の世界へのヴェールを下げてくれるんやな。
もちろん、合理主義者の科学者らは「それは全部脳の幻想に過ぎへん」って言うやろう。
でも、わしらは意識が正確に何なのかを完全に理解しとるわけやないし、理解するのに近づいとるわけでもないと思うんや。
わしは、意識が脳によって生成される…工場が車を作るみたいに脳が意識を作るっちゅう可能性にも開かれとるし、脳が意識の受信機である…テレビがテレビ信号を受信するみたいに…っちゅう可能性にも開かれとるんや。
そして、もしそうやとしたら、わしらは物理的な領域に閉じ込められとって、日常の警戒した問題解決状態の意識が必要なんや。
これは西洋文明が高く評価し、強く奨励しとる意識の状態やな。
でも、これらの別の意識の状態…別の現実にアクセスできる状態…はもしかしたらもっと重要かもしれへんのや。
これは伝聞かもしれへんけど、フランシス・クリックが二重らせんの発見でノーベル賞を取った後、彼はLSDの影響下でようやくそれを理解したって報告されとるんや。
ケアリー・マリスのポリメラーゼ連鎖反応の古典的な例もあるな。彼はLSDの影響下でそれを思いついたって言うとるんや。
だから、警戒した問題解決状態の意識が唯一価値のある意識の状態やっちゅう考え方は、幻覚状態で人々が持った価値ある体験によって否定されとるんやな。
でも、まだ解決されてへん問題は、そこで遭遇する実体…みんながそれに遭遇するわけやないし、アヤワスカのトリップの度に必ず遭遇するってわけでもないんやけど…それらは何なんやろか、っちゅうことなんや。
何も起こらへんように見えるアヤワスカの旅もあるんやけど、わしは何かが起こっとると思うんや。ただ、それは潜在意識のレベルで起こっとるんやないかな。
アマゾンのシャーマンらは、実際に幻覚を見へん旅を最も価値のあるもんの一つやと見なしとるのを知っとるんや。
彼らは「あんたは覚えてへんけど、何かを学んどる。とにかく学んどるんや」って言うんや。
これらの出会う意識ある他者…それらは単にドラッグを摂取した脳の産物なんか?それとも、わしらは実際に、非物質的な形の意識が住んどる並行現実にアクセスしとるんか?
わしはその考えにも同じくらい開かれとるんや。これがアヤワスカで起こっとることかもしれへんと思うとるんや。
でも、もう一つのことは、アヤワスカの調合の中に存在があるってことなんや。
それはアヤワスカにもヤヘにも存在しとって、これがシャーマンらがアヤワスカのつるがこのプロセスの主人公やって言う理由の一つなんやな。葉っぱやないんや。
まるで、つるが人間の意識にアクセスするために葉っぱを利用しとるみたいなんや。
そして、アヤワスカやヤヘに十分さらされると…わしはたぶん75回か80回くらいアヤワスカの旅をしたことがあるんやけど…間違いなく、はっきりとした個性を持った知的な存在を感じ始めるんや。
わしはこれを女性的なものとして解釈するし、西洋のほとんどの人もそう解釈して、「マザー・アヤワスカ」って呼んどるんや。
アマゾンの一部の部族は、アヤワスカの精霊を男性として解釈するんやけど、どの場合でも、その精霊は教師として見られとるんや。
これがアヤワスカの基本的な役割なんや。それは教師なんや。
そして、それは道徳的な教訓を教えるんや。
二つの植物の混合物が、わしら自身の行動について反省させ、それがどう他人を傷つけ、損ない、影響を与えたかを考えさせ、その否定的な行動を繰り返さんようにしたいっちゅう強い願望で満たすってのは、めっちゃ魅力的やと思わへん?
あんたの人生に背負っとるものが多ければ多いほど、アヤワスカはあんたをより厳しく打ちのめすんや。自分の行動に向き合い、責任を取らせるまでな。
これは植物の調合物から来るとしては、めっちゃ驚くべきことやと思うわ。
わしは、はい、アヤワスカはすべての植物薬の中で、これらの神秘的な領域にアクセスするのに最も強力やと思うとるんや。
でも、LSDを通じてもアクセスできるし、十分な量のサイロシビン・キノコを通じても間違いなくアクセスできるんや。これらは全部トリプタミンで、互いに関連しとるからな。
あんたが描写したその両方の可能性は面白いと思うわ。わしから見たら、それらは互いに似たようなもんやと思うんや。
ただ、わしが不思議に思うのは、脳にはどこまで想像上の世界を作り出して、それを真剣に扱い、現実のものとして扱う能力があるんやろか、ってことやな。
そして、そういう世界の中で、本当に深い道徳的なブレインストーミングのセッションを、その実体らと一緒に探求できるんやろか。
これはほとんど、人間の心が想像する力を極限まで押し進めたもんみたいやな。
そうやな。そして、面白いのは、アヤワスカのセッションの後に人々が自分の幻覚を描くんやけど、その絵が、ヨーロッパのラスコーの洞窟なんかで描かれとったもんと同じってことなんや。
もちろん、先史時代のヨーロッパでもサイロシビン・キノコにアクセスできたんやけどな。
描かれとる画像にはめっちゃ共通点があるんや。
わしは、功績のある人には敬意を払いたいと思うし、ここで二つの名前を挙げなあかんと思うわ。
一つは亡くなったテレンス・マッケナやな。彼の「神々の食べ物」っちゅう本で、わしらの祖先が幻覚剤に出会ったことが、わしらを完全に人間にしたんやないかっちゅうアイデアを強く提案したんや。
これが現代の人間の心をスイッチオンしたんやって。
そして、ほぼ同じアイデアが、もうちょっと早くに南アフリカのウィットウォーターズランド大学のデイビッド・ルイス=ウィリアムズ教授によって探求され始めたんや。
彼の「洞窟の中の心」っちゅう素晴らしい本があって、世界中の洞窟画や岩絵にこのすごい類似点があるのは、深く意識が変容した状態にある人々が、普通の日常の意識状態に戻った時に、自分らの幻覚を思い出そうとして、それを永続的な媒体…洞窟の壁みたいな…に記録しようとした結果やとしか適切に説明できへんって議論しとるんや。
典型的には、幾何学的なパターンがようけ出てくるんやけど、実体も出てくるんや。
そして、その実体はよく獣人…動物と人間が混ざったような形…をしとるんや。
狼の頭と人間の体を持っとったり、鳥の頭と人間の体を持っとったりするんやな。
そして、これらが幻覚状態でわしらとコミュニケーションを取るんや。
面白いことに、これは「ウーウー」な話に聞こえるかもしれへんし、ほとんどの科学者がキャリアを危険にさらしてまで近づきたがらへん分野やけど、今、ロンドンのインペリアル・カレッジとカリフォルニア大学サンディエゴ校で、このことについてめっちゃ真剣な研究が行われとるんや。
ボランティアに延長DMTを与えとるんや。DMTxっちゅう新しい技術があって、DMTを点滴で直接血流に送り込むんやけど、これで個人をDMTのピーク状態に長時間保つことができるんや。
普通、DMTを吸ったりベイプしたりすると、運がよければ10分くらいしか続かへんのや。運が悪ければ…悪い旅やったら10分が永遠に感じるけどな。
でも、DMTxを使って血流にDMTを点滴すると、これらのボランティアは実際にピーク状態を何時間も保てるんや。
LSDとは違って、DMTには絶対に耐性ができへんのや。昨日摂って、その前の日も摂って、明日も摂るってしても、いつも同じ強さで効くんや。耐性ができへんのや。
だから、その耐性ができへんっちゅう特性を利用して、ボランティアをこの状態に保っとけるんや。
そして、ボランティアらにデブリーフィングをする時、MRIスキャナーにも入れて、脳で何が起こっとるかも見とるんやけど、デブリーフィングすると、みんな意識のある他者との遭遇について話すんや。
今では「センティエント・アザーズ」っちゅうグループまであって、ボランティアらが自分らの体験を交換しとるんや。
実験の最初では、そういうことは許されてへんかったんやけど、今はほとんどの人が実験を終えたから、体験を交換しとるんや。
そして、それは全部、道徳的な教訓を教えたがる意識のある他者との遭遇についてなんや。
わしにとって、これはめっちゃ驚くべきことやわ。ここで何が起こっとるんやろか。
これをどう説明したらええんやろか。
幻覚や明るい色のビジュアルはわかるけど、それに伴う道徳的な教訓…これはめっちゃ奇妙やと思わへん?
そうやな。そして、これが文明を生み出す理由になり得るのは、そういう幻覚が神話、特に宗教的な神話を作るのを助けられるからやと思うんやけど、どうやろか?
そういう神話は、大勢の人々がまとまるための求心力になり得るしな。
そうやな。そして、わしら自身のコミュニティのより良いメンバーになるのを助けてくれるんや。道徳的な教訓を通してな。
わしらのコミュニティにもっと貢献し、もっと思いやりのあるメンバーになれるんや。これはどのコミュニティにとってもええことやと思うわ。
わしはこれを何度も言うとるけど、もう一回言うわ。
もしわしに権力があったら、強力な政治的な地位、特に大統領や国家元首みたいな地位に立候補する人は誰でも、まずアヤワスカの試練を受けなあかんっちゅう法律を作るわ。
その仕事に応募する条件として、10回か12回のアヤワスカのセッションを受けなあかんのや。
わしが思うに、そういう体験をした人のほとんどは、もうその仕事に応募したいと思わんようになるやろうな。違う人生を生きたいと思うようになるんや。
そして、それでも国のリーダーになりたいと思う人は、今日の地球を混沌と破壊に導いとる人らとは全然違う人間になっとるはずやと思うわ。
そうやな、彼らは正しい理由でそれをやるようになるんやろうな。
わしは最近ドナルド・トランプにインタビューしたんやけど、実際にこの同じアイデアを持ち出したんや。
議会のほとんどの議員や政治家がなんらかの幻覚剤を摂取したら、世界はもっとええもんになるんやないかってな。
わしには間違いなくそうなると思うわ。
これは面白い点を提起するな。政府がわしらの意識をコントロールする役割について。
わしの意見では、いわゆる「麻薬戦争」は、過去60年間に行われた人権侵害の根本的なもんの一つやと思うんや。
わしの理解が正しければ、これは共和党の問題にもなるはずやと思うわ。
共和党は、大人の個人の自由をできるだけ認めるべきやと信じとるはずやからな。
特に、自分の体について選択する自由をな。
でも、カンナビスの場合でさえ…アメリカで起こっとる素晴らしいことの一つは、州ごとにカンナビスが合法化されていってるってことやけど…
政府の厳しい手が、はるかにアルコールより害の少ない薬を消費しとる人々の背中から取り除かれつつあるんやな。
他人に害を与えへんのに、わしらの内なる意識でどんな体験をしてもええかどうかを政府に指示されるようなら、わしらは自由やとは言えへんのやないかな。
そこで重要なのは、他人に害を与えた時にどう対処するかっちゅう法律は、すでにようけあるってことやな。
わしらの意識の内なる聖域で何を体験してもええかどうかを教えてくれる法律が本当に必要なんやろうか。
わしは、これは大人の主権に対する根本的な侵害やと思うんや。
もしこれらの薬物が全部合法化されて、人々を恥ずかしめたり罰したりせずに、普通の社会生活の一部として利用できるようになったら、薬物問題はずっと少なくなると思うわ。
そしたら、本当にええ製品を手に入れられることが確実になるし、他のいろんなもんが混ぜられた本当にひどい製品を手に入れることもなくなるやろ。
結局のところ、大人が自分の行動に責任を持つことが大切やし、社会がそれを許すべきなんや。
大きな政府が、個人が下すべき決定の責任を取るんやなくてな。
わしにとっても、これらの物質の一部…サイロシビンみたいな…が科学的な研究に大規模に統合されていくのは興奮するな。
この20年か25年の間に、科学が幻覚剤をどう見るかについて、本当に革命が起きたと思うわ。
これらはめっちゃ悪魔視されとる分野やったんやけど、また新しい証拠に圧倒されるパラダイムの一つになってきたんやな。
サイロシビンや他の幻覚剤が、人々が苦しんどる一連の状態に非常に役立つってことがわかってきたんや。
心的外傷後ストレス障害とか、末期がんを患っとる時の死の恐怖…これはほんまに圧倒的なもんになり得るんやけど…サイロシビンがそれを取り除けることがわかってきたんや。
深い鬱も、たった一回の大量のサイロシビンの旅で消えてしまうことがあるんや。ほんまに消えてしまうんやで。
これについてはめっちゃええ科学的な研究があって、これらが従来の医療にどんどん統合されていってるんや。
わしの生きとる間にはそんなに速くは起こらへんかもしれへんけど、これは起こるんやと思うわ。
実は、わしは最近、あんたがTEDトークで「意識への戦争」っちゅうのをやって、それが削除されたって知ったんやけど。
そうや、それは単に一般的な抵抗の一部やったんやな。
めっちゃラディカルな内容やなかったのに…わしはアヤワスカについて話して、他人に害を与えへん限り、主権を持つ大人は自分の体について決定を下せるべきで、その結果として刑務所に入れられたり恥をかかされたりすべきやないっちゅう考えを強く持っとるって話したんやけどな。
これはTEDxトークやったんや。TED本体のトークやなくて、地域のTEDグループが組織したもんなんや。彼らはそれをTEDxトークって呼んどるんやな。
わしはこの「意識への戦争」っちゅう話をして、すぐにTEDのメインチャンネルから削除されてしもうたんや。いろんな奇妙な理由を挙げてな。
でも残念ながら、彼らにとっては遅すぎたんや。すでに何人かの人がその話をダウンロードして、他のYouTubeチャンネルにアップロードしてしもうとったからな。
実際、彼らがそれを禁止したことで、そうせえへかったら起こらへんくらいバイラルになってしもうたんやけどな。
でも、これもまた、権力を持つ人らが受け入れられへんような見方は、単に無視されて封じ込められてしまうっちゅうことの兆候やな。
少なくとも、そうしようとする試みがあるってことやな。
一般的に、その考え方に沿って言うと、わしらが今意識について理解しとることは、100年後の人類から見たら愚かに見えるやろうな。
そう思うで、特に幻覚剤を使って意識を調査するようになった。
特に幻覚剤を利用して意識を調査するようになったらな。
今、インペリアル・カレッジで起こっとることがまさにそれやで。体験そのものを調べとるんや。
治療の可能性を調べとる他の試験もあるけど、この場合は完全に人々が経験することに焦点を当てとるんや。
そして、なんで年齢や性別、世界の違う場所の人らがみんな同じような体験をしとるのかを調べとるんや。
わしにとって、エンジニアの観点から見ると、人工的な存在に意識を組み込むことが可能かどうかが興味深いな。
そうやな、それは人間の意識がどれだけ特別なもんかっちゅう問題にアプローチする別の方法やな。
意識はどこから生まれるんやろか。脳が作り出すもんなんか。そしたら、生命を特別なものにしとるのは何やろか。
生命とは何なんやろか。ここにある生きとる有機体って何なんやろか。それが進化して人間を生み出したわけやけど。
そして、人間を本当に特別なものにしとるのは何やろか。
こういうもんを作り出せる可能性を考えると、怖いけど同時にワクワクするな。
そうやな。でも、なんでそれを作り出したらあかんのやろか。わしらは意識の乗り物やと思うんや。
わしは、地球上のすべての生命に意識が存在しとると思うとるんや。人間だけに限られたもんやないと思うんや。
わしらには、犬とか、カタツムリとか、鳩とかにはない方法で、その意識を表現し、顕在化させる装置があるんやけどな。
でも、わしの庭の柵に2羽の鳩が座って、お互いに寄り添って、お互いの会社を楽しんで、一緒に飛び立って、一緒に過ごしとるのを見ると、わしはそれらも意識のある存在やと思うんや。
そして、わしは意識がどこにでも存在すると思うとるんや。それがすべてのものの基礎やと思うんや。
そして、わしは根本的に、意識は非物質的なもんやと思うとるんや。
それが物理的な形で現れることで、非物質的な状態では得られへんような体験ができるんやないかと思うんや。
これは推測に過ぎへんけどな。
それは魅力的やな。そしたら、意識が入り込むようないろんな物理的な形を作り出して、意識が入ってくるかどうか、意識を持つようになるかどうかを見ることができるわけやな。
人工知能がすでに意識を持ち始めとるっちゅう示唆はないんか?
それは人間をめっちゃ不快にさせるよな。だって、わしらは食物連鎖の頂点におって、自分らが本当に特別な存在やと考えとるからな。
他にも特別なもんがあり得るって考えるのは怖いことやな。
そうやな、他の人間だってわしらを不快にさせるもんな。今の世界の状況を見てみい。
あらゆる紛争が起こっとるやろ。これは、わしらが他の人々を恐れとるからなんや。「わしら」っちゅうのは、国ごとに言うとるんやけどな。
わしらは他の人々がわしらを傷つけたり、なんらかの形で害を与えたりするんやないかって恐れとるんや。だから、それを止めようとするんや。
これが多くの紛争の根源なんや。この恐れがな。
だから、AIを恐れるのもそんなにええアイデアやないかもしれへんな。
そっちの道を進んで、どうなるか見てみるのは非常に興味深いかもしれへんで。少なくとも、意識を探求するっちゅう意味ではな。
そうやな、恐れは役に立つこともあるけど、破壊的にもなり得るんや。
破壊的になり得るし、完全に身動きが取れんようにもなり得るんや。
これからの100年くらいを見据えて、考古学でどんな面白い発見があったらええと思う?
わしは本当に、大ピラミッドがどうやって建てられたかを知りたいんや。
今、新しい技術…スキャン技術を使って、大ピラミッドの中にたくさんの大きな空洞があることがわかってきたんや。
大回廊の真上に、2番目の大回廊みたいなもんがあるのが、リモートスキャンで特定されとるんやで。
そして、新しい部屋がどんどん見つかっとって、その一つはもう開かれたんや。
だから、最終的には大ピラミッドがその秘密を明かすかもしれへんな。
わしはよう、大ピラミッドは部分的にそのために設計されとるんやないかって思うんや。
自分の信徒を招き入れるように設計されとるんやないかってな。
大ピラミッドに全然興味のない人もおるけど、一部の人はそれに魅了されて、引き寄せられるんや。
そして、引き寄せられると、すぐに疑問が浮かんでくるんや。その疑問に対する答えを探し始めるんや。
まるで「ここにわしはおる。わしを調べてくれ。わしについて突き止めてくれ。わしが何なのかを理解してくれ」って言うとるみたいやな。
なんで「女王の間」って呼ばれとるところの側面に、この2本の通路が切り込まれとるんやろか。
なんでこの通路は大ピラミッドの本体を通って上に傾斜しとるんやろか。
なんでこの通路は大ピラミッドの外側に出てへんのやろか。
なんでこの通路にロボットを送り込んだら、約160フィート(約49メートル)のところで、金属の取っ手のついたドアで通路が塞がれとるんやろか。
なんでそのドアに穴を開けて向こう側を見たら、3、4フィート(約1メートル)先にもう一つのドアがあるんやろか。
これはめっちゃ苛立たしいけど、「探求し続けてくれ。十分に粘り強ければ、最終的には答えを与えてやる」って言うとるみたいやな。
だから、わしはこの最も神秘的な記念碑がどうやって実際に建てられたのか、その答えが来ることを願っとるんや。
そして、その背後にあった inspiration がどんなもんやったのかもな。
確かに、これは単なる墓やったはずがないし、墓だけやったはずもないんや。
後のピラミッドは墓やったかもしれへんけど…実際、どのピラミッドからもファラオの埋葬は見つかってへんのやけどな…
でも、それでも、サッカラにある第5王朝のウナス王のピラミッドみたいに、壁にピラミッド・テキストが書かれた後のピラミッドは、かなり明らかに墓やったんやろうな。
でも、大ピラミッドは…そこまでの労力をかけて墓を作るなんて…地球の縮尺モデルを作って、完璧に真北に向けて、600万トンのもんを作るなんて…これは墓やないわ。
これは別のもんや。これは好奇心を刺激するための装置なんや。これは、わしらに理解してほしいって求めとるもんなんや。
わしは、エジプト学者らがその偏見…彼らは単に墓を見とるだけやっちゅう偏見…を脇に置いて、他の可能性を考えてくれることを願っとるんや。
そして、新しい技術が大ピラミッドの中の、これまで知られてへんかった内部空間を明らかにしていくにつれて、そういうことがより起こりやすくなっていくんやないかと思うんや。
つまり、どうやって建てられたかってことだけやなくて、なぜ建てられたかってことも知りたいってことやな。
そうや、なぜ建てられたかってことも知りたいんや。
そして、あんたから見ると、宇宙的な動機があったのは明らかってことやな。
そうや、めっちゃそう思うわ。「上のものは下にも」っちゅうようにな。
これはヘルメス文書に出てくる考え方なんやけど、ギリシャ人にとってのヘルメス神は、古代エジプトの知恵の神トトのギリシャ版やったんや。
そこからこの言葉が来とるんやけど、これは古代エジプトのアイデアを表現しとるんや。
天の完璧さを地上に映し出すってな。
あんたは、どうやって建てられたかについて、何か面白いことが発見されるんやないかと思うとるんやな。今言われとるような、斜面を使うとか…
うん、斜面では無理やな。湿った砂でもあかんし。
確かに、古代エジプト人は大きなものを橇の上に載せて、湿った砂の上を引っ張っていったってことはあるんや。
それを示す浮き彫りもあって、人が橇の前に立って、下の砂を潤すために水を注いどるのが見えるんやな。
これは200トンくらいの石のブロックを、平らな砂の上で動かすにはめっちゃ理にかなった方法やと思うわ。十分な人数がおれば引っ張れるやろうしな。
でも、それじゃあ、70トンもあるような花崗岩のブロックを何十個も、300フィート(約91メートル)も空中に持ち上げて、「王の間」の屋根や、その上の部屋の床、さらにその上の部屋の屋根を作ることはできへんのや。
湿った砂じゃあ、そんなものを上まで持ち上げられへんのや。
何らかの方法で持ち上げられたんやろうな。
そうやな、斜面が提案されとるけど、その斜面の痕跡はどこにあるんやろか。
大ピラミッドの頂上まで2〜3トンのブロックを運ぶのに、10度の傾斜で砂漠に1マイル(約1.6キム)以上も伸びる斜面が必要になるんや。
人力で物を引っ張れる斜面の最大傾斜は10度くらいやって計算されとるんやな。
そして、その斜面は単に砂を固めただけじゃあかんのや。重いものを引っ張り上げるんやから、ピラミッド自体とほぼ同じくらい固い材料で作らなあかんのや。
それはどこにあるんやろか。わしらはそういう「斜面」の痕跡を全然見つけてへんのや。
わしは、わしらにはまだわかってへんと思うんや。だからこそ、いろんな理論が出てきとるんやと思うわ。
まだ答えは出てへんのや。でも、どうやって建てられたかってのは、わしらの過去の大きな謎の一つやな。
わしは大ピラミッドを、古代の人々が後の人々に解かせるために作ったパズルみたいなもんやと考えるのが好きなんや。
そうやな。これは…あんた、ジェフ・ベゾスとダニー・ヒリスがテキサス州のシエラ・ディアブロ山脈に建てた1万年時計のこと知っとるか?
彼らは1万年間、1年に1回動く時計を作っとるんや。
そうか。これは…
そして、これは核戦争が起こってもずっと動き続けるように設計されとるんや。
これは現代の人間が、1万年後、あるいはそれ以降の…もし何か問題が起こって、あるいは未来の人間が全然違うもんになって戻ってきて、彼らがここで何が起こったかを分析する時に、どんな記念碑を作れば彼らが分析できるかを考えた例やな。
これは、今わしらが何を作れば長持ちするかを考える面白い考え方やな。
その答えは、わしらが今作るもののほとんどは長持ちせえへんってことやな。
数千年後には消えてしまうやろうな。
でも、大ピラミッドみたいな巨大な巨石構造物は残るやろうな。それは残るはずや。
そして、それを使って未来にメッセージを送ることができるんやな。
わしはギョベクリ・テペも同じような役割を果たしとると思うんや。
あれは1万400年前に埋められて、その後の1万年間、誰も触れへんかったし、そこにあるって知らへんかったんや。
それを見つけて、それが何やったかを理解するのに、クラウス・シュミット博士の天才的な洞察力が必要やったんや。
でも、ギョベクリ・テペを封印する…意図的に埋めるっちゅう行為の素晴らしいところは、後の文化がそこを踏みつけて、有機物を置いて、年代測定の順序を台無しにしたりせえへかったってことなんや。
あるいは、それを破壊したり、採石場として使ったりもせえへかったんや。
すべてが無傷のまま、そこにあるんや。
あんたは、ピラミッドや他の人間が建てた驚くべきものは、わしら人間が自分らの死を意識することと格闘した結果やって言うとったな。
そうやな。それが多くのピラミッドの中心にあるもんやと思うんや。世界中のピラミッドは、何らかの形で死の概念とつながっとるんやな。
そして、来世を探求することともつながっとるんや。
これはもちろん、すべての人間が直面する根本的な謎なんや。
わしらはそれを無視したいと思うかもしれへんし、それが起こらへんふりをしたいかもしれへんけど、わしらはもちろんみんな死ぬんや。
今地球上におる80億人か何人かの人間全員が、いつかは死に直面するんやな。
問題は、その時何が起こるんやろかってことや。
これを本当に深く、集中的に研究した文化はほんの一部しかないんや。
わしらの文化はそうやないな。
科学の一般的な見方は、わしらは進化の偶然の産物で、死んだらただ灯が消えるだけで、わしらはもう存在せえへんし、魂なんてものはないってことやと思うわ。
でも、それは証明された事実やあらへんのや。そういう実験はないんや。
わしらは死ぬってことは知っとるけど、魂みたいなもんがあるかどうかはわからへんのやな。
そうや、これがわしら全員が共有しとる大きな謎なんや。
そして、これを調査した文化…古代エジプトが最高の例やけど…は徹底的に調査して、死後にわしらがする旅を描き出しとるんや。
でも、死後の旅があって、その途中に危険や挑戦があって、最終的に裁きがあるっちゅう考え方は、世界中で見つかるんや。
そして、それは今でも世界に存在する三つの一神教にも現れとるんやな。
あんたもそういう人間の一人やな。あんたは自分の死について考えるって言うとったけど、怖いんか?
いや、わしは全然死が怖くないんや。
わしは死に対して好奇心があるんや。めっちゃ面白いもんかもしれへんと思うとるんや。
わしはこれが次の大冒険の始まりやと思うとるんや。
だからわしは死を恐れへんし、わしの体が生きるに値するくらい健康なうちは、できるだけ長生きしたいと思うとるんや。
でも、死は怖くないんや。
わしが怖いのは痛みなんや。
わしは老いて能力が衰えていく時の屈辱が怖いんや。
わしらを襲って、痛みと苦しみでわしらを苦しめるがんが怖いんや。
それはほんまに怖いんや。
でも、死はわしら全員に訪れるもんや。わしはそれを受け入れとるし、わしにも訪れるやろう。
そして、それが起こる時は、好奇心と冒険心を持って向き合いたいと思うとるんや。
この人生の向こうに何かがあるんやないかってな。
それは天国でも地獄でもないけど、魂は続いていくんやと思うわ。
輪廻転生はめっちゃもっともらしいアイデアやと思うんや。
また、現代科学はこれを否定するやろうけど、イアン・スティーブンソンの「前世を覚えとる子供たち」っちゅう優れた研究があるんや。
彼は7歳以下の子供らがよく前世の記憶を持っとるってことを見つけたんや。
前世の記憶が discourage される文化では、あんまり表現せえへんけど、インドみたいに前世の記憶が encourage される文化では表現するんやな。
彼はインドで7歳以下の子供で、前世の具体的な詳細を覚えとる被験者をいくつか見つけたんや。
そして、その前世が展開された場所に行って、その詳細を確認することができたんや。
だから、もし意識がすべてのものの基礎で、すべてのものの本質やとしたら、そして意識が何らかの形で物理的な形を取ることで恩恵を受けるとしたら、輪廻転生はめっちゃ理にかなっとるんやないかな。
宇宙がこの生命の家を作るために投資したすべてのものは、単なる偶然よりも、もっと大きな目的があるんやないかと思うんや。
なんて美しい謎やねんな、これ全体が。
そうやな、わしらは謎に包まれて生きとるんや。わしらは謎の真っ只中で生きとって、謎に囲まれとるんや。
もしそうやないふりをしたら、わしら自身を欺いとるだけやと思うわ。
グラハム、今日はほんまにありがとうな。世界中の人に謎を探求する刺激を与えてくれて。今日話してくれてありがとう。
ありがとう、レックス。めっちゃ楽しかったわ。
このグラハム・ハンコックとの会話を聞いてくれてありがとう。このポッドキャストを応援したいって思うんやったら、説明欄にあるスポンサーをチェックしてみてな。
最後に、チャールズ・ダーウィンの言葉を残しておくわ:
「生き残る種は、最も強いものでも最も知的なものでもない。変化に最もよく適応するものだ。」
聞いてくれてありがとう。また次回会えるのを楽しみにしとるで。

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