誰も予想してへん流行病: セックスレス男性、人口崩壊、不妊危機 | シャナ・スワン

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The Epidemic Nobody Sees Coming: Sexless Men, Population Collapse & Fertility Crisis | Shanna Swan
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あんたが本で話してはるのは、実際のとこ、我々人類が絶滅危惧種の基準を満たしてるってことやねんけど、それってめっちゃ怖いことやで。今これ聞いてる人は絶対嘘やって思うやろな。「80億人もおるのに、ありえへんやろ」って。でも、本当にそうなんか? 本当にそこまで深刻なんか? それで、どないして我々が絶滅危惧種の資格を持っとるんか、教えてくれへんか?
確かに生殖機能に問題があるんやで。ほんで、不妊だけやなくて、不妊はその一つの現れに過ぎへんのや。他にもいろいろあるんやけど、まずは不妊から話そか。これは男性も女性も関係するからな。
男性側では精子数が減少しとるんや。最近の11月の調査で、以前に思ってたよりもっと悪化してることがわかってん。前は1.16やったんが、今では2.5%以上になってもうてん。
ほんま、短期間でこんなに変わるなんて、信じられへんわ。2017年に言うてた1年に1%の減少率は、実際はもっと低く見積もってたってことやな。今じゃ西洋諸国だけやなくて、世界中で起こってるんや。つまり、「カウントダウン」を書いた時よりも、もっと深刻になってもうたってことやな。
女性側のことも忘れたらあかんで。流産率が上がっとるし、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の発生率も上がっとる。もちろん、女性の不妊も夫婦の不妊の一部やからな。
ちょっと暗い話になってもうたけど、面白いのは、これらの問題の悪化速度がみんな同じくらいなんや。大体1年に1%以上やな。
多くの人は1%くらいなら大したことないって思うかもしれんけど、それは間違いやで。これは年々蓄積されていくんや。
ほんで、トム、わいが人々に1年に1%って言うたら、「ほな、たいしたことないな」って反応するんや。せやけど、50年前から見てみ?少なくとも50%減ってるんやで。それでもピンとけえへんみたいやから、例えば、IQが50%下がったって考えてみ?
わいはもう、これを聞いた時点でびっくりしてもうたわ。記録を取り始めてから50%も下がってるなんて、かなりショッキングやで。
ちょっと話を整理するために、日本のことを例に出すわ。わい、東京が大好きで、世界で一番好きな場所なんやけど、あそこで起こってることを考えると…完全にセックスレスってわけやないけど、若者にセックスするよう奨励せなあかんような状況になってもうてん。80年代に育ったわいからしたら、めっちゃおかしな話やで。あの頃は、みんなセックスするなって言うてたのにな。
トムが言うてたように、わいも録音始める前に話したけど、わいの人生ってずっと、望まん妊娠をせえへんようにってパラノイアみたいになってたんや。それが今や、政府がセックスするよう介入せなあかんようになってもうた。信じられへんけど、データを見るとそうなってるんや。
問題の深刻さを理解したところで、人体が化学物質を処理する工場みたいなもんやって、わいがよく言うてることについて、ちょっと説明させてもらうわ。宗教的な文脈で言うときに、よく人からおかしな目で見られるんやけど…
ほな、体を通して処理せなあかん化学物質について理解を深めていこか。あんたの本では、処理すべきやない化学物質を我々が処理してしまっとるって警告が出てるんやけど、そこんとこ詳しく教えてくれへんか?
そうやな、それはええ表現やと思うわ。体はただの化学物質処理工場以上のもんやと思うけど、きっとあんたもそう思うやろ?でも、わいはそうは思わへんのやけどな。まあ、それはまた後で話そか。
ほな、日本の話に戻ろか。ついでに言うと、東アジアでは韓国の出生率が一番低いんちゃうかな。わいが見てるのは合計特殊出生率やねん。これは女性または夫婦が一生涯に産む子どもの数のことや。
1960年には世界平均で5.4やったんが、2019年には2.6まで下がってもうた。これは日本から南サハラアフリカまで、世界中の平均やで。南サハラアフリカはまだ出生率高いけどな。50年で半分くらいになってもうた。精子数の減少と同じくらいや。偶然やと思うか?
わいはそうは思わへんな。今、どこまで下がってるかというと、人口を維持するには夫婦一組当たり2.1人の子どもが必要なんや。ちょっと多めに見て2.1やけど。
でも、それより下回ってる国がたくさんあるんや。韓国なんか今0.89やで。日本も1くらいやと思う。これらの数字はすぐに変わるから、正確やないかもしれんけどな。
ちょっと待って。それ、夫婦一組当たりの数字なん? つまり、日本では夫婦が一緒になるたびに、基本的に人口が半分になってるってこと? 韓国に至っては1人未満?
そうや。怖い数字やろ? 人々に理解してもらうために言うと、これは間違いなく経済崩壊につながるんや。移民を受け入れない限りな。でも問題は、これが世界的な傾向やから、移民を受け入れても、移民元の国が崩壊するだけなんや。
もう一度言うけど、これは間違いなく人口崩壊につながるんや。たぶんやなくて、確実にな。
そうやな。経済的大惨事って言うたけど、人口ピラミッドのことも説明せなあかんな。みんな知ってると思うけど、ピラミッドの頂点に老人がおって、底辺に若者がおる。1960年にはそうやったんや。
でも徐々に、上の部分が大きくなって、下の部分が小さくなってきてん。老人の寿命が延びて、子どもの数が減ってるからな。真ん中の人らがその上と下の世話をせなあかんのやけど、その真ん中の人らが足りんくなってきてるんや。つまり、中間層が支えとる経済的な基盤が危うくなってきてるってことや。社会保障とかな。
もちろん、これについて書かれた本はたくさんあるし、まだ「世界には80億人もおるし、十分すぎるくらいや」って言う人もおるけどな。でも、この傾向をよく見て、これからどうなるか考えたら、知識のある人なら誰でも、これは続かへんって言うはずや。
人口は最大値に達して、それから下がり始める。正確にいつかはわからへんけど、2050年くらいやないかな。そっから下がり始めて、二度と戻らへんのや。これは「エンプティ・プラネット」っていう本からの引用や。ダリル・ブリッカーの本やけど、おすすめやで。寝られへんようになるかもしれんけどな。
人口が減る理由の一つは…ここからは化学物質の話から離れるけど…女性の教育やな。わいはこれを強く支持してるんやけど、避妊や都市化も関係してる。これらのことで、女性が「もう6人も子ども産みたくない」って言い始めたんや。「仕事に就きたい」「違う形で社会に貢献したい」ってな。
この成長が、人口統計学者に「もう二度と6人も子どもは産まれへんやろ」って言わせてる理由なんや。
バランスを取るには、誰かが1人か2人しか産まへんかったら、他の誰かが6人産まなあかんってことやな。でも、今まで貧しくて教育を受けられへんかった国の女性たちが、教育を受けて労働力として参加するようになったら、もう大家族を作ろうとは思わへんやろ。
これが、確実に人口が増えへんって言える理由なんや。疑問に思うかもしれんけど、人口は確実に減ってるんや。世界銀行の出生率データを見てみ。誰でも見られるから。国別、年別の出生数が正確にわかるで。自分で確認してみ。減少傾向がはっきりわかるから。
もう増えへんのは明らかや。ほんで、これは生活様式の部分やな。化学物質の部分については、これからもっと話そうと思うとるんやけど、それがわいの研究分野やからな。
ほな、これらの化学物質がどうやって体内に入ってくるんか、詳しく説明してくれへんか? 現代の生活は素晴らしいけど、代償も大きいみたいやな。
そうやな、あらゆる方法で体内に入ってくるんや。まず、飲食物から摂取するのが一番多いな。それから吸入、つまり埃やヘアスプレー、マニキュア、大気汚染なんかやな。皮膚からも吸収される。化粧品や美容製品に含まれる化学物質がな。日々の生活の中で、皮膚を通して吸収されていくんや。
これらが全部影響しとるんやけど、どの経路が主になるかは、どの化学物質が一番多いかによって変わってくるな。
フタル酸エステルについて話そうって言うたな。確かにええ名前やないな。とにかく、フタル酸エステルは主にプラスチックを柔らかくする可塑剤として使われとるんや。これは素晴らしい用途やけどな。
例えば、未熟児室のチューブを考えてみ。赤ちゃんの体に入れるチューブは柔らかくて曲げやすくなきゃあかんやろ? でも問題は、フタル酸エステルがプラスチックに化学的に結合してへんことなんや。特に温かい環境では溶け出してきて、赤ちゃんの体内に入る食べ物や栄養剤に混ざってしまうんや。それで、赤ちゃんの尿からフタル酸エステルが検出されるんや。
これは間違いのない事実や。東欧での面白い実験があってな。農家が手で搾乳した牛乳と、搾乳機で搾った牛乳を比べたんや。搾乳機のやわらかいチューブにはフタル酸エステルが含まれとるんやけど、手で搾った牛乳にはフタル酸エステルが含まれてへんかったんや。これでわかるやろ?
食品加工の一例やけど、食品加工でフタル酸エステルが食べ物に入り込むんや。包装材からも入るし、調理の過程でも入る。例えば、プラスチック容器に入れて電子レンジで温めるとかな。それはアカンで。
農場で取れたトマトを考えてみ。それが皿に乗るまでに何を通過するか想像してみ。農場から食卓まで、その間ずっとフタル酸エステルにさらされる可能性があるんや。
柔らかいプラスチックだけを気をつけたらええんか、それとも他にも注意すべきところがあるんか?
他にもあるで。液体からも摂取できるし…でも、液体もなんかのプラスチックと接触せなあかんやろ?
ほな、柔らかいプラスチックの話は置いといて、他の経路について話そか。柔らかいプラスチックはいろんな形で存在するからな。シャワーカーテンやゴム製のアヒルのおもちゃとかな。食べ物だけやないんや。
食べ物由来のフタル酸エステル摂取は主に柔らかいプラスチックが原因やけど、それ以外にもあるんや。
もう一つの主な経路は、個人用ケア製品からの摂取や。これは肌に塗るものなんやけど、なんでフタル酸エステルが入っとるんかって? それは、フタル酸エステルが吸収を助けるからなんや。
フタル酸エステルってほんまに不思議な化学物質でな、いろんなことができるんや。そやから農薬にも加えられとるんや。植物に吸収されやすくして、葉っぱにとどまりやすくするためやな。
吸収を助けるだけやなく、柔らかくする効果もあるし、それに加えて…これがまたすごいんやけど…香りや色を保つ効果もあるんや。そやから化粧品に使われとるんがわかるやろ? 香り付き洗剤や、コンセントに差し込む芳香剤、車に吊るすあの松ぼっくりみたいなやつにも使われとるんや。みんなフタル酸エステルを放出しとるんやで。
信じられへんやろ? これが食べ物や飲み物に入っとるだけやなく、吸う空気にも含まれとるんや。
ほな、もう一度言うけど…これはほんまに怖い話やな。もしかしたら、今がちょうどええタイミングかもしれんな。我々は化学物質を処理する工場なんかそれ以外の何かなんかって話に戻るのに。
こういう話を聞くと、食べ物や飲み物、空気にこういう化学物質が含まれとるんやったら、使うのをやめるしかないって思うわな。他に方法がないやろ。これらを出し続けとったら、問題は続くんや。
不妊率は下がっとるし、下がるスピードも加速しとる。たしか、過去20年くらいで倍になったんちゃうかな。
ごめん、ごめん。精子数の減少率が非常に高いって言うたんは正しいんやけど、最初に言うたんは、全体的にはまだ1%の減少率を維持しとるってことやったな。それで、わいが「それならもっと高くなるんちゃうか」って聞いて、あんたが後で「精子数は50%も減ってて、不妊率もほぼ同じくらい下がってる」って言うたんや。これって偶然なんかな?
そやから、わいが言うとるんはな…精子数の減少率がどんどん加速しとって、その減少スピードが速くなっとるんやったら、結局のところ全体の不妊率にも影響せざるを得んのやないかって。
まあ、唯一の例外があるとすれば…人工的に妊娠を助ける方法があるやろ。なんか略語があったはずやけど…ARTやったかな。
そうやな。ARTは人工生殖補助技術のことやな。これは妊娠を助けるいろんな方法のことを指すんや。ホルモン療法から、実際に精子を卵子の中に入れて体内に戻すようなことまでな。
これの利用率が急速に増えとって、選択肢も増えてきとるんや。一番劇的なのはイスラエルやな。イスラエルでは、政府がARTを使って2人まで子どもを産むのにかかる費用を全額負担するんや。
めっちゃ高額なんやで。イスラエルの出生率はどうなっとるんか知りたいな。あ、イスラエルは数少ない、下がってへん国の一つやな。正確な数字は覚えてへんけど、3.3くらいやったと思うわ。
でも、ほとんどの人にとって、人工生殖はできれば避けたいもんやろ。難しいし、痛いこともあるし、間違いなく高額やし、精神的にもしんどいもんや。夫婦関係にも大きな負担がかかるしな。
それでも、人工生殖で生まれる子どもの数は増えとるし、利用できる技術も増えとる。これからもっと選択肢が増えていくと思うわ。
でも、根本的な生物学的問題を解決してるわけやないんや。ちょっと言っておきたいんやけど、夫婦が不妊やった場合、特に男性が不妊やった場合、あるいは精子数が少ない場合、その人の健康にも影響があるんや。
これは、録音を始める前にあんたと話してたことに関係するな。わいの母親が妊娠中ずっとタバコを吸ってたって言うたら、あんたがすぐに「精子検査受けたことあるか?」って聞いてきたやろ。
わいは「ないわ」って答えたんや。わいの人生、ずっと誰かを妊娠させることを恐れてきたから、そんなこと考えたこともなかったんや。それであんたが「怖がらせたくないんやけど…」って言うたやろ。
精子数の少ない男性や、妊娠させられへん男性は、寿命が短いんや。平均余命が短くなるんや。どれくらい短くなるか、大体の目安を教えてくれへんか? どれくらい心配せなあかんのか知りたいんや。
正確な数字はよくわかってへんのやけど…いくつか論文があってな…たぶん数年くらいやと思うわ。でも、これは推測やから、あんまり当てにせんといてな。
でも、影響を受ける可能性のあることはいくつか言えるわ。心臓病とか、糖尿病、それから生殖器系のがんなんかやな。
なんでそうなるんか考えてみよか。フタル酸エステルのことを思い出してな。フタル酸エステルはテストステロン、つまりアンドロゲンを減らすんや。そしたら次に、「体のどの部分が十分なアンドロゲンを必要としとるんやろう?」って考えるわな。
真っ先に思い浮かぶのは脳やな。それについてもっと話したかったら話すで。でも、体のあらゆる系統が、これらのホルモンのバランスが取れとることを必要としとるんや。
わいは心臓専門医やないから、心臓の機能や心臓病に対するホルモンの影響については詳しくは語れへんけど、代謝機能に影響を与えるのは間違いないし、それが糖尿病のリスクにもつながるんや。
もし、ごく初期の発生段階で、まだ細胞が少なくて急速に分裂してる時期にシステムが乱されたら…正常な発達がこれらのホルモンの変化によって変えられてしまうんや。そしたら、それは体全体に影響を与えることになるんや。
だから、わいにとっては全然驚くことやないんや。精子数が少ないから、X、Y、Zの病気になりやすいってわけやないんや。そうやなくて、最初から正常な発達が妨げられて、それが体全体に影響を与えとるってことなんや。
精子数はそれを見る小さな窓みたいなもんやな。精子数が示すものの一つは、ホルモン機能に変化があったってことやけど、それだけやないんや。それがあんたの将来の健康にも影響するってわけや。
だから、わいは男性に勧めるんや。男性は自分の生殖機能についてあまりにも無知すぎるんや。女性は毎年婦人科に行って、子宮頸がん検診を受けたり、いろいろチェックしてもらうやろ? 乳房検診も受けるしな。これはええことや。
でも男性はそうやないんや。生殖器の検査なんてほとんどせえへん。まあ、玉は触ってもらうかもしれんけど、精子を提供することはまずないやろ。
そこで、どこに行ったら検査してもらえるんやろ? わいの主治医は一度も「精子サンプルを提供したいか?」なんて聞いてくれへんかったで。
主治医に「精子数検査を受けたい」って言うたらええんや。最近、本が出てから、いくつかの会社が出てきてな。「フェロー」とか「レガシー」とかいう名前やったと思うわ。他にもあるかもしれんけど。
昔は精子数検査を受けるのに、クリニックに行って、廊下の向こうのトイレでサンプルを出すっていう、ちょっと気まずいプロセスを経なあかんかったんや。でも、これらの会社のおかげで、家でできるようになったんや。キットを送ってくれて、それを送り返すと、信頼できる結果を返してくれるんや。
もし欲しかったら、特定の会社を宣伝したくないんやけど、こっそり教えたるで。
ついでに言うとくけど、尿中のフタル酸エステルやフェノールなんかも検査できるで。それをやってくれる会社が「ミリオンマーカー」っていうんやけど、他にもあるかもしれんな。
これらの種類の会社はこれからもっと増えていくと思うわ。みんなが健康について気にし始めて、テクノロジーが「よっしゃ、体のことをもっと知るのを手伝ったるで」って言い出すからな。ええことやと思うわ。
ほな、話を戻そか。これを聞いとると、内分泌系のアプローチを取る必要があるみたいやな。テストステロンレベルを調べて、精子数をチェックせなあかんってことやろ。精子数っていうのは、量、運動性、形態のことやと思うけど…すごいな。
で、これらのどれかに問題があったら、次は何をすればええんや? 明らかに、フタル酸エステルの暴露源を見つけて減らすってことやけど…人々を健康な状態に戻すためのプロトコルみたいなもんはあるんか?
わいらは教育プログラムを持っとる人たちと協力して、家や生活をデトックスする方法をアドバイスしとるんやけどな…
あんたの家はどんな感じなん? 毛布とかあるん? わい、一度すごいこだわったことがあってな。誰かのゲストの話を聞いて、「お前、想像以上にたくさんの毒物を摂取してるで。毛布とかからな」って言われたんや。わいが「毛布?」って聞いたら、「そう、防炎剤とかのせいでな」って。
わいはびっくりして、「でも心配せんでええで。自然素材の毛布があるから」って言われたんや。それで自然素材の毛布を買うたんやけど…届いたら、まるで麻袋みたいやったわ。全然快適やないねん。
快適な毛布はあるんか? あんたの家のシーツは紙やすりみたいなもんなんか? ベーキングソーダで歯を磨いとるんか? あんたの家はどんな感じなん?
わいは fanatical ではないな。試してはみるけど…あんた自身のフタル酸エステルのレベルは測ったことあるんか?
あるで。でも最近はやってへんな。定期的にはやってへんわ。ちなみに、大人への化学物質の影響についてはあまりよく研究されてへんのや。わかっとることのほとんどは、胎児と幼児への影響についてやねん。
仮説としては、成人への影響は少ないと思うわ。重要な時期は、細胞が急速に分裂する時期やからな。つまり、子宮の中、それから early life、つまり幼児期、思春期、おそらく更年期やな。
でもな、トム。こういう人間を対象にした研究は、一つやるのに500万ドルもかかって、5年もかかるんや。それも普通、一つの化学物質のグループと、一組の結果を関連付けるだけでそれくらいかかるんや。こういう情報を得るのがいかに難しいか、わかるやろ?
わいの研究のことやけど、人間にもフタル酸症候群があるって話、最後まで聞いてへんかったな。最初の研究で症候群を見つけたんやけど、科学者なら誰でもそうするように、それを再現せなあかんかってん。
それで、その質問に特化した研究を設計せなあかんかってん。最初の研究は、たまたま保存してあった尿を使って、赤ちゃんを呼び戻して測定したんやけど、今度はちゃんとした研究をせなあかんかってん。
新しい助成金を申請して、審査を通らなあかんかってん。ひどい過程やけどな。運よく助成金が取れたら、妊婦を見つけて、「研究に参加してくれへんか? 尿を提供してくれへんか? 赤ちゃんの測定をさせてくれへんか?」って頼まなあかんのや。
しかも、全部適切なタイミングでせなあかんのや。早期妊娠が一番重要やってわかってきたからな。赤ちゃんは全部出産時に測定して…もっと正確な研究になったわ。
そしたら、また同じ結果が出たんや。これと動物実験の結果、それに他の多くの人がやった研究を合わせて考えると…わいはあんまり「原因」って言葉は使わへんのやけど…フタル酸エステルが人間にもフタル酸症候群を引き起こすって言えるんや。
人間のフタル酸症候群を一言で言うと、「男性生殖器官の不完全な男性化」や。
うわ…この発言がどう受け取られるか、興味あるわ。男性生殖器官は、持ってる男性にとってはめっちゃ大事なもんやからな。それがうまくいかへんかったら、かなりのストレスになるんちゃうか。
まあ、あんたに当てはめて考えるんはやめとこか。でも、もし AGD が少し短くて…まあ、わかりやすく言うと、ペニスが小さかったとしたら…なんでそれが問題なんやろな? 真面目に考えてみ。
感情的にはなんで問題なんやろ? 生理学的にはどういう影響があるんやろ? フタル酸症候群を持ってることが、大人になってからの男性としての成功にどんな影響を与えるんやろ?
あんたの質問の仕方が面白いわ。「男性として」って言うたけど、それだけでもいろんな意味が含まれとるよな。
じゃあ、男性の将来の生殖機能と成功に限定して考えてみよか。
そうやな。この症候群を持つ男性について調べたんや。子どもや赤ちゃんの精子数は測れへんからな。思春期を過ぎるまで精子は作られへんのや。だから、精子数が測れる若い男性を調べる研究をしたんや。
ロチェスター大学に行って、ボランティアを募ったんや。スポーツチームとかにも声をかけて…みんな喜んで協力してくれたわ。75ドル払うって言うたら、「75ドルなら何でもするで!」って感じやったな。
75ドルで何をしてもらったかというと、フタル酸エステルの検査のための尿サンプルと、AGD(会陰部)の測定、それに精液サンプルを提供してもらったんや。
アンケートにも答えてもらって、しかも母親にもアンケートを送らせてもらったんや。
75ドルでこれだけのことができるなんて、すごいな。わいは全然金の使い方が上手くないわ。これ、何年頃の話なん?
たしか…2003年くらいやったと思うわ。
で、彼らは自分の AGD が長いほうがええって知っとったんか? 自分で測るわけやないよな?
そうや、他の人が測るんや。クリニックに来てもらって、赤ちゃんの測定方法を標準化したみたいに、若い男性用の測定方法も標準化せなあかんかってん。
詳しく話すか? まあええわ。とにかく AGD を測って、尿サンプルを取って、フタル酸エステルの濃度を調べたんや。でも、実は今のフタル酸エステル濃度はそんなに気にしてへんかってん。
本当に知りたかったのは母親の状態やったんやけど、それはアンケートでしか聞けへんかってん。でも一番大事なのは、AGD が短い人は精液の質が悪いかどうかってことやってん。
結果はどうやったと思う? そうや、AGD が短い人は精液の質が悪かったんや。
これが何を意味するかわかるか? つまり、母親が妊娠中にフタル酸エステル濃度が高かったら、子どもに何らかの奇形ができて、それが15年後くらいに質の悪い精子を作る原因になるってことなんや。
そうや、その通りや。
うわ…これはヤバいな。さっき、水溶性と脂溶性の違いの話をしたとき、ちょっとホッとしたんや。フタル酸エステルは常にあるけど、すぐに排出できるって思ったからな。
でも、永久に残る影響もあるってことやな。男性だけやなく、その息子にも影響が残るんや。どういうことかというと…
母親が暴露されて、息子が母親の子宮の中で暴露される。それで息子にフタル酸症候群ができるんやけど、息子の体の中には、その子の子孫のための生殖細胞もあるんや。その生殖細胞も影響を受けるんか?
そうや、影響を受けるんや。科学的には議論の余地があるかもしれんけど、7世代まで影響が続くって言う人もおるんや。
うわ…マジか。7世代までは確信持てへんけど、3世代までは明らかやな。生理学的に見てもわかるからな。
でも、ええニュースもあるで。ワシントンにパット・ハントっていう研究者がおってな、彼女は素晴らしい才能の持ち主なんや。彼女に会って話すべきやで。
彼女が示したのは、こういう過程を経て化学物質に暴露されて生殖機能が乱されたラットがおるとするやろ。そのラットが生まれた後に一切暴露せんかったら、その子孫も一切暴露せんかったら、3世代で完全に回復して、健康な機能を取り戻せるってことなんや。
「一切暴露せん」っていうのは、母親が妊娠中に暴露されへんってことも含むんか? それとも、思春期の暴露も含むんか?
そうやな、その小さなラットを一生きれいな環境で育てるってことや。
人間で言うたら60年か75年くらいやな。ラットなら6年くらいか。まあ、ラットの場合はちょっとマシやな。でも人間やったら…うわ、3世代って長いな。60年から75年くらいやで。
そうや、これは「レガシー効果」って呼んどるんや。「カウントダウン」の本でも書いたけど、子どもたちに遺産として残してしまうってことやな。
今、現代の視点から見ると、なんか変なことが起こっとるよな。「交尾の危機」みたいなもんがあって、男性が昔みたいにセックスを求めなくなってきとる。
長いこと、わいはこれの社会的な要因ばっかり見とったんやけど、今考えると、フタル酸エステルの世代を超えた影響もあるんちゃうかって思うてきたわ。
長いこと、わいはこんな感じのことを言うてきたんや。本を読んだ後やけど、わいの勘はかなり的確やったんちゃうかって思うてな。
「男性の女性化」について話すとき…ちょっと待って。「女性化」って言葉は使わんほうがええな。その言葉にはいろいろ含みがあるからな。
そうやな、わいが言うたんやったな。すまんな。
「男性化の不足」って言うほうがええかもしれんな。
そうやな、そっちのほうがええわ。ありがとう。
「男性の男性化不足」について、なんか変なことが起こっとるんや。マイクロプラスチックが関係しとるって言うてきたんやけど、そやけど、どういう仕組みなんかはわからへんかってん。
フタル酸エステルが原因で男性の男性化が不足しとるんやけど、もし推測するとしたら、この問題の何パーセントくらいがフタル酻エステルが原因やと思う? 20%くらいで、あと80%は別の原因があるんか? それとも、これがほとんどの原因なんか?
そこまで言えへんわ。なぜかって言うたら…本の中で書いたけど、フタル酸エステルだけが問題の化学物質やないからな。体の中にはいろんな化学物質があって、今わかってきたのは、全体の影響が個々の部分の影響の合計よりも大きいってことなんや。
これは「混合物」の問題って言うんやけど、今の科学者はこれにめっちゃ興味持っとるんや。例えば、医者に行って薬を処方してもらう時、「他に何か飲んでる薬ある? ビタミンも含めて全部教えて」って聞かれるやろ?
それは相互作用があるからなんや。違う理由で、違う時間に飲んどる薬でも、体の中で相互作用を起こす可能性があるんや。
例えば、食事中はフタル酸エステルにたくさん暴露されるかもしれん。それから、トイレに行って顔を洗ったり髭を剃ったりすると、また別の暴露があるかもしれん。
それからビスフェノールAにも暴露されるかもしれん。ビスフェノールAについてはあんまり話してへんかったけど、食べ物や、レシートの紙にも入っとるんや。
それからPFASもあるな。PFASって聞いたことある? 本で触れとったら聞いたはずやけど…
PFASはたくさんの化学物質を含む大きなグループで、多くの製品に使われとるんや。簡単に言うと、これは「バリア」の役割をする化学物質や。
テフロン加工のフライパンの表面とか、ゴアテックスの防水加工とか、ピザの箱とかに使われとるんや。水や油がしみ込まんようにするバリアになるんや。これらも精子数に影響するんや。
わいのすることは全部、悪影響があるみたいやな。プラスチックボトルの水を飲んどるし、なんかの理由で、プラスチックボトルの中にはこういう問題がないものもあるって思い込んどったんや。でも、プラスチックボトルの水を飲んどる。子どもの頃は、想像できるくらいたくさんのタバコの煙にさらされとった。週末にはピザも食べる。現代の家に住んどると、カーペットや接着剤、その他いろんなもんから化学物質にさらされとるんやろうな。
そやから、精子数の減少のうち何パーセントがフタル酸エステルのせいかって聞かれても…もっと広げて考えよか。ホルモンに影響を与える化学物質、つまり内分泌かく乱物質のせいで、どれくらい精子数が減ってるんやろうか?
でもな、トム。精子数に影響を与えるのは化学物質だけやないんや。他にもいろいろあるんで、ちょっとその話もせなあかんな。まとめて「ライフスタイル」って呼んどるけど、きっとあんたも知っとると思うわ。
例えば、肥満は精子数を減らすし、喫煙もそうや。お酒の飲みすぎもあかんし、ストレスも精子数に大きな影響があるんや。これらのことをどうやってコントロールするんや? 特に今の時代、ストレスをコントロールするのは難しいやろ?
わいの場合…これらの化学物質の影響と、他の要因をどうやって区別するんや? 区別できへんと思うわ。そやから、パーセンテージを言うのはめっちゃ躊躇するんや。
唯一できるとしたら、たぶん動物実験の研究室くらいやな。でも、ネズミのストレスと人間のストレスは違うからな。ネズミにストレスを与えることはできるけど、住宅ローンが払えるかどうか心配するのとは違うやろ?
こういう要因が全部作用してて、おそらく相互作用もしとるんや。もう一つ言っておきたいことがあるんやけど、これは平等な問題やないんや。
どういうことかって? ストレスを受けてる人、社会的に不利な立場にある人、いろんな面で困難を抱えてる人たちは、もっと大きな影響を受けるんや。
まず、暴露量が多いんや。貧しい人がゴミ捨て場の近くに住んでたり、煙突の近くに住んでたり、高速道路の近くに住んでたりするのを想像してみ。空気からの暴露量が多いんや。
新鮮な食べ物を買う余裕がなかったり、フードデザート(食の砂漠)に住んでたりするかもしれん。あんたもわいも欲しいだけ新鮮な食べ物を手に入れられるけど、みんながそうやないんや。
わいはよく人に「新鮮な果物や野菜を食べろ」ってアドバイスするんや。これが一番健康的やと思うからな。ファーマーズマーケットに行って、ニンジンやトマトを買って、家に持って帰って食べる。これが一番ええと思うんや。
それは農薬とかの理由でそう言うんか?
そうや、全部避けられるからな。もし農家がオーガニック野菜を売っとったら、布の袋に入れて持って帰って、洗って…何と接触したか気にせんでええやろ? それを食べるか、テフロン加工してないフライパンで調理するかすればええ。
調理する必要もないけどな。でも、保存容器のことを気にせんでええし、加工工場で何が起こったかとか、スパゲッティソースの瓶に入れる時に何が起こったかとか、そういうことを心配せんでええんや。
でも、みんながそうできるわけやないんや。例えば、ファストフードにはこういう化学物質がめっちゃ多く含まれとるんや。だから、わいらの研究では「どれくらいの頻度でファストフード店で食事するか」って聞くんや。食べ物由来の暴露のスクリーニングとしてな。
でも、暴露量が多いだけやない。こういう状況から抜け出すお金もないんや。個人用ケア製品の話はまだしてへんけど、安全なものを見つける方法はあるんや。
例えば、Environmental Working Group っていう素晴らしい団体があって、消費者製品や個人用ケア製品のリストを公開してて、何が含まれてるか教えてくれるんや。
でも、それを調べる時間と教育と、より高価な製品を買うお金が必要なんや。
つまり、より多く暴露されてて、抜け出す手段もなくて、さらに…これは議論の余地があるかもしれんけど、わいは確信しとるんやけど…同じレベルの暴露でも、ストレス下にある人のほうが影響を受けやすいんや。
心理的なストレスだけやなくて、いろんな種類のストレスな。熱ストレスとか、睡眠不足のストレスとか、代謝ストレスとかな。
これが本当に怖いところやな。あんたが言うたように、フードデザートに住んでて、安くて加工度の高い食べ物を食べてて、太り気味やったら…それがさらに問題を悪化させるんや。
そうやな。ええ仮説っていうのは予測ができるもんで、その予測は検証できるんや。これが予測するのは、こういう環境で育った男性は、裕福な地域の男性よりも明らかに男性化が不足しとるってことやな。
誰かがそれを調べたことはあるんか? 本当にそうなってるか確認したんか?
いや、わいは知らんわ。たぶんないと思う。でも、わいらの研究では常にこれをコントロールしようとしとるんや。疫学的にこれをコントロールするのはめっちゃ難しいんやけどな。
住んでる地域とか、その地域の平均的な住宅費とかでコントロールすることはできる。家族の人数みたいな、ストレスを増やす可能性のある要因でもコントロールできるな。
人種や民族でコントロールするのは躊躇するな。それは原因やなくて、不利な状況と相関しとるだけのことが多いからな。つまり、根本的な原因でコントロールせなあかんのであって、相関するものでコントロールしたらあかんのや。
これらの要因を分離するのはめっちゃ難しいんや。でも、貧しいコミュニティでより多くの影響が見られるのは確かや。どういう影響が出るかは、見てる結果によって違うけどな。
AGDの研究では、そこまで言えへんな。わいらが研究した集団にはそんなに社会人口統計学的な多様性がなかったからや。ヨーロッパの研究も結構均質やからな。
だから、これらの不利な状況を何らかの方法で特徴づけて、AGDと直接関連付けた研究はないと思うわ。わからんけどな。
でも、ええアイデアやと思うで。例えば、コロナのことを考えてみ。コロナはストレス要因やろ? フタル酸エステルとは全然違うけど、ストレス要因やな。コロナの影響を見てみ。誰がより重症化して、誰が入院して、誰が亡くなったか…不利な立場のコミュニティがより大きな影響を受けたのがわかるやろ?
これは一つの例やけど、疫学ではほぼ常識みたいなもんなんや。
つまり、まとめると…必要な情報を持ってない人たち、状況から抜け出す手段がない人たち、環境のせいでより大きな影響を受ける人たち、そして同じレベルのストレスや化学物質でもより大きなダメージを受ける人たちがおるってことや。
これはほんまに不安になる話やな。最も弱い立場の人たちが一番大きな影響を受けるってことか、それとも全体的に大きな影響が出てるってことか…どっちにしても、世界的な傾向を見ると、めっちゃ不安になるわ。
最初は、これが単に西洋の教育を受けた産業社会…あかん、略語忘れた。民主主義やったか? とにかく、「変わった」国々の社会的な現象やと思ってたんや。
世代のアイデアについて話されとるやん。「第四の転回」っていって、4世代ごとに地位みたいなもんがリセットされるっていう考え方があるんや。親に反発して、その親も自分の親に反発して、そのまた親も…みたいな感じでな。
そやから、わいらは単にその心理的なサイクルの中にいるんやと思ってたんや。でも、そうやないって聞いて…もっと大きなことが起こっとるんやな。
男性の男性化不足は、無視したらあかんことやと思うわ。もしフタル酸エステルをコントロールして、男性の男性化不足を止められるとしたら、それがええことなんやろうか?
それとも、人々は「いや、これはすごいことや。もっと多様性が生まれてるし、これは全部スペクトラムなんや」って反発するんやろうか? これはめっちゃ難しい話題やな。
でも、わいから見たら、偶然起こってることは対処すべきやと思うわ。「自然のものだから良い」っていう考え方に陥るのはあかんと思う。キングコブラだって自然やけど、噛まれたくはないやろ?
でも同時に、よくわからん動的なものをいじくり回すのは危険やと思うわ。チェスタートンのフェンスの話があるやろ? 森の中にフェンスがあって、「なんでここにフェンスがあるんやろ? 壊してまえ」って思うのは間違いや。そのフェンスが何のためにあるのか、まず理解せなあかんのや。
わいが言いたいのは、社会全体における男女の繊細な相互作用があるってことや。それをいじくり回すのは危険やと思うわ。
この会話の最初に、正しく言うたように、これは実際のところ実存的な危機になる可能性があるんや。人類が絶滅危惧種の資格を満たしとるって話は結局せえへんかったな。
5つくらいの基準のうち1つでも満たせば絶滅危惧種になるんやけど、あんたが説明してくれた中で、わいらは3つくらい満たしとるんちゃうかな。
今はその詳細には入らへんけど、人類が本当に3つの基準を満たしとるってことは知っといてな。
一つだけ言うとしたら、出生率の低下やな。すでに何カ国かで人口置換水準を下回っとるし、世界全体もそっちに向かって急いどるんや。
これは簡単には逆転でけへん傾向や。絶対に逆転でけへんとは言わへんけど、めっちゃ難しいんや。
あんたの仮説では、フタル酸症候群が不妊率の低下の大部分を占めとって、それが男性の男性化不足につながっとるんやろ? これから目を背けたらあかんと思うわ。
わいは、わいの妻よりも女性的な性格やし、妻のほうが典型的な男性や女性より男性的な性格やと思う。だから、わいは絶対に批判するつもりはないんや。
でも、わいと妻が子どもを持たんって選択をしたのは、みんながそうしたらマズイことになるって言っとるんや。もし全員がその選択をしたら、大変なことになる。
そして、必死に子どもが欲しいのに持てない人から選択肢を奪うのは…めっちゃヤバイことやと思う。「人道に対する罪」っていう言葉は使いたくないけど、使わへんって言うことで、その言葉を出すわ。
かなり問題があると思うんやけど、わいは言い過ぎとると思うか?
いや、素晴らしい説明やったと思うで。言い過ぎとるとは思わへん。
テストステロンの話に戻りたいんやけど、ちょっとええか?
わいが話したトレンドの中で触れへんかったのが、テストステロンの減少なんや。勃起障害が増えとって、若い男性がテストステロンを使うようになっとる。
ちなみに、テストステロンを使うと精子数が減るんやで。これ、めっちゃ直感に反するけど本当なんや。
中国で面白い論文があってな。BPA(ビスフェノールA)を製造する工場で働く労働者の話なんや。BPAってプラスチックを硬くする化学物質で、フタル酸エステルとは違うんやけど…硬いペットボトルとかに使われとるんや。
その工場で働く男性は、勃起障害がかなり増えとったんや。
これをデュルス・スローンに話したんやけど…デュルス・スローンって知っとるか? コメディアンやねんけど…彼女がめっちゃええこと言うてくれてん。ちょっと下品やけど、シェアしたろか。
彼女はこの話を聞いて考えて、こう言うたんや。「つまり、硬いペットボトルか硬いチ●コか、どっちかしか選べへんってことやな」って。
ええ言い方やと思わへんか? みんなが考えるべきことを言うとるんやで。
でも、もう一つ面白いことがあってな。わいらの調査で、女性にも性生活の満足度について聞いたんや。セックスの頻度とか、性生活にどれくらい満足してるかとかな。
そしたら、抗アンドロゲン作用のあるフタル酸エステルのレベルが高い女性ほど、性的満足度が低くて、セックスの頻度も少なかったんや。
なんでやと思う? 旦那さんも同じようにフタル酸エステルのレベルが高くて、勃起できへんからなんか? それとも、女性自身がオーガズムに達しにくくなっとるんか? その一般的な質問に対して、彼女らが何に答えとったんかわからへんのやけど。
正確なことはわからへんな。性生活に満足してへんってことやけど、それがオーガズムに達しにくいってことなんか、セックスの回数が少ないってことなんか、それともセックスしたくなくなったってことなんか…
おそらく、彼女が暴露されとるなら、彼も暴露されとる可能性が高いやろな。彼女専用の製品からの暴露やったらまた話は違うけど、そんなことはあんまりないやろ。
何が起こっとるかというと、テストステロンは男性にも女性にも必要で、男女両方のリビドー(性欲)に密接に関わっとるんや。
だから、性行為の減少とか、日本の女性が自分自身と結婚したいって言い出したこととか…そんなん聞いたことあるか? めっちゃクレイジーやで。
驚かへんわ。これはテストステロンの低下と関係があると思うわ。テストステロンを下げるものはいろいろあるし、ちなみにわいらのグループは今、精子数を調査したのと同じように、時間の経過とともにテストステロンがどう変化してるか調査しとるんや。
データを見ると、かなり有意に下がっとるみたいやな。まだ初期の段階やから、一面記事にするようなもんやないけど、これまでの研究を見る限り、本当に下がっとるみたいやわ。
あんたはええ科学者らしく慎重に言うとるけど、YouTubeの世界では、もうそれは当たり前のことになっとるで。精子数とかテストステロンレベルが激減したって。正確な数字は覚えてへんけど、30%か50%くらい下がったって言われとるな。
1940年代くらいから測定し始めたから、かなり長期のデータがあるんや。それを見ると、まあ、男性化の不足を表してるってことやな。
面白いのは、テストステロンレベルは上げられるってことや。外部からテストステロンを投与することで上げられる。でも、さっき言うたように、それで精子数は減るんやけどな。
ここでちょっと言っておきたいんやけど、わいはもう言うたと思うけど、わいと嫁は子どもを持たんって決めたんや。子どもを持てるかどうかはわからへんけど、欲しくないんや。
だから、精子数のことなんて考えたこともなかったんや。社会全体のレベルでは100%気にしとるけど、個人のレベルでは、子どもがおろうがおらんかろうが素晴らしい人生を送れるってことを証明できるで。
個人レベルでは、人々が人生を楽しんで愛することを心配しとるんや。テストステロンの低下のほうが心配やな。結婚しとる人のリビドーが下がったら、結婚が終わる可能性が激増するからや。
これはわいの個人的な意見で、統計を出してるわけやないけど、カップルにとって最も恐ろしいことの一つやと思うわ。だって、ルームメイトみたいになってまうからな。全然違うもんになってまうんや。
だから、男性も女性もテストステロンレベルが下がるのは、子どもが欲しくなくても、めっちゃ問題やと思うわ。絶対に対処せなあかん問題やと思う。
でも、テストステロン補充療法(TRT)で対処できるんやないかな。実際、わいも考え始めとるところやわ。
まだやってへんけど…わいは今、この収録をしとる時点で47歳になろうとしとるんやけど、まだTRTはやってへん。でも、よく人に「月曜から金曜まで、起きとる間は仕事か運動しかしてへん」って言うんや。
そう言うとき、いつも頭の中で小さな声が「20代や30代の頃はそうやなかったな」って言うんや。だって、27歳くらいの時に、週末しかセックスせえへんなんてありえへんかったからな。絶対にありえへん。
その頃から野心はあったけど、セックスを諦めてまでほしいものなんて何もなかったんや。
今は週末だけっていうリズムが、わいにはぴったりなんや。全然気にせえへんし、残念とも思わへん。全然ええんや。
医者に聞かれたのを覚えとるわ。コロナの直前やったかな…「リビドーはどうや?」って聞かれて、わいは「ええで、普通や」って答えたんや。
でも今考えると…25歳の頃と比べたら、かなり下がっとるなって。TRTを試してみるべきかな?
もちろん、筋肉もつきやすくなるし…あと、わいは不安症で苦しんどるんやけど、食事を変えることで大きく改善したんや。人生が変わるくらいの変化やったわ。
いつも言うとるんやけど、これは単なる推測やけど、不安が70%くらい改善したと思うわ。
どんな風に食事を変えたんや?
ダイエットモンスターを飲んどったんやけど…言うのが申し訳ないんやけど、ダイエットモンスターさん、大好きやで。めっちゃ美味しいんやけど、残念ながらわいに不安を引き起こすんや。
長いこと原因がわからへんかってん。やっと気づいたんは、食事や生活習慣をいろいろ変えた後やってん。砂糖のせいかな? いやいや、ダイエットモンスターには砂糖入ってへんからな。
どの成分が原因なんかわからへんわ。だってダイエットコーラでは同じことが起こらへんからな。でも、ダイエットモンスターを飲むと起こるんや。
残念なことに、ダイエットモンスターを飲んどる瞬間は、まさにわいが感じたい感じなんや。目が覚めて、元気になって、美味しいし、飲むのが大好きなんや。
でも次の日に不安を感じるんや。ええ薬みたいなもんやな。大好きやけど、残念ながら完全に食事から除かなあかんかってん。
背景にある不安が、コントロールできるレベルから「あかん、これは本当に問題や」ってレベルになったのが、全般性の不安障害になった時やってん。何も起こってへんのに、ただ座っとるだけで不安になるんや。「なんで不安なんやろ」って感じやな。
そこで気づいたんが、最初のステップは妻に打ち明けることやってん。わいには不安があるって知ったら、妻はもう性的魅力を感じへんようになるんやないかって思ってたんやけど…結局そんなことはなかったけどな。聞いとる人のために言うとくけど。
それについて話せるようになってから、何が原因なんか突き止め始められたんや。簡単やった。大きなスピーチをする直前とかやったら、今でもまだ不安になるかもしれへん。でも、それは理解できるやろ。
でも、家族と一緒にリビングにおって、話ができへんくらい不安になるんは…ここで問題やと気づいたんや。4、5人くらいの、世界で一番近い人たちと一緒におるのに、話ができへんのやで。
そやから、いろんな生活習慣の変更をしたんや。瞑想にも本気で取り組んだ。かなりよくなってきたんやけど、まだ全般性の不安は残っとってん。
普段右折するところを左折するだけで不安になったりしてな。「一体何が起こっとるんや」って感じやった。
そこで、「食事に問題があるんやないか」って考え始めたんや。もし誰かがわいに「問題がある」って言うてきたら、わいやったらどんなアドバイスをするやろうって考えてん。
「たくさん食べとるものを全部やめてみ。絶対にそこに原因があるはずや」ってアドバイスするやろうな。
そやから、「じゃあ、わい自身はなにをたくさん食べとるんやろ」って考えてん。「卵かもしれん、牛肉かもしれん、ダイエットモンスターかもしれん」って。
ダイエットモンスターが一番怪しいと思ってん。人工甘味料が問題を引き起こす可能性があるって聞いたことがあったからな。
だから、まずはダイエットモンスターをやめてみることにしたんや。やめてみても、特に変化に気づかへんかってん。一日やめて、変化がないからまた飲んでみる…っていう感じやってん。
問題は、体から完全に抜けきってへんかったんや。やっと、「よし、3週間くらい完全に断ってみよう」って決めたんや。そしたら、劇的に改善したんや。
それから一回飲んでみたけど、何も変化がなかったから、「やっぱりダイエットモンスターは原因やなかったんかな」って思うてん。
「一体何が原因なんやろ」って悩んどったんやけど、やっと気づいたんや。飲んだ時には影響がないけど、次の日に影響が出るんやって。
これを全部話したのは、テストステロンの文脈やねんけど、聞いた話によると、テストステロンも不安に影響するらしいんや。だから、TRTをすれば、まだ残っとる不安をもっと減らせるんやないかって興味があるんや。
TRTについては全然詳しくないし、臨床医でもないから…はっきりさせとかなあかんな。わいは疫学者やからな。
泌尿器科医に相談するのがええと思うわ。テストステロンのことで泌尿器科医?って思うかもしれんけど、そうなんや。泌尿器科医が内分泌専門医に紹介してくれるかもしれんし。
まずは泌尿器科医に相談して、向こうの意見を聞いてみるのがええと思うわ。わいにはわからへんし、推奨もできへんわ。わいの専門分野やないからな。
でも、TRTを成功的に、幸せに使ってる人のことは知っとるで。でも、わいが推奨することはできへんし、詳しくないんや。
でも、あんたはテストステロンのことを研究しとるんやろ?それは面白いな。なんでテストステロンに注目したんや?
リビドーと明らかに関係があるし、生殖機能とも関係があるはずやからな。生殖機能のもう一つの指標みたいなもんやと思うんや。
それに、わいが気にしとる化学物質とも明らかに関係があるんや。わいが興味ある結果と、わいが気にしとる暴露の間に、まさにテストステロンがあるんや。多分、パズル全体の鍵になるんやないかな。
そうやな。男性の男性化不足の話に戻ると、それが社会に与える影響について、わいはめっちゃ気になっとるんや。
あんたの本を読んで、フタル酸エステルのことを知る前は、「マイクロプラスチックがどこかで関係しとるはずや」っていう適当な発言以外は、TRTで問題が解決できると思っとったんや。
妊娠中のフタル酸エステル暴露が不妊に与える影響の大きさに気づいてへんかってん。これはあんたの言うとることやけど、はっきりさせとかなあかんな。
大人への影響はまだわかってへんけど、わいらは化学物質を処理する工場以外の何物でもないって考えると、何らかの影響があるはずやと思うんや。
それでまたテストステロンの話に戻るんやけど、最初にこの話をした時、あんたは「わいらは化学物質を処理する工場以上のものやと思う」って言うたよな。それってどういう意味なんやろ?
いや、「わいらがそれだけやとは確信できへん」って言うただけやで。
なるほどな。それは全然違う意味やな。
魂の存在を主張しとるんか?それとも全然違う話なんか?
いや、全然違うわ。[笑]
人間の生活にはいろんな側面があるやん。美学とか倫理とか…ラットにも同じ質問をしたら、ラットにとっても人間にとっても「化学物質を処理する工場」っていう意味は同じなんやろうか?
例えば、わいらの意識はどうなるんやろ?ちなみに、これはわいの夫の研究分野なんやけどな。
脳の中を開けたら、化学物質でできた構造があるのは間違いないと思うわ。それがわいらの正体やと思うんや。
でも、「処理」っていう言葉が複雑やな。
そうやな。それが重要な言葉やと思うわ。その処理で何が起こっとるんやろ?人間には質的に違うものがあるんやろうか?
もっと広く考えてみよう。鏡テストって知っとる?
ヴィラヤヌル・ラマチャンドランのミラーボックスのことか?
いや、それやないな。
あ、動物が自分自身を認識できるかどうかのテストのことか。
そうそう、その通りや。ごく一部の種しかできへんのよな。
人間、イルカ、一部のサル…
それにカラスもな。
人間、すごいな。これを知っとるなんて。
わいの夫のスティーブンに聞いたらもっと詳しく教えてくれると思うわ。
でも、これが鏡テストに合格する種と、そうでない種を分けるんや。例えば、ロボットとかな。
だからわいが言うとるのは、カラスやイルカ、人間の脳や生理機能に含まれる化学物質は、たぶん似たようなもんやと思うんや。でも、鏡テストに合格せえへんニワトリの化学物質とも似とるんやないかな。
わからんわ。
そうやな。もっと完全な言い方をすると、脳の構造が重要やってことは認めるわ。
もし脳の構造を外傷で変えさせてもらったら、あんたは根本的に変わってしまうやろ。神経化学を変えさせてもらったら、あんたのあらゆる感情をコントロールできるようになるかもしれん。
神経化学をコントロールさせてもらえば、わいはあんたの感情を全部コントロールできるんや。
「わいらは単なる化学物質を処理する工場や」っていうのは、刺激的やけど不完全な言い方やってことは認めるわ。考えてみたら、そう思うわ。
でも、わいらは構造と化学物質以外の何物でもないと思うわ。他に何かあるとは思えへんわ。
いつも人々に理解してもらいたいのは、わいらが生物学的な経験をしとるってことなんや。これが、今の話をもっと包括的に言う方法やと思うわ。
神が創造したにしても、なんらかの理由で生物学を通してこの人生を経験するように決めたんやと思うんや。生物学を理解すれば、自分自身のことをもっとよく理解できるようになると思うんや。
これが、あんたの本が今の社会で起こっとることについて話し合うのに適切な出発点やと思う理由なんや。
人々は「交尾の危機」について話したがるかもしれんけど、実際には、因果関係からすでに一歩離れとるんや。少なくとも部分的には、あんたが摂取しとる化学物質の影響を受けとるんや。
おそらく、世代によって社会の揺れ動きもあるやろうし、他の要因もあるやろうな。でも、本当に…もしわいに一つのマスターコントロールスイッチを与えて、「化学をコントロールするか、文化をコントロールするか」って選べって言われたら、絶対に化学を選ぶわ。
そうやな。遺伝子の変異も含めなあかんな。
それは考えてへんかったわ。化学をコントロールするか、遺伝子をコントロールするか…
そうや、遺伝子が化学物質をうまく処理するかどうかを決めるんやからな。
本当に多因子の問題なんやな。
その通りや。
わいらが生物学的な生き物やってことと、社会で起こっとることを考えると…性別違和についてはどう思う?
難しい話題やけど、あんたも考えたことあるやろ?他の人とも話したことあるやろ?この繊細な話題にどうアプローチするんや?
まず最初に人々が聞いてくるのは、「性別違和の増加についてどう思う?」っていう質問なんや。
ええ質問の仕方やな。
わいはそれに対して「増加したかどうかわからへん」って答えるんや。なぜかっていうと、過去の記録がないからや。
昔から「第三の性」みたいなものがあった文化があることは知っとるやろ?聞いたことある?
あるで。ポリネシアの文化とか…
そうや、ネイティブアメリカンの文化にもあったな。
わいはこう聞くわ。わいらのどちらも、人々が隠してたり過小報告してたりしたかどうかは絶対にわからへんけど…最近めっちゃ急に増えたように見えるよな。社会的な受容だけでは説明できへんくらいに。
統計は持ってへんけど…前に話したみたいに、全てのことには予測がつくもんや。もし人々が隠してただけで、今やっと表に出せるようになったんやったら、同性愛者の人数が増えるのと同じような傾向が見られるはずやと思うんや。
同性愛が受け入れられるようになった時と比べて、今、トランスジェンダーや性別違和が受け入れられるようになってきた時、似たような軌跡を描いとるんやろうか?
答えはわからへんけど、わいの直感では…同性愛がめっちゃネガティブな社会的影響を受けとった時代を経験して、それが徐々になくなっていくのを見てきたわけやけど…人々がカミングアウトしていくのを見てきて…今の状況はなんか質的に違う感じがするんや。
もしかしたら、今はインターネットがあるから、こういうことがもっと可能になったのかもしれへんな。また、わいにはわからへんし、答えられへんけど…誰かがこの統計を持っとると思うわ。
ほな、その部分は置いといて、次のステップは何やろ?あんたの研究は、「食べ物や水や空気に内分泌かく乱物質を勝手に入れるべきやない」っていう価値判断をしとると思うんや。
もし、ある人が考えるように、これがジェンダースペクトラムの変化と関係があるんやとしたら…ジェンダーがスペクトラムやってことを受け入れるとして…わいはいつも、わい自身は典型的な男性の範囲内やけど、低めのほうにおるって言うとるんや。
わいは言語能力が高くて、感情に触れたり、感情を伝えたりするのがめっちゃ簡単なんや。わいの妻も似たようなもんで、典型的な女性の範囲内やけど、より男性的な側におるんや。
だからわいは、これがスペクトラムやってことは完全に納得できるし、遺伝的な性別と完全に切り離されてへんってことも納得できるんや。
ここでわいらが意見が分かれるかもしれんけど…この二つはめっちゃ相関しとると思うんや。完全に無関係やって言う人がおるけど、それはおかしいと思うわ。この問題を考える上で、生産的な方法やとは思えへんわ。
性別と遺伝的性別の違いについて、言葉で説明する必要はないと思うわ。
あんたも気づいたと思うけど、わいはいつも「遺伝的オス」「遺伝的メス」っていう言葉を使うようにしとるんや。これはY染色体があるかないかってことやな。
遺伝的性別と区別しとるんか?遺伝的オスっていうのは、生物学的な性別がオスってことと同じなんか?
わいにとってはそうやな。でも、性別とジェンダーの関係についての議論には入りたくないんや。それはわいの研究分野やないからな。
使い方の問題やと思うわ。三つのカテゴリーで話そう。
わいが興味があるのは、わいが研究しとる化学物質やからな。これらの化学物質が、性的発達のいろんな側面に何か役割を果たしとるんかどうかってことや。もしスペクトラムで考えるなら、生物学的性別からジェンダーまでのスペクトラムやな。
まず一つ目は、昔は「性分化障害」(DSD)って呼ばれとったもんや。これは例えば、一人の個体に卵巣と精巣の両方があるような状態のことや。聞いたことあるやろ?
インターセックスのことか?
そうそう、そうや。
これは化学物質が原因で起こることがあるんや。バークレーにタイロン・ヘイズっていう研究者がおって、野生のカエルで、アトラジンや他の農薬に暴露されると、卵巣と精巣の両方を持つようになるのを見つけたんや。
研究室に持ち帰って、同じことを再現できたんや。で、次のステップは…そうそう、カエルを同性愛にもできるんやって話をしようと思っとったんや。
めっちゃ面白いな。同じ人か?
そうや、同じ人や。
ほな、化学物質が原因でインターセックス(DSD)が起こるかどうかって質問に対しては…
そうや、間違いなく起こるんや。カエルではな。
カエルだけってことを強調しておかなあかんな。
そうやな、ありがとう。
次のレベルというか、別のレベルに行くと、同性愛があるんや。これは何かというと、自分と同じ遺伝的性別の相手とセックスしたいって欲求のことやな。異性愛は逆やな。これでええか?
そうやな、それでええわ。
ほな、化学物質が同性愛を引き起こすことがあるんかって質問やけど、タイロン・ヘイズが示したように、そうなんや。
オスのカエルが他のオスとメイトしたがるようになったんや。すごい写真があるで、見たことある?
いや、見たことないわ。でも、驚かへんな。わいの立場からすると、構造か化学物質しかないと思うからな。
ほんで、三つ目が一番難しいんや。性別違和っていうのは、自分をどう見るかって問題やと思うんや。自分が間違った体に生まれたって感じることやな。
動物にこの質問はできへんわな。だから、「はい、化学物質が原因で起こります」って言えるような実験の方法がないんや。
この質問をタイロンにしたら、こう言うてくれたんや。オスとオスでセックスしたがるカエルの中で、いつも下になりたがるやつと、いつも上になりたがるやつがおるって。
面白いな。彼らが何を考えとるか、何を好むか、何を望んでるかについて、これが唯一のヒントやって。
それ以上のことは言えへんわ。わかってることはそれだけやからな。でも、タイロンともっと話したほうがええと思うで。この分野では誰よりも詳しいからな。
彼は今の社会的な論争を意識して、その視点からカエルを見とるんかな?
そうは思わへんな。学会でこの話をしたら、ちょっと立ち止まって「実際、こういう行動を見たことがあるな」って気づいたんや。
オスの生殖器を持っとるのに、いつもメスの役割を選んでて、それを望んでるように見えるカエルがおるんや。でも、それが本当に性別違和なのかどうかは、どうやって知ることができるんやろな。
そこが問題なんや。動物実験では、これ以上のことはわからへんのや。
じゃあ、「化学物質がジェンダーの選択に関わっとるんか」って質問に対しては、わからへんし、答える方法もわからへんってことやな。
科学者として、この質問をどう形作ればええのか、仮説をどう立てればええのか、それを確かめる実験をどう設計すればええのかがわからへんのや。
リアルタイムでやってみようか。あんたが最初の研究をした時のアプローチが、この問題に取り組むのにええ方法に思えるんやけど。
フタル酸エステルのレベルを測って、特に妊婦の尿を集めて、それから…あんたらが考え出した測定方法は会陰長やったな。そこに何か関係があるかどうか見るんや。
ほんなら、この場合に見るべきものは何やろ。あんたの化学物質に関する仮説が正しいとしたら…他に何を探せばええんやろ。
妊婦の体内にある化学物質の組み合わせで、何か予測できるものはないやろうか。あるいは、思春期の化学物質で予測できるものはないやろうか。
ここで、どっちがどうって決めつけたらあかんと思うわ。性別違和を感じる人の中には、めっちゃ若い時から感じる人もおれば、典型的には思春期に急に始まる人もおるからな。
女性に偏る傾向があって、自閉症とも関係があるみたいなんや。もっとええ言い方があるかもしれんけど…急性発症型性別違和を示す人の中に、自閉症の人が不釣り合いに多いんや。
これらの糸口から仮説を立てていく必要があるな。これは化学物質が原因なんか、それとも社会的な要因なんか。
化学物質が原因やって仮説を立てるなら、今話したようなアプローチになるやろうな。社会的な仮説を立てるなら、例えば「一日9時間以上Tumblrを使う人は…」みたいな。これは適当な例やけどな。そういうデータを集めて、相関関係を見るんや。
相関関係が見つかったら、それは火事の煙みたいなもんやと考えられる。そこから、もっと巧妙な実験や仮説を考えていくんや。
これ、十分可能そうに思えるんやけど、唯一残念なのは、この話題があまりにデリケートで、多くの人が話すのを避けるってことや。すごく批判的に見る人もおるしな。
わいには全然批判的な気持ちはないんや。わいの親友の一人はトランスジェンダーやし、わいはいつも「愛するものを憎むことはできへん」って言うとるからな。
わいにとっては、ただ純粋に興味があるだけなんや。こういうことがどうやって起こるんやろうって。知識は常に役立つもんやと思うわ。
でも、話し合うことができへんかったら、これらのことを理解することもできへんやろ。
あんたが提案しとることは、十分な意志と資金があれば可能やと思うわ。
わいには妊娠中のコホート研究がいくつかあって、尿のサンプルもあるんや。もう使い切ってしまったけどな。でも、他にもこういう研究は世界中にあるんや。
デンマークの出生コホートとか、スウェーデンのセルマ研究とかな。アメリカでは「エコー」っていうのがあって、これは多くのコホートを合わせた合成コホートなんや。
これをやろうと思えば、たくさんの参加者から尿のサンプルを集めることができると思うわ。この場合、珍しい現象やから、大規模なサンプルが必要になるんやけどな。
参加者に尿を提供してもらって、その子どもたちに大きくなってから検査を受けてもらう必要があるんや。性別違和を測定するためのええ尺度がいくつかあるからな。
それで、その質問への回答が、母親の尿に含まれるものによって違うかどうかを調べることは不可能やないんや。
でも、この質問自体をしたくない人もたくさんおるんや。だって、これが悪いことみたいに聞こえるからな。
性別違和を感じて、移行することを選んだ人の多く、おそらくほとんどの人が、自分を解放してるって感じとるんや。これはええことかもしれへん。本当に自分を解放してるのかもしれへん。
でも、わいが思うのは、何かを理解することで…わいは正直、無知なほうがええってことを思いつかへんわ。
例えば、わい自身がなぜこうなのかを理解したからって、別に悪くなるわけやないやろ。
全てのことには原因があるはずやと思うんや。その原因を知ることが…
どうしてそれが悪いことになるんやろ。
ちなみに、まだ話してへんかったけど、フタル酸エステルは言語学習や遊びにも関係があるんや。
遊びっていうのはめっちゃ複雑な問題で、多くの人が「遊びは全部社会的なもんや」って言うんやけど、どう遊ぶかは確かに大部分が社会的なもんやけど…
「就学前活動目録」っていう標準的な尺度があって、これは20年か30年くらい前からあって、世界中で使われとるんや。
これは24の質問からなっとって、「あなたの子どもはどれくらいの頻度で人形で遊びますか」「どれくらいの頻度で着せ替えをしますか」「どれくらいの頻度で車のおもちゃで遊びますか」「どれくらいの頻度で銃で遊びますか」みたいな質問やねん。
結果を言う前に、サルのおもちゃの選び方も観察しとるんや。社会化されてへんサルやで。
オスのサルは車を選ぶ傾向があって、メスのサルは人形を選ぶ傾向があるんや。
進化の観点から見ると、わいには納得できるわ。
わいはコミックブック好きやねんけど、人間とロボットが描かれた絵を見たら、必ずロボットに目がいってまうんや。なんでかわからへんけど、めっちゃ惹かれるんや。
面白いな。誰がロボットに目がいくんや?
わいの目やで。わいはいつもロボットに夢中になってまうんや。
人は互いにひどいことをすることがあるから、人が防御的になるのはわかるわ。誰かがただ意地悪なだけやったら、そら防御的になるし、押し返したくなるやろ。
でも、もっとオープンマインドになってほしいわ。あんたの本は間違いなくわいの目を見開かせてくれたで。
人々はどこであんたのことや本のことを知ることができるんや? どこに行ったらええんやろ?
もちろん、「カウントダウン」を読んでほしいわ。アマゾンで買えるで。
それから、これらの化学物質や科学的な文献についてもっと知りたいんやったら、「Environmental Health News」っていうのがあるんや。毎日更新されとるし、登録もできるで。
わいに連絡したいんやったら、shotus1.comで連絡してな。
ありがとう。番組に出てくれてほんまありがとうな。
みんな、まだやったら登録しておくんやで。次回までに、伝説になってな。気をつけて。
ほな、ここをクリックして、なんで今の世代の男性が苦しんでて、迷子になってるんか学んでみよか。
正直に言うて、今の男性を見たら、50%の確率で去年セックスしてへんやろって思うわ。めっちゃおかしな話やで。
わいらが望むのは、女性が根本的に惹かれる相手と付き合えることや。どっちかの性別が負けたら、両方の集団が負けることになるんや。

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